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マネジメント論

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マネジメントについて現場でもがいて編み出した知見をまとめてます
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#COMEMO

昇進のためにどのように自分を変えてきたか

昇進のためにどのように自分を変えてきたか

先日、一緒に中途入社した同僚に「昇進するたびにどのように自分を変化させてきたかを知りたい」と言われた。6年前に同時に中途入社したときに私は課長で、その後、部長・執行役員と昇進したのだが、その同僚は部長で入社して今も部長を続けている。

彼が言うに、例えば、某取締役は有能な人だが、仕事をしていたら自然に昇進して取締役になったという印象。それにくらべて私は意識的にポジションを取りに行っているように見え

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部長の仕事にMBAは役に立ったか

部長の仕事にMBAは役に立ったか

前に書いた記事「執行役員の仕事にMBAが役に立ったか」の流れで、部長だったときにMBAの知識が役に立ったかどうかも書いてみようと思う。

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リモートワークでできた隙間をうめる大切さ

リモートワークでできた隙間をうめる大切さ

すでに私の職場でもリモートワークを100%として数ヶ月経つ。従業員調査をしたところ、リモートワークの満足度は極めて高く、ほとんど問題が無さそうだった。

とはいえ、これが長期化・定常化したときに想定外の副作用が無いかというと、そんなことはないだろう。想像力を膨らませて、リモートワークをうまく活かせるコツをリストアップしてみる。

この記事は日経COMEMO企画に投稿して、日経新聞本紙に採用されまし

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#アートシンキングの学校 自分のいびつさを体感する

今回の「アートシンキングの学校」は、オンライン演劇を題材にアートシンキングのサワリを体感するものでした。

アートシンキングというと、つかみどころがない概念だし、どう訓練したらいいかわからない。ただ、そもそもアートに触れないとアートシンキングはできるわけないのです・・・。なので、アートに触れたときに湧き上がるものを通じて、アートシンキングを体感するセッションです。

さて、今回のパフォーマンスは、

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リモートワークで成果を出す組織「分解する」「頻度を上げる」を意識しよう

リモートワークで成果を出す組織「分解する」「頻度を上げる」を意識しよう

当記事は、日経新聞の紙面で取り上げられました。

リモートワークでの評価について、そろそろ組織の管理職として本格的に向き合う時期に来ている。ここまで急にリモートワークに振り切ってしまうと「成果さえ出していれば、勤務時間中に業務外のことをやっていても評価されるのか」という疑問が出てくるのも当然だ。リモートワークに軸足を置いた時に、成果や評価はどのように定義していけばいいのだろうか。

私のチームは3

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