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2022年締め:今年プレイしたゲーム、買ったゲーム

はじめに

「今年はゲームが豊作だった」
これは多くのゲーマーの共通認識なのではないかと思う。フロム・ソフトウェアの新作も出たし、ポケモンも出たしスプラトゥーンも出た。JRPGで言えばアトラスもモノリスソフトからも新作が出て、わたしが信奉するヴァニラウェアからも(リマスターとはいえ)新作が出た。任天堂の『BotW続編』のリリースを2023年に延期する発表を見て逆に安堵した人も多いはずだ。(なんだかんだで2023年もビッグタイトルの発売予定がぎっしり詰まっているが)

普段はセールで値下がりしたタイトルを買い漁り、並べるだけで起動するのは気が向いた時だけのわたしでも、今年ばかりは新作を予約して発売日すぐプレイする事が多かった。そんな人間が今年買ったゲームやプレイしたゲームを時系列順で羅列したいと思う。

今年プレイしたゲーム

■Minecraft (PC)

いきなり旧作。いつやってもマイクラは楽しい。いつもつるんでいる人たちがノリで身内サーバーを開設していたので、わたしがそこに『なのこ城』を建設した。マルチサーバーは資本主義派(掘り出したものはその人のもの)と共産主義派(掘り出したものは全プレイヤー共有の財産)がいるのでトラブルが無いように事前に確認することをおすすめする。

風雲なのこ城

■モンスターハンターライズ (Steam)

待ちに待った一ノ瀬Dのモンハン。Switch版はTVモード時720p/30fpsとPCゲームに慣れ親しんだ人間には流石にプレイに耐え得るものではなくスルーしていたが、それに対してPC版はヌルヌル快適で8ヶ月リリースを待った価値があった。
しかし待ち受けていたのは武器格差社会。『ダブルクロス』は狂ったように遊び、『4G』や『World』は合わなかったために一ノ瀬Dには期待していたが、あまり期待しすぎるのも良くないと思った。とはいえ好きな武器が不遇だからこそ、ボウガン堕ちの誘惑に耐え武器を愛することでメンタルを鍛える事ができてよかった(言わずもがな、武器愛とは名ばかりで僻みと捻くれ、逆張りの精神が実状である)

■ファイアーエムブレム 風花雪月 (Switch)

実は2019年の発売日に特別版を買っていたものの、4ルートあるうちの銀雪ルートだけをプレイしていなかったので『風花雪月無双』の発表を機にちゃんと終わらせることにした。いつのまにか出ていたDLCの『煤闇の章』もやりながら、初めての難易度ルナティックに挑戦。やはりこのゲームは「フォドラ世界」の作り込みがスゴい。あとヴォルフクラッセがてぇてぇ。でも外伝の難易度は狂っている。

■十三機兵防衛圏 (Switch)

PS4版で既に プレイ済みだが、このゲームはわたしの中で「記憶を消してやり直したいゲームランキング」ぶっちぎりの第一位の作品という事と、お布施と物理媒体で購入したい気持ちがありSwitch版も購入。やはり文句なしの神ゲー。10年に一度、いや生涯に一度レベルの傑作だ。
自分の脳みそが都合よくシナリオを全部忘れている事に期待したがそんなことはなかった。多分今後一生「記憶を消してやり直したいゲームランキング」第一位に居続ける作品だろう。
ちなみにわたしの好きなキャラはBJ。あと沖野くん(かわいい)

■Needy Girl Overdose (Steam)

ニディガ。超てんちゃんがかわいい。90〜00年代のインターネットやオタク文化を知っているオタクとメンヘラはきっと楽しめる→感想記事

■Papers,Please (Steam)

実写ムービーに影響されて今更始めてみるも、重箱の隅をつつくような偽造を見逃し、頻繁に怒られて萎えて辞めた。ゲームで仕事みたいなことをしたくないなとつくづく思った。

■Dyson Sphere Program (Steam)

昔買って日本語が無いからという理由で積んでいたこの作品を、日本語化パッチの存在を知ってプレイする事にした。所謂Factorioフォロワーのゲームで、同じFactorioフォロワーの『Satisfactory』とも比較されやすいがこちらはSF方面に特化している。恒星系間をワープ航法で移動するのはロマンがあるし、宇宙ヤバイを実感できる。
ちなみに、わたしは『Satisfactory』はSteam版とEpic版合わせて800時間超、このゲームも約100時間、さらに別のFactorioフォロワーの『shapez』も数十時間プレイしたが『Factorio』は未プレイ。旧作はセールしてくれないと買えない病に罹ってしまったので多分一生買わないだろう。

■モンスターハンターライズ:サンブレイク (Steam)

ついに愛用武器ランスに春が来た。「流転棒使い」ではなく「ランサー」と胸を張って言えるようになったのが嬉しい。ジャスガが気持ちいい。疾替えは忙しい。
多彩で気持ちのいいアクションを用意しつつも、フロンティア成分を足すことで難易度のバランスを取る姿勢はとても好感が持てる。

■Stray (PS5)

