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(再掲) 内なる素直

今年に入り、一緒に仕事をさせていただいている方のキーワードが、「素直」である。

とても気持ちのいい言葉である。

自分も常に「素直」であると認識していた、かもしれない。

稲盛和夫氏は、「素直とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のこと」と話されています。

人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめること、そういう人こそ伸びるとも話されています。

つまり、自分の外側からの声をいかに受け止めるかの話だと思います。

反面、自分の内側の声を「そのまま」伝えるのも、素直。

しかし、そのまま伝えて、相手側がどう感じるか、わからない。

怒ってしまうかもしれないし、悲しませてしまうかもしれない。

全ての人に対して、素直になっていいものだろうか。

この場合、相手との充分な相互理解を積み重ねた上での「信頼」が必要だと思う。

自分だけの問題ではない。

人間関係の中でこそ、内なる「素直」が育まれるのではないかと思いました。

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