【詩】下戸ガエルの聖夜 17 秋津灯奏(とうか) 2023年12月12日 18:50 駄々捏ねる仔猫の咳き(しわぶき) に凍える夜親指ピアノ持ち、期待に耳をそばだてても隧道に仲間の歌声はない淋しさも板につき自販機の汁粉をぐい呑みし「なに 孤独でも弾けるさ」と下戸下戸鳴らすよ カエルの歌モミの木てっぺんの星更にその上で輝く星が美しい夜は君の詩よりも自分の言霊で心をまともに戻したい寒空に澄んだ空気を奏で過ぎて風邪をひくなら長湯しながら、呑兵衛の君を待つから悪酔いはしないでね ダウンロード copy この記事が参加している募集 私の作品紹介 94,383件 #詩 #恋愛 #猫 #私の作品紹介 #現代詩 #自由詩 #ギター #クリスマス #詩のようなもの #カエル #好きしてみて #クリスマスツリー #カリンバ #お汁粉 #親指ピアノ #かえるのうた 17 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート