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少年時代

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今思うと、自然豊かな 富山県魚津市でそだったこと そして、兄貴がいたことは かなり今の自分の形成に大きくかかわっている。 そんな昔々の話
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チェーンリング遊びに見る町のもんの工夫

チェーンリング遊びに見る町のもんの工夫

昭和の三大賭け遊び
と言えば

・ベーゴマ
・メンコ
・ビー玉

である。

先日、久しぶりにザビエルこと
高橋さんと一緒にベーゴマをまわした。
そこで、
幼い頃の話を聞いていたところ興味深いことがゴロゴロ出てくるから
ここに記録しておく

髙橋さんは
品川区大井で生まれ育った。
昭和20年代の生まれで
ベーゴマをお兄さんと一緒にやって少年時代を過ごした

その当時駄菓子屋で売られていたペチャは「

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小学生男子に残念なお知らせ

小学生男子に残念なお知らせ

小学生男子諸君よ
今日は君たちに残念なおしらせがある

残念だが
「雨に濡れてる俺ってかっこいい」

ってことはない。

しかも
すばやく
「シュッ!シュッ!」
と動いても

雨は

よけれない

…よけれないんだよ

冷静に一度まをりをみるのだ
気づいてないかもしれんが
賛同して同じ動きをするのは
みんな小学生男子だ
女子は降りしきる雨の如く
冷たい視線を君たちに送っている。

そこ!

かねち

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和製ハロウィンの話

和製ハロウィンの話

子どもに優しい世界
「和製ハロウィンの話」
今日、札幌の児童会館から広報誌が届いた。
デザインと共に、文化の違いを著しく感じれる北の便りをさりげなく楽しみにしている。

そのなかに、不思議なイラストをみた。

ローソクだせー…
まさか
これは…

でた、第3の和製ハロウィンである

子どもが公然とお菓子をもらえる日
日本にも和製ハロウィンと呼べる文化が存在する。私が知っている和製ハロウィンを紹介し

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あぁ、あの夏の地蜘蛛とり

あぁ、あの夏の地蜘蛛とり


生き物天国
ちいさいころ富山の実家では
毎年夏は蝉取り
早月の河川敷でクワガタ捕まえて
近所の川で鯉やドンコつかまえる
角川の河口でハゼやコチをつり、モッカン(モクズガニ)をつかまえる。
補助港ではキスやアイナメ、ウミタナゴ、メジナ、カレイ、アジなぞをつりまくった。

山も川も海も色んないきものとの触れ合いが今の私をつくったんやな。
ウンウン


忘れたらあかんのが
『地蜘蛛』だ

家のそばに

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どんぱっぱ?グリンピース?戦争?(じゃんけん遊び)

どんぱっぱ?グリンピース?戦争?(じゃんけん遊び)

だいぶ前に西宮のアクタに
たまたま行って
1冊の本を手に取った。

加古里子先生の
「日本伝承のあそび読本」である
昭和41年発行

加古里子先生は
「からすのパンやさん」や
「だるまちゃんとてんぐちゃん」などの
名作で知られるが
様々な研究家としてもしられる。

出身が越前国高村
現在の越前市
武生インターの北西付近である

わたしは
おなじ武生の仁愛大の非常勤であったため
勝手に親近感がある

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ビックリマン世代

ビックリマン世代

なぜあの頃
あんなにもシールがはやったのか

上中島小学校の
前には
通称『むらのみせや』があって、
要は、何でも屋さんであった。
お菓子も文房具も
駄菓子なんかもあって、
粉だけのジュースとか
炭酸がなんもない、チューペットのバケモンみたいな
コーラやサイダーも買える。
田植えの時の休憩のときのアイスも
困った時のあれも
たいがい○○ある?
と聞くと
店の奥底からでてきたりする。

