【育児】保育園に個室を持つ息子 #12
こんにちは、もももと申します。
こちらの記事では、周りのお友達と少し違った歩幅で成長をしている息子の、保育園での様子について書かせて頂いています(*^^*)
少し長めのシリーズになってしまいましたが、1話は現在3歳の息子のご紹介、2~6話は療育センターでのお話、7話~現在は保育園での生活についてのお話になります。
▼今までの経緯についてはこちらのマガジンをご覧ください☆
今回は療育センターでの発達面談を受けたあと、1回目の療育を受ける前のお話になります( ˙꒳˙ )
▼この頃の療育センターでのお話です☆
1歳5ヶ月頃から通った認可外保育園に通っている息子。
保育園では園長先生から療育センターへの発達相談を勧められたり、給食時にベビーチェアに固定されていたり、発表会で周りに迷惑をかけてしまったりと、少しずつ「みんなと同じ」が出来ないことが増えてきていました。
そんな中、ダメもとで第一希望園だけ書いて出していた認可園の申請が運よく通り、2歳児クラスからの転園が決まりました。
▼第一希望の保育園についてはこちら☆
この頃から既にこだわりが強かった息子。
通っている認可外保育園で園長先生との多少の行き違いはあったものの、大好きな先生や慣れた環境を急に変えるべきなのか、正直迷いました。
ただ転園の決め手になったのは、療育センターで発達面談の際に発達支援の先生から頂いた以下のアドバイスでした。
・現在の認可外保育園は未満児中心で
いずれ転園が必要
・認可園であれば加配の先生をつけることが可能
・認可園と療育センターは定期的に
講習会などを行っており、
認可外保育園よりは直接連携が出来ている
・認可園の方が保育人数が多く、
発達が遅めの子どもに対する
経験やノウハウがある可能性が高い
※あくまでも私が住んでいる地域の療育センターと保育園の関係性に基づいたお話のため、参考程度にお願いいたします(*^^*)
今回は、そんな転園先の保育園の入園説明会でのお話を書こうと思います。
2歳になった翌年の2月。転園先の認可保育園へ入園するための保護者説明会へ出席しました。
説明会では子どもとの面談もあり、2歳4ヶ月になった息子と二人で出席することになりました。
・・・今思い出しても、あの時なぜか二人で大丈夫と思っていた、当時の自分の頭を思いっきりはたいてやりたい(;'∀')
事前に案内された書類に記入して、筆記用具やメモ帳など、ひと通り必要なものを持参して挑んだ入園説明会。
保育園の説明会だし、さすがにおもちゃとかはあまりたくさん持って行ったらダメよね・・・と思い、息子の遊び道具は最低限、手に持つ車ひとつで参加しました。
今思えば事前に電話して確認しておくべきだったし、そもそも夫も連れて万全の態勢で参加すべきだったのです・・・。
説明を聞くだけだし、一人でも大丈夫でしょ。
ちょっと話を聞くだけだしね。
そんな安易な感覚で参加したのが全ての間違いでした・・・:( ;´꒳`;):
会場に案内されて、それぞれ親子ごとに席に座って開始を待ちます。
その間、既に退屈して脱走したがる息子(;'∀')
必死で抱っこして押さえますが、嫌がって泣きわめきます・・・。
一応、退屈した子どもたちのために遊びスペースが用意されており、そこにはいくつかおもちゃが用意されていました。
ただ、遊びスペースにあるのはブロックや絵本がほとんど。
早々に飽きた息子は、会場内をとにかくウロウロ走り回ります( ;∀;)
説明している先生のところに走っていこうとしたり、座っている他の親子の長椅子やステージに登ろうとしてみたり・・・それを追いかけて止めるのに精いっぱいで、正直当時の説明は何ひとつ覚えていません。
説明会に来たというより、息子と鬼ごっこをしに来たも同然でした。
よそのお子さんを見ても、誰一人そんな子はおらず・・・。
走り回る息子が周りに迷惑をかけて申し訳ないやら、説明が全く聞けないことの不安やらで、とにかく自分自身がとても情けなくなりました。
息子も当時まだ2歳。
言い聞かせようが、叱ろうが、聞いてくれるはずもなく、力もそれなりに強いため、抱っこして全力でその場に留めることにも限界があり、どうにもならない状況に気づけばひとりボロボロと泣いていました( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
なぜ私だけこんな目に合わないといけないんだろう・・・。周りの子はみんな大人しく説明会に参加できているのに。
認可外保育園で発達の遅れを指摘されてからの約数ヶ月、ずっと心に溜めては自分に言い聞かせて、せき止めていた気持ちがガラガラと崩れ落ちて、みんなが説明を聞いている中、ひとり涙が止まりませんでした。
子ども同伴なんていう説明会を開いた保育園にも、この場にいない夫にも、とにかく無性に腹が立ちました。
完全にただの八つ当たりなんですけどね(^^;)
恐らく多くのお子さんは説明会に来ても大人しく座っているか、遊びスペースで過ごせるし、それが普通だから保育園だって当たり前に子ども同伴にしているのだと思います。
実際に私が参加したときの説明会でも、息子のように縦横無尽に会場を走り回ってキャッキャ笑っている子どもは一人もいませんでした(^^;)
そんな「当たり前」が息子にとっては当たり前ではないのだと、再認識させられる出来事。
会場の隅でひとり泣く私を気づかって声をかけてくれたのは、2歳クラスで担任としてお世話になった先生と、主任の先生の二人でした。
お二人とも担当のお仕事があるため、ずっと息子の相手をすることはできませんが、出来る限り息子の相手をしてくださり、なんとかその間に必要最低限の書類だけ記入をすることが出来ました。
今思い出しても、本当に苦い思い出です・・・。
保育園の先生からすれば、なんてことない説明会に来て、なぜかお母さんがボロボロと泣いているという、とても不思議な状況だったと思います。
今だったらきちんと危険予知をして、息子の退屈防止策を万全に行い、夫婦で出かけるところですが、当時は私もまだ息子のことを完全には理解できていませんでした(^^;)
これも、「息子が周りのお友達とは少し違うのかもしれないな」と再認識するきっかけとなった出来事のひとつでした。
こうして振り返ってみると、家での息子はとにかく可愛くて、楽しい記憶がとても多いのですが、集団になると途端に涙した記憶が多くなります。
普段、大人と子ども一対一だと、言葉の遅れ以外特に困ったことはあまり感じないのですが、集団の中で生活をすると途端に「出来ないこと」、「苦手なこと」がはっきりと浮き彫りになってきたように感じます。
ただ、涙して辛かった経験も確かに多いですが、保育園自体には通わせていてよかったと心から思っています。
保育園に行っていなかったら、恐らく息子が他のお友だちと違う部分が多いことや、息子の出来ないことをきちんと理解して、受け入れることが出来なかったと思います。
「出来ること」に焦点を当てることは大切だけれど、「出来ないこと」もきちんと理解しておくことは必要だと思っています。
そういった意味でも、保育園での生活は家庭では得られないとても多くの気づきを与えてくれているし、息子の成長には欠かせないものです。
保育園の先生には本当に毎回お礼を言っても言い切れないくらいですが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです(ノД`)💦
次回は、認可保育園に通い始めた頃の2歳児クラスでの出来事について書きたいと思います(*^^*)
つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
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