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【育児】保育園に個室を持つ息子 #10

こんにちは、もももと申します。

こちらの記事では、周りのお友達と少し違った歩幅で成長をしている息子の、保育園での様子について書かせて頂いています(*^^*)


少し長めのシリーズになってしまいましたが、1話は現在3歳の息子のご紹介、2~6話は療育センターでのお話、7話~現在は保育園での生活についてのお話になります。


▼今までの経緯についてはこちらのマガジンをご覧ください☆


今回も、療育を受ける前のお話になります(  ˙꒳​˙  )


前回、1歳5ヶ月頃から通い始めた認可外保育園で、3ヶ月ほど経った頃に園長先生から息子の発達の遅れを指摘され、療育センターへの相談を勧められたお話を書かせて頂きました。


▼前回の記事に詳細を書かせて頂いています。


今回は、療育センターへ電話相談をしてから、実際に発達面談を受けるまでの間にあった、保護者懇談会のお話を書かせて頂きたいと思います。


保育園に通い始めて半年ほどたった頃、普段の園での生活を保護者に紹介するための保護者懇談会が実施されました。


息子が2歳になった頃だったと思います。


当時通っていた保育園は小規模園で、保護者が教室には入らずに玄関口で送り迎えをするタイプの保育園だったため、普段はなかなか園内での様子を見ることが出来ません。


そのため、普段の園での生活や食事の様子などを、写真と一緒に保護者へ紹介する懇談会が設けられました。


保育園に入って初めての行事ごとだったため、夫と二人で参加しました。


普段保育園でどのような遊びをしているのかや、園庭が無いため近くの降園へお散歩に行く様子、給食でこだわっていることや注意していることなどをひと通り説明頂いたと思います。


目の前のスクリーンには子どもたちの遊びの様子や、食事の様子など、楽しそうな写真がたくさん紹介されていました。


ちょうど園での食事について、園長先生がお話をされていた時のことです。


1歳クラスのお友達が数名ずつテーブルに座って、思い思いに食事をとる姿が映し出されており、うちの息子はどこかなと夫婦で少しワクワクしながら探しました。


でも、探しても息子の姿がどこにもありません。


あれ、おかしいな・・・?見落としたかな?


そう思ってじっとスクリーンを見つめていると、息子は1歳クラスの最後の方にベビーチェアに乗って1人別枠でスクリーンに出てきました。


この頃、既に2歳になっている子が多く、当時息子も2歳になったばかり。


通常であれば、ベビーチェアで固定するような年齢ではなく、自宅でも普通に椅子に座って食事をとっていました。


頭では理解できます。


たぶん、息子は噛みつきもあるし、自分ではほとんど食事を食べないから手がかかるし、きっとベビーチェアで固定しているんだろうなと・・・。


でも、親としての正直な気持ちを話すと、とても複雑でした。


いつも一緒にいるお友達がみんな同じテーブルで食事をとっているのに、息子だけが別席でベビーチェアに固定されている。


まだ2歳の息子にどれ程のことが理解が出来るかは分かりませんが、本人の自尊心とか自立心が傷ついたりはしないのだろうか・・・。


ひとりだけ別席で寂しい思いをしていないだろうか・・・。


自分の息子だけがベビーチェアに乗せられて周りからどう思われるかとか、そういうことよりも、とにかく息子の心がとても心配でした。


園長先生から特に説明はありませんでした。


加配がつけられないなどの園の事情もあるし、息子をお願いする以上は「息子を何よりも最優先にしてくれ」なんて言うつもりはありません。


でも、やはり今思い出しても、息子だけがひとり固定されて座っている姿は、親として見ていて結構辛かったですね:( ;´꒳`;):


集合写真の中でも、ベビーチェアに座って映っていた息子。他にベビーチェアに座っているのは、0歳児の赤ちゃんだけでした。


それならそれで、せめて事前に教えておいてほしかったなぁ・・・( ;∀;)


