精神構造と内海について/解離性同一性障害

ずっと書きたかったのだけどエネルギー不足で。。
えと、では、久しぶりのコラムです。

解離性同一性障害(DID)とは、いわゆる多重人格のことです。
自己の同一性がなく、複数の人格を持ちます。

今回はDID当事者である「私」の感じ得る、精神の構造と内海の様子についてお話ししたいと思います。

※あくまで主観であることをご承知ください。

まず、精神の構造について。
形で表すならば、

円錐 (上層)
空間 (己/外界に触れる窓口)
逆円錐 (内海/下へ沈むにつれ深層)

こんな感じで、円錐と逆さ円錐との間に主人格が居て(正確に言うと表に出る人格さん用の席が浮いてる)、そこから現実世界に接しています。

上層も内海と呼べるかもしれませんが、少々趣きが違うため、ここでは別のものと表現します。

上層は上へ行くにつれ、神や魂と呼ばれる存在に近づきます。
ここで言う「神」は、宗教や神話の神々ではなく、ピンチの時に思わず「神様助けて!」と祈る矛先のことを言います。

上層に上った人格さんたちは、あまり外界には直接干渉してきません。

殆どの人格さんは内海に居ます。
内海は下層へ行くほど形になら無い強い感情などが眠っています。
深層ともなると、煮えたぎるマグマや汚泥の海など、もはや手のつけられない様が観られます。
対して深層の底の底、逆さ円錐の頂点は驚くほど静かで何もありません。

普段人格さんと頭の中で会話の出きる範囲は、内海の表層付近でしょうか。
もしくは、主人格と混じった状態での会話になります。

内海の様子ですが、私の場合、無重力空間を沈み堕ちては舞い上がることを繰り返しています。

不思議の国のアリスでアリスがうさぎを追いかけ、木のうろに堕ちた際、堕ちているはずが浮いているようであったりとナンセンスな世界であったと思いますが、そのようなイメージで良いかと思います。

現実世界での出来事などで心が乱れれば内海も揺らぎます。

ゆったりと同じペースで巡回していたものが、かき混ぜられ、深層に沈んでいた強い感情が、ちょうど沈んだ折が舞い上がるように表層付近まで上がってきます。

それをきっかけに人格交代を起こすこともあります。
(ここ最近の私がそうでしたね/汗)
内海に居る人格さんは、反応も様々です。
怯える子(留喜)、状況を愉しむ子(葎)、祭りだと騒ぐ子(?)などなど、。

内海の様子についてはまだまだわからないことも多いですが、人格さんたちは各々に過ごしている様子です。

出きるだけ彼らが快適であるよう、心穏やかに在れたらと思いますが、、まぁ無理でしょう。
双極性障害持ちは、人生ジェットコースターなので。笑

と、いうことで、今回は解離性同一性障害の精神構造と内海についてお話ししてみました。

如何だったでしょうか。
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