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「もし、愛が目に見えるものだとしたら」 HGYM大感謝祭2019〜HGYMはじめてのワンマン!〜 町田まほろ座感想。

トキです。

 

繁忙期終わりの冬から春へ移り変わろうって時期。
繁忙期終わりの特権、定時退社を決め込み町田へ向かう電車に飛び乗った。

カトウタロウ氏のファンになってから、ナカザタロウで熊谷に行ったり、HGYMでこうして町田へ向かったりとアフター5の大移動が時折あって。
遠いは遠いんだけど、この長い電車移動のわくわく、ソワソワしたくすぐったさも含めてライブの楽しみになってしまっている。

そんなわけで暫く電車に揺られながら会場へ。
この日は嫁さんも一緒。会場前で待ち合わせて入る。今日もかわいいね。

感想を綴ろうとしていますが、どちらかというと完全に随想です。

 

 

HGYMって?

2016年12月8日に虚血性心疾患で急逝した音楽家・橋口靖正。彼は稀有な音楽的才能と愛すべき人柄で多くのアーティストに慕われてきた。
そんな橋口が生前に残した素晴らしい楽曲をよりたくさんの人たちに届け、広めることを目的とするバンド、それが「HGYM」。
これまで追悼イベントを開催してきた”HGYMモテ計画”のメンバーが中心となり、バンド形態にしてよりフットワーク軽い活動をしたい!という願いから2018年3月14日に結成された。
言い出しっぺは上の4人[中澤寛規(GOING UNDER GROUND)、磯貝サイモン、岡田梨沙(ex. D.W.ニコルズ)、はまちゅんこと濱口尚]であるが、橋口の音楽を愛するミュージシャンが続々と集まっており、メンバーは増える一方!
(公式サイトより引用)

http://hgym.jp/

 

この日のメンバーは下記

岡田梨沙(Dr&Cho / ex.D.W.ニコルズ)
ワタナベタカシ(Dr&Cho / meiyo,侍文化)
出口博之(Ba)
桃野陽介(Vo)
磯貝サイモン(Key&Vo)
中澤寛規(Gu&Vo / GOING UNDER GROUND)
カトウタロウ(Gu&Vo)
近藤美里(Cho)
はまちゅん(Hc)

ワタナベタカシことmeiyoくんはnoteもやってます!
noterさん良かったらぜひ!

 

前置きはこんな感じで。

会場のまほろ座、食事を楽しみながらライブを観られるスタイルでとってもおしゃれ!
フードメニューもドリンクメニューもとってもよきでした!

開場時間が早かったのはこのためか!
待ち時間も美味しく楽しめました。

 

いよいよライブ。

毎度お馴染みの出囃子&アナウンスでメンバーが登場。
一局目はシンクロナイズドテレパシー。

早速で申し訳ないけど、語彙力が吹き飛ぶ。
最高。

HGYMでモノブライトの桃野さん&出口さん…あーもう、ほんと大好きでした。monobrightのももとでーさん!!!
唐突に取り乱してごめんなさい。
高校〜大学時代の生きにくかった頃、支えてくれた音楽の中にmonobrightがあったんです。それも結構な存在感で!!
これ毎度毎度思うんですがまた二人がバンドで演ってるところを観られるのが、ありがたい…!!!
でーさんも終盤で言ってたけど、橋口さんと二人の縁があった事がね、本当に嬉しくって。橋口さんのおかげでまたこうしてバンドのフロントにいるももが見れてめちゃくちゃ嬉しいです。でーさんも相変わらずずっときれいです。

そんな気持ちと、ドラムのりっちゃんがさーーーー!!!
叩いてる時めっちゃ笑顔でね!!!!!それがね!!!!本当に!!!!本当に可愛い!!!!それに!!!楽しそうで!大好きなんだよ!!!!!!
そんな!!!!風に!!!!!僕も!!!!!タップダンスを!!!!!演りたい!!!!!(爆裂憧れ〜リズムタップは打楽器〜)

 

 

歌える人が多いのも良いところのひとつなHGYM。
もも(愛を込めてこれで呼ばせてください)や磯貝サイモンさん、GUG中澤さん以外にも、カトウタロウさん、この日から正式メンバーになったmeiyoくんも今回メインボーカルとして歌ってくれました。

