なのこ(しんかいのすがた)

気付いた事や思考をこねくり回して導き出した事を忘れてしまうのが怖い。 ※たまにしれっと…

なのこ(しんかいのすがた)

気付いた事や思考をこねくり回して導き出した事を忘れてしまうのが怖い。 ※たまにしれっと加筆修正してます。 カメラなど→https://note.com/88_nanocco メインSNSはMastodonに移行しました→https://fedibird.com/@nan8ccc8

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「Cities:Skylines」人口100万人でも絶対に渋滞しない街づくり あとシムシティの話

はじめに「Cities:Skylines」は2015年に発売された所謂「シムシティ」フォロワーの街づくり経営シミュレーションゲームだ。steamというプラットフォームにて比較的安価で発売されたこと、MODサポートが充実しておりユーザーコミュニティが活発だったこと、それ以前に街づくりシミュレーションの金字塔としての地位を築いていた「シムシティ」が不評だった事などあり、今では経営シミュレーションの定番とも言えるポジションを築き上げるタイトルとなった。 プレイヤーが市長となって街を

    • 2023年締め:今年プレイしたゲーム、買ったゲーム

      はじめに 「今年のゲームは豊作だった」 去年のちょうどこの頃、1年間を振り返ってみてそう思ったわけだが、今年も12月になって全く同じ思いを抱いている。ファイアーエムブレムの新作も出たし、アーマード・コアの十何年ぶりかの新作も、ベセスダの新作も、FFナンバリングの新作も出た。そして何と言ってもあの「ブレワイ」を超えたゼルダの新作が出た。多くのゲーマーにとって今年は間違いなく充実した1年を送ることができたのではないだろうか。 こうも素晴らしいゲームに出会えた豊作の年が続いてい

      • 「FINAL FANTASY XVI」クリアレビュー:"大人向け"の意味を考えさせられる

        ※ネタバレ有 はじめに6月22日に発売されたスクウェアエニックスの超大作、『FINAL FANTASY XVI (FF16)』をプレイしたのでその感想を書きたいと思う。 本作は『FF15』や『FF13』など、近年の「ナンバリングFF」の開発を担当していたスクウェアエニックスの第一開発事業本部ではなく、今なお人気の絶頂を超え続ける『FF14』を担当した吉田プロデューサーと第三開発事業本部が送る作品となっており、また前作『FF15』をはじめその他のJRPGでも浸透しつつあった「

        • 「BLUE PROTOCOL」罰を与えられるゲーム

          はじめに6/14に正式サービスが開始され、最大同接20万人を記録した(→GAME Watch)話題の新作オンラインゲーム『BLUE PROTOCOL』をプレイしたのでそのレビューを書いていこうと思う。 わたしは『MIX MASTER』『メイプルストーリー』『ELSWORD』『ドラゴンネスト』『PSO2』など過去のオンラインゲームを散々遊び倒し、特に『メイプルストーリー』と『ELSWORD』『PSO2』は併せればおそらく10000時間以上は遊んでいてそれなりにオンラインゲームを

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          公開されずに書きかけで死んだ記事たちをここに供養する。 しれっと消えていたらきっと死者蘇生される。が、多分ない 【考察】ファイアーエムブレムシリーズにおける竜と人と紋章と伝説の武器の話今更風花雪月の銀雪と煤闇の章をクリアしたので、熱があるうちに考察を書き殴る。ファイアーエムブレムシリーズに共通する設定の話。この記事は最新作風花雪月を含むシリーズ全作品のネタバレを含むので注意。 まずは、各シリーズの設定をおさらいする。 風花雪月の話 竜…ナバテアの民 女神の眷属、神祖ソ

          「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」自己実現のゲーム

          「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」長文クリアレビュー ※ネタバレあり (6/21追記 タイトルぱっとしないので変えました) はじめに発売日に購入した「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」をようやくクリアすることが出来た。 クリア時間は150時間ほど。恐らくあまり寄り道しなければここまでの時間はかからないだろうが、わたしの場合は本作のあまりの完成度の高さに心を打たれ、「このゲームを終わりたくない」という気持ちが芽生えてしまってだいぶ遅くなった。 本来ならミニ

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          メモ:mastodonの話をしよう

          はじめに ここ数ヶ月でTwitterの環境は大きく変わった。 イーロン・マスク氏によるTwitter社の買収を発端にいくつかの仕様変更が行われたわけだが、買収前に寄せられていた期待を裏切り多くのユーザーにとってあまり良いものとは言えなかった。 特にTweetbotをはじめサードパーティクライアントを使用不可能にした変更は、ただ他のユーザーのツイートを見たり自分のツイートを投稿するというTwitterの基本的な使い方ですらストレスを伴うようになり、計画性のない突然の仕様変更

          メモ:mastodonの話をしよう

          「ファイアーエムブレム エンゲージ」は良くも悪くもファイアーエムブレムシリーズの正統後継作だ。

          『ファイアーエムブレム エンゲージ』長文クリアレビュー(※ネタバレあり) はじめにこう見出しを付けるとまるで前作の『風花雪月』が正統ではないと言っているように聞こえるかもしれないが、実際に『風花雪月』はFEシリーズとしては異色の要素が多い作品だった。 例えば「黒魔法/白魔法」といったネーミングで魔道書や杖を使わないシステムであったり、「三すくみ」が無い事や「戦技」や「装備品」「射程4以上の攻撃」の存在などが挙げられ、更には使用可能武器と兵種が完全に分離されるなど過去作からの