先に説明しておくとわたしは序盤のネコチャンが落ちるシーンでダメになってしまって辞めた。ネコらしさの表現に拘っているのは凄く伝わってくるが、それ故にネコチャンが痛い目に遭うシーンが見ていられなかった。開発スタジオは人間より猫様の数の方が多いという話だが、それを聞くとサイコパス集団なのか…?と思えてしまう。
とはいえPS5のdualsenseコントローラーに搭載されたハプティックフィードバックやアダプティブトリガーとの相性はバッチリで、コントローラーが与えるゲーム体験の向上に感動した。これは凄い。爪研ぎが気持ちいい。Strayに興味がある人には是非PS5版をオススメしたい。

■milk inside a bag of milk inside a bag of milk (Steam)

今年日本語対応されたホラーというよりはサイケなADV。タイトルの通り入れ子構造に巻き込んでくるゲーム。ゲームの中の少女の中のゲームの中の少女。価格が安く、ボリュームは少ないながらもパンチがあり引き込まれる世界観。続編の『milk outside a bag of milk outside a bag of milk』もオススメだ。

■Puzzle Together (Steam)

リアルのジグソーパズルは組み立てるのに場所を取るし、飾るのも場所を取る。そしてお金がかかる。でもこのゲームなら大丈夫。リーズナブルに「ジグソーパズルを組む」という過程を思う存分楽しめる。マルチプレイはプレイヤーの性格が出て面白い。

■Splatoon3 (Switch)

スプラトゥーンはフェスでみんなで盛り上がるのが一番面白い。これこそまさに「お祭りゲー」
イカした音楽と磯臭いダジャレのネーミング、可愛いキャラクター達のイメージとは裏腹に、スピード感と密度のある少人数TPSとしても飛び抜けた面白さがある。リッターに抜かれてもめげないしょげない泣いちゃだめ。

■英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ CRIMSON SiN (PS5)

自称ストーリーRPGなのにストーリー以外は良かった問題作。同じ「面白くない展開」を二度やってるあたりにシリーズの将来性の危うさを感じ悲しみに包まれている。アニエスちゃんが幸せならそれでいいんだ……。→感想記事
この作品のために、どうせそのうち買う事になるからとPS5の抽選に応募して買ったが、今のところ良かったのはハプティックフィードバックとローディングが爆速になってTipsを見なくなったぐらいで、それよりもコントローラーが大きく重く持ちづらくなった不満が大きい。しかしFF16は楽しみ。

■Cyberpunk 2077 (Steam)

Netflixの「サイバーパンク エッジランナーズ」
が良すぎて勢いで原作を購入。アニメの方は間違いなく今年一番の神アニメで、これ1本でネトフリ1ヶ月分の価値がある作品だった。原作の方はストーリーを進めないでひたすら聖地巡礼しつつ不良とサイバーサイコシスを狩り続ける日々を送った。

■ポケットモンスター スカーレット (Switch)

ポケモンはBW以来、対戦勢はHGSS以来。フレームレートやボックス表示の遅さ問題などあるが、オープンワールドとポケモンの親和性は高く感じた。ポケモンは冒険して新たな発見をすること事自体が面白いし、野生のポケモンの生態が表現されているのはポケモン世界への解像度が増して良い。
ストーリーも、学校という狭い世界で描かれるからこそ共感しやすく、個性的なキャラクターに加えて心理描写が多くてイマドキ風。各ルートのラストは思わず涙してしまった。
学校がテーマということで、さりげなく現代の子どもたちに向けたメッセージ性のあるストーリーを組みこむところもさすがゲーフリと言ったところ。ちなみにチリちゃんさんが推し。

■Anno1800 (Steam)

突然Epic専売に変更され騒動になった作品が突然Steamに帰ってきた。シムシティとFactorioとCivやAoEを足して2くらいに割ったゲーム。これらのシリーズが好きな人は絶対ハマる。当然わたしも好きなゲームの一つだ。最大4勢力16人でのマルチプレイも可能だが1ゲーム辺りの時間が数十時間ととても長いので微妙にやりづらい。でも面白い。


今年買ったけどやってないゲーム

「宿題をやったけど家に忘れた」みたいなポジションのゲームたち

■ファイアーエムブレム 風花雪月 無双 (Switch)

評判があまり良くないらしい。わたしは「エンブレムエンゲージ!!」にもとても不安があり、ファイアーエムブレムファンになった『暁の女神』以降初めて新作エムブレムをスルーしようかと考えている。

■グリムグリモア Once More (Switch)

崇拝するヴァニラウェア様がお出しになられたゲームなのでいつか必ずプレイする。ヴァニラウェア様、何卒、何卒『朧村正』の移植を……PS4でもPS5でもswitchでもPCでも構いませんので……

■One step from eden (Steam)

「ジェネリックロックマンエグゼ」を求めて買ったら本家の移植が発表された。たのしみ

■Rise Eterna (Steam)

SFC時代のファイアーエムブレムフォロワーのゲーム。評判が悪い。ルキナちゃんみたいな子が扉絵を飾っている。

■添丁の伝説 (Steam)

日本統治時代の台湾に実在した義賊、廖添丁をモデルにした2Dベルトアクション。時代背景が珍しい設定で、演出も独特で評価も高いのでかなり気になっている。


おわり

来年も気楽にゲームができるくらいにはしっかり生きられたら嬉しい。今のところFF16とアーマードコアが楽しみだ。

(尚、扉絵はAIに出力させたPS5の画像。左側に何やらよくわからない物体が置かれている。AIイラストもオタク界隈における2022年を代表する話題の一つだろう。)

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