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起きてるのに寝言言います。

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寝言は寝てから言え!なんて、そんなイジワル言わないで。
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#岸田奈美

社会に向けた優しい眼差し

社会に向けた優しい眼差し

2021年最後の読書に選んだのはこちら。

前作「家族だから愛したのではなくて、愛したのが家族だった。」は、岸田奈美さんが家族をどう捉え、どう関わってきて、どう思っているのかが描かれていた。

いわば、岸田奈美さんの内面がどのようにして形作られてきたのかを振り返るような作品だった。

そんな作品に対してどんなレビュー載せたっけ?とnoteをたどったら、まさかの小ネタ評だった。

なんて間抜けなオレ

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私の「もうあかんわ」が採用されました。

私の「もうあかんわ」が採用されました。

岸田奈美さんによる参加型企画、「今週のもうあかんわ」

何回目かの投稿でついに採用されました!

ドンドンパフ〜!

ちなみに、あかんわの中身を記事にしたのがこちら!…って紹介しようと思ったのに、記事にはしなかったみたい。

おかしいなぁ。

で、ワクワクして、岸田さんからのコメントを見てみたら…



いや、そんな、ご無体な…

最後が言いたいだけなんかじゃないもん!

トトロいたもん!

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書くことの意味

書くことの意味

岸田奈美さんの「もうあかんわ日記」を読み終わった。

読みながら、そして読み終わって、内容そのもの以上に、“書くこと”の意味に思いが拡がっていった。

なぜ、ボクはnoteに文章を綴るのか。

岸田奈美さんは、自分の身に起こる悲劇を喜劇にするために書いた。

いわば、悲劇性を文章化して人目に触れさせることで、咀嚼して消化して、そこにある喜劇性を生み出し、一種のエンタメとして昇華するということだと解

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買えども買えども

買えども買えども

買えども買えども
我が欲しき本、数が減らず
ぢっと財布を見る

5月の収支を計算してため息をつきながら、「しばらくは本屋で本を買うのは控えよう」と心に決めて、はやひと月。

ジュンク堂書店池袋本店で9冊、1万円強分の本を買いました。

真性のバカです。

そもそもは、これだけは買わなきゃいけないって一冊を求めただけなんです。

これはねぇ、「本を買った」ってよりも、「推しに課金した」って方がふさわ

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「優しさを受け取るのも優しさ」であると同時に

「優しさを受け取るのも優しさ」であると同時に

先日2月16日(火)、朝の情報番組「スッキリ」(日テレ系)に、私が推してやまない作家の岸田奈美さんがコメンテーターで出演された。

「スッキリ」は宿直に入る日は必ず見る情報番組なんだけど、残念ながらこの日は日勤。
視聴は叶わなかったけど、岸田奈美さんご本人のnoteを通して雰囲気を覗かせてもらった。

岸田奈美さんの言葉、素敵だな。

「優しさを受け取るのも、優しさ」

大絶賛するぜって思ったんだ

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ひたすら読む

ひたすら読む

岸田奈美さんは、本を読む際に気になる箇所にマーカーで線を引き、そのページに付箋を貼るのだとか。

「古本屋に売れない」とか「本が傷む」なんて言われてしまうようだけど、それは持ち主の自由だし、そうする意味もわかる。

でも、私はそれができないな、っていう話。

没頭できない私が没頭できる数少ない活動である読書。

没頭してしまうのと同時に、没頭したいという思いもある。

だから、家や職場ではあまり読

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