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          2022年締め:今年プレイしたゲーム、買ったゲーム

          はじめに「今年はゲームが豊作だった」 これは多くのゲーマーの共通認識なのではないかと思う。フロム・ソフトウェアの新作も出たし、ポケモンも出たしスプラトゥーンも出た。JRPGで言えばアトラスもモノリスソフトからも新作が出て、わたしが信奉するヴァニラウェアからも(リマスターとはいえ)新作が出た。任天堂の『BotW続編』のリリースを2023年に延期する発表を見て逆に安堵した人も多いはずだ。(なんだかんだで2023年もビッグタイトルの発売予定がぎっしり詰まっているが) 普段はセール

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          エッセイ的なもの:コロナになって思い出した事

          先日、コロナのようなものに罹った。 39度の高熱、倦怠感、関節痛、咳・喉の痛み、胃腸の不調など、症状はほとんど一致している。一応抗原検査も陽性だったからほぼ間違いないと見ていいだろう。仮にそうじゃなかったとしても、同等の危険性がある感染症である事には変わりない。 会社には本当に迷惑を掛けたのに、上長には単に仕事に穴を開ける存在以上に気を遣ってくれたし、友人からはやたら救援物資が送られてきた。 特に会社の上長に関しては、まだ異動したばかりで面識が浅い人物だったのもあり「ただの

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          「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ CRIMSON SiN」クリア感想

          ※ネタバレ有。 前作の記事↓ はじめに"軌跡シリーズ"第12作目『英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ CRIMSON SiN』をクリアしたので早速レビューを書く。尚、本シリーズは同一の世界にて連続した時間軸で進められる物語であり、とりわけ前作の『英雄伝説 黎の軌跡』は主人公や舞台が共通する作品であるため前作をプレイした方が話の流れを理解しやすい。わたしもシリーズ第1作目『空の軌跡FC』から第11作目『黎の軌跡』までプレイ済みであることを先に記しておく。また、本作はPS4版とPS5版が同

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          エッセイ的なもの:過去ログ倉庫

          (続きではないけど関連性のある話) わたしは数年前からフォロー/フォロワー0の自分専用の非公開Twitterアカウントを運用している。 そのアカウントのツイートのほとんどは社会性フィルターや常識、理性といった枷が外された状態での発言で、ある日常の出来事やニュースについて内心に思ったことやどういう感覚だったか、人にかけられた印象的な言葉、或いは自分が出来るだけ真っ当に生き抜くための長期的目標、人に見せる用のアカウントによる発言の補足説明など多岐にわたる。要するに、自分の脳みそ

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          エッセイ的なもの:サルベージ

          先日、ブラウザのブックマーク整理をしていると、偶然わたしが2013年ごろに書いていたブログを見つけた。 ブログ自体は2007年ごろから途切れ途切れで続けていたものの、当時からわたしは人間関係リセット症候群に罹っていたので、不定期的に名前と場所を変え旧名のブログは記事データをハードディスクに保存して消す癖が付いていた筈だった。 にも関わらずそのブログは上京の忙しさで消し忘れていたのか、あるいは当時の私が黒歴史扱いして開くことすらしなかったのか、理由はどうあれ消されずに残ってい

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          AIによる自然への冒涜【閲覧注意】

          お絵描きAI「stable diffusion」をLINEで利用できるようにした今話題の「お絵描きばりぐっどくん」で自分のアイコンを作ってみようと試してみたところ事件は起きた。 AIはオウムガイの殻を上手く描けないらしく、歪な円となって出力されてしまうミスが高確率で起きる。 オウムガイの殻と言えば人間が美しく感じてしまう比率"黄金比"の形を持っている生物という事で有名だが、それがさも最初からそうであったかのように崩れているので、見ているだけで不安になる身の毛がよだつような絵

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          「Splatoon」はプロコンを買わなくても遊べる

          はじめに Splatoon3の発売が間近に迫る中、「面白そうだし3からやってみたい。けど、噂に聞くジャイロエイムは難しそうだ」という印象を持っている人は少なからずいると思う。そんな方にSplatoonをプレイするハードルを下げる一つのアイデアを提案したい。あくまで従来の他のスタイルを否定するものではなく、新しいスタイルの提案なのでベテランプレイヤーの方々は留意した上で生暖かく見守っていて欲しい。 Splatoonシリーズが他のシューターゲームと大きく違うのは、コントローラ

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          エッセイ的なもの:AIの食卓

          近頃、絵を描くAIが話題だ。Twitter上ではやれ人間の仕事が奪われるだとか、やれ人間が好きそうなことをやるなだとか、そんな投稿がひっきりなしに流れてくる。わたしもシステムとしてのクオリティには感心できるものの、技術の進歩に自分の仕事の不安が無いとは言い切れない複雑な心境だ。 今世間の注目を集めているAIというのは、膨大な量のデータを取り込んでパターンを学習、それを基礎にオーダーに応じて出力するという流れが主流らしく、例のmidjorneyという絵を描くAIもワードをオー

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