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【与沢翼に学ぶ】欲望に負けずに、お金を守りお金を増やす方法。『お金の真理』

毎日更新322日目。Noteとブログで活動しているなおきです(@naoki_blogger)。

与沢翼を知っていますか? 現在はドバイに住みながら不動産・株式投資をしている日本人です。過去には派手な生活をテレビで放送し、お金を湯水のように使っていました。当然、日本の視聴者からも嫌われ「拝金主義者」だとか言われた方です。

しかも2014年に会社が経営破綻し、どん底へ。

その数年後、仮想通貨ブームで資産を一気に数十億円に増やして復活しました。現在は過去を反省して質素な生活をしているそうです。

今回はそんな与沢翼の『お金の真理』を読んだ感想を綴っていきます。

【無駄遣い】人間の欲望はブラックホール

彼いわく、人の欲望には限りがないみたいです。

彼自身、過去に毎日のようにキャバクラや高級ラウンジに通っていたそうです。そこで知ったのは、お金を1円でも舐めるとお金がどんどん離れていくということでした。

彼は『自分の行為や考えを正しいと信じて疑わない』ことを自己正当化バイアスと呼んでいます。一回でもお金を舐めて雑に扱うと、良くないらしいんです。どんどんお金の使い方が雑になって欲望の波に溺れていきます。

僕自身も読んでいて、自分の行動にドキッとしました。コンビニで必ず小銭は寄付するんです。が、それってお金の価値を分かってないということなんですよね。『小銭だし、邪魔だから寄付しよう』みたいな思考は、お金をあまり大切にできていません。

また彼は、世の中には派手な生活の需要があると述べています。だからこそ与沢さんはテレビ番組に出演するときは、今でも少し派手な演出をするそうです。

理由としては、注目を集められて、長期的に利益があるからだそうです。彼自身、YouTubeやTwitterなどで考えや生活を投稿しています。また、今のうちにSNSなどで自分の考えや活動を始めるべきとも言っています。

現代はSNS全盛期のため、必ず発信するメリットが出てくるそうです。

【やりすぎ厳禁】お金の節約は精神衛生を保てるレベルで実行すべき

本書は、お金の教育→お金を守る→お金を作る(貯める方法)→お金を増やす→お金の正しい使い方…と進んでいくのですが、「お金を守る」段階でこんなことを述べています。

過度の禁欲や節約は逆効果。どんな状態にあっても「精神状態を良質に保てる最低限度の支出に切り詰めていく」こと。

具体的には、食事と住居はある程度の基準を満たすべきだと言っています。衛生的な住居に快適なインターネット、健康的な食事には、投資をしていく必要があります。

なぜなら、精神的に健康でないとメンタルが不安定になり、思考も鈍ってしまうからです。行き過ぎた節約は、心を苦しめます。ストレスも溜まっていき、人との関係も悪くしていくそうです。

彼は最低限必要な支出をライフコストと呼んでいます。本当にやりすぎな節約は良くないそうです。純資産が数十億円ある与沢さんが言っているので、信憑性はあると思います。

僕もサブスクなどは解除しつつ、最低限必要な支出は維持していこうかなと感じました。

世の中の99%は無駄な情報

世の中のお金を浪費させようとする罠をハニートラップと言います。もともとはスパイ用語ですが、意味は少し違います。

ハニートラップ=影響力のある人物の商品やサービスの宣伝、企業のステルスマーケティング、テレビCMなど。ほとんど全てなんですよね。だからこそ本書の中でも99%の宣伝や情報はハニートラップだと書かれています。

一番怖いのは、スマホなどの分割払いです。分けてお金を払うと安く見えてしまうそうです。いま記事を呼んでいる方も、月々〇〇円〜という謳い文句には気をつけてください。あれもハニートラップみたいです。

商品やサービスだけでなく、有名企業や一流大学なども同じ”ブランド”があります。信用してしまうからこそ、騙されやすくなります。

この本、何度読み返してもいろんな面で参考になるんですよね。もう3回は読んでいます(笑)。なかでも学びになるのが、「信頼できるからこそ、疑う姿勢を持つ」「金融商品を買う時は、人に任せず自分で考えて行う」という考えでした。

【本書を読んで】実際にお金を守り、軍事金を作るために僕がしてること3つ

僕も実際、本を読んで行動することにしました。

いま実践していることは以下のとおり。
・お金は常に貯金しておく
・無駄な支出はカットし、最低限精神衛生を保てる金額に保つ
・モノへの執着をなくすため、断捨離をする
・月の買い物を5,000円ほどに保つ

本書のなかでも、まずお金を貯めることが大切だと言っています。お金がないと結局何もできないからです。この最低限の資金を軍事金と言うそうです。これから本格的にお金を貯めていきたいなと思います。

今回の内容が皆さんの学びになれば嬉しいです。


紹介した書籍『お金の真理(文庫版)


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