夏にピッタリな油の毒消し料理
ホリスティック望診カウンセラーの講座授業で特に印象的だったのが油と脂質について。
トランス脂肪酸が身体にも心にも様々な悪影響を与えることは元々知っていましたが、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いや酸化のしやすさ、しづらさ、固体か液体か等は詳しく理解が出来ていませんでした。
特にオメガ3/6/9と呼ばれる不飽和脂肪酸は一般的に身体によいという風潮があり、食するときに酸化しやすいという特性が考慮されていないことも多いのでこれまでの摂取の仕方にぎくっとしてしまった部分もあります。
酸化油の摂取はシミの原因にもなるので(逆に日光に当たっていても酸化した油を摂取していない方は老齢になられてもシミが出来ていないという体験談も多くうかがって驚きました)、今後は可能な限り油の摂り方について意識しようと思っています。
とはいえ、外食の機会もありますし、日常の生活でも脂質から出る毒素を0にした食事のみを行うことは不可能に近い。
そんな時は毒消し料理です。
毒消し料理とは特定の食材の毒素が体外に排出されるように、その食材に対する消化酵素を含んだ別の食材のこと。いわゆるお魚の薬味等も魚の毒消し食材になります。
暑い季節なのでさっぱりと出来る上に油の毒消しになるということで、ホリスティック望診アカデミーで習ったオクラトマトのおろし和えを作りました。
実はオクラもトマトも大根おろしもそこまで好きなお野菜ではないのですが、油で調理した食事と一緒かそのあとにいただくとさっぱり美味しくて箸が進むので不思議です。
嗜好ではなく本能で身体が必要としている、という状態はこういうことかと気づかされます。
オクラもトマトも大根おろしも消化器系を整えてくれるだけでなく組み合わせるとむくみや血流改善にも効果があります。
特に今年は暑さだけでなく湿度がすごいので、身体の中の湿邪を体外に排出してくれる心強い味方です。ただ大根おろしも含めて身体を冷やしてくれる食材たちなので、その他は温めてくれるスープやメインと一緒に食するとよいと思います。
食養生について学ぶと、今まで好んでこなかった食材の新しい顔が知れたようで、食事に対する感謝の気持ちも以前よりも湧き上がってくるようになりました。
本日も生かしていただいてありがとう、そんな気持ちでお食事をしたいなと思います。
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