見出し画像

『桜のBeauty女神・コノハナサクヤヒメ』紙芝居師なっちゃんのカミサマ紙芝居

しばらく時間が空いておりました。
ここ1週間、新作紙芝居にいそしんでおりまして。
先ほど、人様にみせられる作品に産まれました。
よかった~。

今週日曜日21日、夏至の日に描きおろし作品として披露します。
北海道で、アイヌの神話。楽しみ!!ワクワクです。

さて。今回は、なっちゃんの紙芝居作品全公開第2弾です。
今回の作品は、前回お届けした『ここのつの ふしぎな ボール』
に登場する日本の神様『コノハナサクヤヒメ』のお話です。

『古事記』に登場するコノハナサクヤヒメを、
私の解釈で紙芝居にしてみました。
コノハナサクヤヒメは、ズバリ、キレイだけど、コワい!!
キレイな女性は、怒らせるとコワい!
そして、山の神様は、お父さん神(オオヤマツミ)も、娘神(コノハナサクヤヒメ)も、コワい!!

と、思ったのでした。人間と、一緒やんなぁ。日本のカミサマも。

ではでは参りましょう!

『桜のBeauty女神・コノハナサクヤヒメ』
絵・脚色 紙芝居師なっちゃん

画像4

「桜」という花の名前の語源と言われている美しい女神・コノハナサクヤヒメの、こんなお話、ご存じですか?


画像4

ニニギ
 「いざ、地上に降臨だぁぁ~~」
アマテラス
 「我が孫よ、いってらっしゃい!」

このお話は、天の太陽の神様であるアマテラスオオミカミが、
孫のニニギノミコトに、地上に降りて地上をおさめよ!と
告げたことからはじまります。

地上に降りてきた、ニニギたち天の神様ご一行は、
地上で待ち構えていた、道しるべの神様
『サルタヒコノカミ』に連れられて、無事に地上に降りることが出来ました。

「おお、なんと美しいところだ!」
と、ある日、ニニギは、カササノ岬という場所に着きました。


画像4

するとそこには・・・
美しいピンクの花が咲く木の下に、とっても美しい女の人が。

ニニギ
「キャワイイ~~~~けっこんしたぁ~い」

とヒトメボレをしてしまったのです。

ニニギ
「そなたは誰だ?そなたの父親に挨拶したい!」
急なプロポーズです。

コノハナサクヤ
 「はい、ワタクシ、オオヤマツミノカミの娘、
 コノハナサクヤヒメ、と申します。」

二人は早速、結婚のお願いをしに、
コノハナサクヤヒメの父、オオヤマツミに挨拶しにいきました。

ここから先は

2,162字 / 11画像

¥ 600

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?