おばちゃんの

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「を」の話

「を」の話

これ、なんですか?
富山から関西にでてきて、戸惑った
富山はなぜかこれを、『ちいさい「を」』
と呼ぶのだ。

かみさんがはじめて聴いた時、
どこがちいさいねん!?
っていうてた。
改めてみると
何が小さいのかわからない。

調べると、
いろんな地方名がある。

みんなはなんて呼ぶのだろう。
とおもってしらべたり
SNSできいてみた。

都道府県ごとの「を」の呼び方いまのとこ
北海道…くっつきの「を

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ミニ四駆の話

ミニ四駆の話

私は〇〇世代

これだけ
ベーゴマについて
あつく調べているが

私は現役世代ではなく、
地元ではベーゴマはみたことさえなかった。

では、
わたしは何世代なのか
ドラゴンボール、スラムダンク世代
ファミコン、スーファミ世代、
ビックリマン世代

そして
私は「ミニ四駆世代」である

「〇〇ドラゴン」と「ダッシュ〇号」

少し上の世代は
ラジコン世代であった。
しかし、それは高価で機構もかなり難し

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ジャンケン以外の決め方③

ジャンケン以外の決め方③

なんだか
余談が過ぎたw

つまりは
ジャンケン以外の決め方っていろいろあるやん
ってことが言いたいがために書いてる記事である。

①ジャンケンの種類②草花相撲をとりあげたので
そのほかを羅列してみる

『今日はこんなんできめてみいひんか?』
とつかっていただけたら本望である。

③「コイントス」[二人でどちらが奢るか的な]
もちもの・小銭
アメリカはこれなんかな?
コインの裏か表かを選んで、

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ジャンケン以外の決め方②

ジャンケン以外の決め方②

前回に決めるといえばということで
『ジャンケン』を取り上げた

個人的には
こども達がいきなり
じゃあ今日は『狐拳』で勝負な!
とか
今日は『虫拳』で!
ってなったらだいぶファンキーな児童館だと思う。

〇〇拳の便利さは
なんといっても、なんも使わないことだ。

しかしながら
むかしから子ども達はさまざまな方法で
いろんな順番やチーム分けをおこなった。

②草相撲
屋外での遊びの中で使われたのが草

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ごまめ・みそっかす文化

ごまめ・みそっかす文化

ごまめ・みそっかす文化

幼い頃、瓦屋さんのくみちゃんちの
資材置き場が地域の遊び場だった。
弟の私は
なんとかにいちゃん達と遊びたい。
いつも缶けりについていった。
けど、走るのも遅くて、不器用な私は、
参加させてもにいちゃん達は面白くなかったんだろう。いつも鬼になって「やるぞー!」と元気いっぱい他の子を探す私をよそに、兄貴達は私を置いて家に帰りよる。


数時間後、私は誰もいないことに気づき

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ジャンプ弾

ジャンプ弾

半年前ベーゴマのおまけとしてついてきた戦前の投下弾
紙巻きの火薬や癇癪玉などを
おもりに挟んで投げて破裂させる玩具だ
かつて、
子どもたちにとって
火薬は身近なおもちゃだった
癇癪玉(クラッカー)に爆竹もよく水爆させてた。ロケット花火は箱買いするものである。

投下弾は私が小さい頃は
ガチャガチャにあった手榴弾型か  
区民運動会の怪しい武器屋が販売してたロケットの形みたいな…やつだった気がする…

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組運動会の武器商人

組運動会の武器商人

小学校の時、組運動会という
地域の運動会があって、
小さな村だから
小学生からじいさんばあさんまで
みんなで集まった。
お昼の婆ちゃんの弁当も楽しみなんだが
それよりも…
毎年この時だけくる
校門のとこに来る
あやしげなテキ屋が嬉しかった。

汚ねぇ店に怪しげな商品が並ぶ

小さな緑の円盤を装填したら飛んでいく。ユーホー玉のピストル

ほかにも
・銀玉鉄砲
・カネキャップ
カネキャップというリング

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『花札』考

『花札』考

私が幼い頃に
初めて教えて貰ったアナログゲーム
若干3歳で祖父母に教えられた。
『花札』である

トランプじゃなかった
UNOでもなく
『花札』である

賭け事イメージが強く
麻雀とともにイメージが悪いが
実に戦略的かつ雅な遊びである

今思うと私が知っていたのは
『はなあわせ』というルール
今回は改めて『こいこい』をやってみた
今回は娘と共に!

花札は1月から12月に
花鳥風月があしらわれてお

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