初めての保育園で、これが仕方ない対応なのかどうかも分からないし、息子に噛みつきがあることも事実なので、結局こちらからベビーチェアについては何も聞きませんでした。


噛みつきがある息子を、加配の先生がいない状態で無理にでもお友達の隣に座らせて、みんなと一緒に食事をさせてくれ!なんて言うわけにもいきませんしね(^^;)


ただ、2歳児クラスで認可園に転園してからは特にベビーチェアに座ることも無く、普通にお友達と同じ席で食事をとっている様子なので、認可園で加配をつけて頂くことが出来れば多少対応が違ったのかな、とは今でも思います。


ここで誤解してほしくないのは、決して認可外保育園の対応が酷かった!ということが言いたいわけではありません。


むしろ、連絡帳はすごく細かく書いていてくれたり、オムツの持ち帰りやお布団の持ち帰りも無く、「企業型」と言うだけあって保護者側のことを考えたサービスは充実していると思います。


ただ、良くも悪くも「ビジネス」の要素が比較的強いなと感じた部分もありました。


園児の人数に対する保育士さんの人数がきっちり決まっていて、自治体の補助が出ないことから、加配対応などができないこと。


噛みつきやけがに対する保護者へのイメージにかなり敏感なこと。


今通っている認可園は噛みついても、噛みつかれても、報告は頂きますが、そこまで目くじらを立ててどうのということはあまりありません(^^;)


息子も普通にひっかき傷を作って帰ってくることがあります。


*もちろん、私の息子が通っていた保育園だけの話かもしれないので、あくまでも参考程度にお願いします💦


定型発達で周りのお友達と同じように過ごせる子であれば、認可外保育園はサービスも細かくて、良い園もたくさんあると思います。


ただ、発達に遅れがあったり、周りのお友達となかなか合わせることが難しい子は、経験やノウハウが多く、自治体の補助で加配をつけることが出来る認可園の方が良いのだろうなと感じました。


あくまでも個人の感想ですが(^^;)


最近でこそ悩みはかなり減ったものの、本当に2歳~3歳の間は親としても葛藤の日々で、辛いことが盛りだくさんでした( ;∀;)


それでも人間は成長するもので、時間の経過と共に親子ともども成長し、特に親は精神的に結構強くなっていきます(´艸`)


息子はゆっくりながらも少しずつ言葉を覚え、自分の希望を伝える術を学ぶことで、噛みつきや癇癪が徐々に減ってきました。(今も油断するとたまに噛みついていますが💦)


また、療育センターや保育園の先生方に支えて頂き、息子の成長に合わせた保育を行って頂けていることもとても大きいと思います。


親としても、沢山悩んだ末に「今の息子」を少しずつ受け入れることができ、他のお友達と比較をせずに、自分の息子をきちんと見ることが出来るようになったと思います。


ただ、ここまで来るのに息子の成長でたくさん泣いて葛藤をしたのも事実です。そして、今でもたまに泣くことがありますが・・・:( ;´꒳`;):


でも、少しずつだけれど、息子は毎日着実にひとつずつ成長しています。


長くなりましたので今回はここまでにして、次回はクリスマス会でのお話を書こうと思います。


これまた、若干お遊戯会がトラウマになったというお話なのですが・・・よろしければお付き合いください( ;∀;)


*このシリーズでは、なるべく当時の私のそのままの心境や行動を書き残していくつもりです。


初めての育児で分からないことが多い中、我が子の発達の遅れに不安を抱える一人の親として、何を思い、どういった心境で、どんな行動を取ったのかを知って頂きたい意図です。


否定的な描写が多く、必ずしも正解といえる行動ではない場合もあるため、記事を読んで不快な気持ちになられた方は大変申し訳ございません。


ただ、まさに今同じようにお子さんの発達に不安を抱えている親御さん、保護者とのやり取りに困っている保育士さん、そういった方の何かしら少しでも参考になれば幸いです。


つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)


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