まだロシアがソ連だったころに、親戚のおじさんが話していた話
怖さ:★★★
私が子どものころ、祖母の家に親戚が集まる時によく顔を出していたおじさんについて、最近、しばしば思い出す光景があります。
おじさんは、私の祖母の甥にあたる人です。穏やかそうな顔の人でしたが、あまり話したことはなく、正直ほとんど記憶にありません。
ただ、次のような話をしていたのをちょうど生意気盛りだった私は「このおじさん、何を言ってるんだろう?」と聞いていたのを、断片的に覚えています。
予知とかそんな大層なものではありません。もしかしたら、私の脳内で記憶を