知らないというのは逆に幸せなのかもしれない
様々な価値観
noteを読み漁っているとホントにいろいろな価値観に出会う。
家にいながらこのような出会いがあるって素晴らしい!
インターネットの良さであり,難しいところなのかと思う。
今日はこちらのAmachanさんの記事を抜粋。
お子さんが海外の学校で育った方の日本の学校教育に対する意見が書かれている記事なのだけれど,この方の「日本人をつくる」という言葉に衝撃を受けた。
日本人をつくるというのに言葉になかなか馴染みがないというか,海外経験が旅行程度にしかない自分にとってはそんなことすら考えたことがなかったので,こんな価値観もあるんだなと感動に近いものがあった。
以下分かりやすそうな文を引用。
「私たちは日本の学校教育を通して、日本人なら誰でも思い起こせる体験や感情を植え付けられ、「日本人」と言われるものにされ、批判する能力を削がれ(例え、その能力があったとしても同調圧力ではじかれることを恐れ)、沈黙する羊にされてしまっていないだろうか?」
日本の中にいて,教員をやっていた身からしても感じることはまさにこの通りである。
長年疑問に感じていたことを言葉にしてもらったような感じだ。
学校の道徳の授業で見られる価値観の押し付けや授業の進め方などは日本人をつくることにつながっているのかと感じる。
日本人をつくることが100%悪いかと言われればよく分からないが,同調圧力でつぶされてしまったり,出る杭は打たれてしまう日本の教育の現状はやはりよくはないと思う。
そういった教育が嫌で外から子どもの教育に関わりたくて教員を辞めた身である。
海外の教育
今回この記事を読んで海外の教育方法に興味がわいてきた。
今まで教員をやっていながらそういったことに関心がなかったのも良くないのかもしれないが,そういった発想がそもそもなかった。
海外が良いとか日本が良いとかではないが,いろいろな選択肢がある中で,自分の出会った子どもの最適を引き出せるとよいのかもしれない。
これを機に海外の教育方法にも目を向け,様々な方法で学校の外から子どもの教育に関わっていきたいと思う。
ちなみにタイトルの知らないほうが逆に幸せなのかもしれないというのは,
「井の中の蛙大海を知らず」
ということである。
今日も短いけどこれで失礼。
やっぱりnoteは面白い。
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