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2021年度入試はどう考えても不公平!中学受験、高校受験、大学受験は要注意!

予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。冒険者ブログを運営しています。

コロナ騒動で学校休校、9月入学、部活停止、中体連や高体連の中止、甲子園までも中止、というニュースが取り上げられています。

勉強できる環境も、オンライン学習や授業、プリント、課題など、学校によってかなりの差が生じています。

そこで今回は「今年の受験はどう考えても不公平!」という記事を書いていきます。

ブログの方で大学受験についての記事を紹介していますので、合わせてご覧いただけると理解が深まると思います。

ではさっそくみていきましょう!

2021年度入試は不公平になる

2021年度の入試に向けて、日々勉強をしている受験生にとって悲しいニュースです。どう考えても、今からどう頑張っても2021年度入試は不公平になります。

コロナのおかげで学力格差が広がっている、という報道もされていますが、学力格差が広がっているのは決してコロナの問題だけではありません。

理由を以下に書いていきます。

2021年度入試が不公平になる理由
①所得格差で塾に通っている生徒は有利
②オンライン学習をスムーズに取り入れ進度が遅れていない学校は有利
③学力が元々高く、自立している生徒は有利
④家庭に学習環境が整っている生徒が有利

などなど。もっと細かい理由をあげればキリがありません。特に大きく不公平感を持つであろう理由を挙げてみました。

もちろん、所得格差・家庭環境はコロナの影響がなくてもあった問題ではあると思いますが、このコロナによって浮彫になり、より格差が広がったことは間違いありません。

一番の不公平な理由は「各学校によるオンライン学習の有無」です。

授業を受けられれば学力があがるわけではありませんが、問題なのは「進度」です。通常であればしっかりと習える単元も、自力でやりましょう!と学校が指導しないことです。

大学受験に関しては、進度が進まないことは致命的です。習っていないことを自力でやる!と言っても、受験生にとっては時間との勝負のところを、自力でやるのは3倍時間がかかります。

塾通いの生徒はいいと思いますが、それも格差によって不公平が生じます。

つまり、どう考えても不公平なのです。

2021年度入試を乗り切る方法

不公平だから仕方ないよね、で終わりにしたりはしません。予備校で講師をしている以上、世の中の受験生を救っていくことが僕の仕事です。

ではどうすれば、こんな状況の入試を乗り切れるのでしょうか?

それは・・・

2021年度の不公平な入試を乗り切る方法
「徹底的な公教育の無視!」

これです。え?無視?ってどういうこと?

具体的に解説します。

僕が今指導中のとある高校では国公立の2次試験の過去問を課題に出し、提出させています。

この5月の時期に、共通テストですらあやしい生徒に、しかも全員に国公立の2次試験の問題を自力で課題として出題する乱暴ぶりです。

冷静に考えれば無理に決まっています。でも、真面目な生徒は何とか理解したい!解きたい!と頑張るのです。それが意味のない作業だとわかっていても、です。

公教育は「卒業日数」「卒業単位」が取れれば良いのです。

ですから、とにかく出席をして定期テストで赤点を取らないこと、これ以外を全く無視した勉強をすることです。

これができれば不公平を乗り越えることができます。

不公平を与えたのは、国です。公教育です。

だったら、それに従って勉強や学習を進めて何の得になるでしょう!目標とする大学に対する勉強のみ、をやり続けてください。

それが不公平な受験を乗り越えるたった一つの方法です。

2021年度入試は不公平 まとめ

いかがでしたでしょうか?

色々な中学や高校の生徒や保護者と普段から接している予備校講師が、不公平な教育現場の悲痛な叫びを代弁して書いてきました。

これを読んだ受験を控えた生徒や保護者の方に、少しでもお役に立てたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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