カトウタロウさんはHello!以前からあるとの「アイテラス」を、meiyoくんは「GiFTs」を。

タロウさんがセンターマイクの前に立った瞬間、心がざわっとした。
元来僕の心なんてつるっとした綺麗さなんかないんだけど、心のざらざらした部分が騒いで。
引力の強さとあーすごい気持ちの入り方なんだろうな。このステージに立ってるみんなそうなんだけど。愛情がむき出しな歌い方だった。
帰ってYouTubeで原曲を聴いたけど、これをタロウさんにリクエストしたりっちゃん天才ですか?組み合わせの掛け算が最高すぎました。

meiyoくんは打って変わって、肩の力が抜けた可愛らしさで。ゆったりとカラフルなたくさんのボールが跳ねて飛んでくような歌声で。
橋口さんを知ってはじめて観たMVがこの曲だったそうで。出会った瞬間のわくわく感みたいなものが零れてくるような一曲でした。
これも愛だなぁ。
曲中のクラップをずーっとはまちゅんが「次3回!次は4回!良くできました!」ってジェスチャーしてて可愛くてストラップにしたいと思いました。(褒めている)

なんなら近藤美里さん・meiyoくんの間で三人揃ってリズム取ってるのも可愛いしなんかもうステージ上がかわいいしかない瞬間とかあった。

中澤さんの「シャナナナ」も曲前の煽り含めファニー&So cuteで、サイモンさんの「ウォーリー」もはまちゅんの「もしもWikipedianにのれたなら」も何度聴いてもよき。よき。すき。
はまちゅんもサイモンさんも曲入りまでのくだり天丼しました笑

メンバーソロ曲、次はりっちゃんに「Your Father」歌ってほしい。
2018年12月のイベントの時に聴いて凄く良かったから。この日もちょっと、やるかなー?って思ってたくらいです。
たぶん聴いたら泣く。泣いてもいいから聴きたい。りっちゃんのセンターマイク見たい。

「-5」でスタートした後半戦。
ももがひょっこりというかすごい勢いで出はけ口から飛び出して来て笑った。
笑ったのに、めちゃくちゃ格好いいももが出ちゃっててエモさ半端なかった&聴きたい曲だったので嬉しみが半端ない。とにかく半端ない。構わんよ。
7/2のイベントでは青山月見ルの月を突き破って登場するそうです(好ご期待!)

「Kind of crossover」もあの頃好きだったもものかわいいところもカッコいいところも全部パワーアップしてそこに居てくれてた。指差したまらんです。最高か。最高だ。

昨年末に発売された「Noel」も、昨年7月に初めてHGYMを見たときに好きになったきっかけの「春色の君はかわいい」、「朝の光」。全部聴きたかったんだ。

「Noel」、生で聴けて嬉しかった。年中行事の中でクリスマスが一番好きなんですよ。幸せの象徴だと思ってるから。多幸感で溢れてしまえと思ってやまない、そんなイベント。そんなクリスマスソングでかなり上位に来る位好きになった曲。作り手の愛と幸せが詰まってる曲だから。

アンコールも盛り上がったなぁ…

フードもドリンクも良かった、と書いたけど。まほろ座のステージがサイズ感含めMVみたいな雰囲気があった。ライティングも色味がしっかり出ているのが印象的で。なんにでもこう言うのは語彙力の無さを露呈させることしかないのだけれど、可愛いなと思った。素敵な会場だったなぁ~

浸りまくってライブ翌日の昨日はずっとHGYMと橋口さんの楽曲に触れていた。聴きながら、繰り返し思い出して何度も楽しんでいました。実は3/14、僕と嫁さんにとっても記念日で。最初に付き合った日がこの日で、そういうところもご縁だなと。

愛。愛しかないライブだったなぁ。橋口さんへの愛もその人ごとのカラーだったりでたっぷりと。出し惜しみなんか微塵もなくて。心からの愛がのっかった音楽しかなかった。橋口さんの音楽たちも、こうして生前に知ることがなかった僕のような人間も好きになるきっかけをくれている。知って、聴いて好きになって。そういうのも愛の形で。「何かを伝えて、喜んで貰うってエンターテイメント」そう言われたことがあったんですが、心底そうだなと思う。愛を伝えて、それを受け取って嬉しくなった。エンターテイメント。

きっと、「愛」が目に見えるものだとしたら、この夜のライブは「愛」そのものだったろうと思う。

次は7/2。図らずも仕事のスケジュール的には行けそうなのでチケットをとる前から楽しみです。

 

取り留めなく書いてしまいました。
良ければ過去の感想も見てみてください。

 

 

 

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