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医療福祉系の先駆者見つけた!介護関係の新しい形の起業を夢見て

私も『ないサービス』を作ることを妄想している一員なので、そういう方々の話はとても参考になる。


私も国家資格を持ち、長年相談業務に就いて経験を積んできたソーシャルワーカーの一人だ。若い時は大学の社会福祉学科を卒業したが当時は国家資格がなく、40代の終わり頃に国家資格の社会福祉士を取得した。

昼休みお弁当を食べながら問題集を広げたり、料理をし鍋をかき回しながら目の前に貼りだした暗記モノを覚えるなど、毎日働きながらも工夫して勉強した。中学受験することになった息子と一緒に受験生の日々を送った。

数年後、子供たちの学費を稼ぐために正社員となり、バリバリ働いてきたが、その任務も終え、昨年からは少し軽めの仕事に就いている。

実は、昨年転職する前からずっとやりたい仕事があった。けれど、一人で事業を立ち上げるのには収入面で不安があり、起業はできなかった。    やりたい仕事がさっと見つかってしまったし、和賀さんのいうような『ないサービス』を作っていくのがとても大変なのは目に見えている。

やりたいことは認知症の方と家族の集いの場を作ることなので、コロナ感染が拡大している時期は難しいだろうと考えたからだ。          

デザイナーだったモノづくりの経験と、バンドで歌を歌い弾き語りをする音楽好きの両面を生かし、モノづくりと音楽を、家族と一緒に行い、地域の人も巻き込む、デイサービスや認知症カフェとはまた違った形の形態をやってみたいと思っている。

認知症はどんどん進行する。でも、初期は普通の人とそう変わらない、できることもたくさんあるし、昔取った杵柄の得意なことはやれるだろう。介護職とは限らない、自宅で一緒に過ごしている家族と共に、限られた時間を楽しみながら有意義に過ごす居場所を作りたいと思っているのだ。

介護保険を利用しない居場所は、経費はかかるが収入の当てもなく、助成金やクラウドファンディングでも利用しない限り存続は難しいのではないか?安定した仕事を捨てて、一人でそれに飛び込む勇気がなかった。

また別の案もある。人の話を傾聴するのは今までずっとやってきたことなので、ZOOMで介護の愚痴を聴き、介護者の好きな歌をキーボードで演奏して癒しの時間を持ってもらう、そんなことも妄想している。

『ないサービス』を先駆けで作り、動き始めている人たちの情報を目にすると、何とかなるのではという思いがこみ上げてきて嬉しい。今後も情報をうまくキャッチしていけるとよいなあ。

一歩踏み出した先に・・・踏み出せば、何とかなるか、何とかしていきたい!


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