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本当にやりたくないことだったら違う道を選べばいい

今の仕事はやりたいことと違う。

希望と異なる仕事を任された時、そう思った経験はありますか?でもその考え、ちょっとだけ踏みとどまって考えてみると変わるかもしれません。

今日はそんなお話。

会社によって役割の定義は違う

友人とご飯を食べながら仕事の話になったときのこと。友人の会社にいる、社会人2年目の後輩の話になりました。

友人は企業向けシステムの構築を請け負っている会社で主に要件定義を行っている部署に所属。営業と一緒に往訪ヒアリングし、取引先に合うシステムの要件定義を行う役割です。後輩は、取引先に行くことは進んでやるけど、要件定義は忙しくてやれないと、仕事を選びがちな様子らしく、友人が後輩に話を聞いてみると、本当は営業がやりたいのに要件定義の部門に入ってモチベーションがわかないと相談されたとのこと。

うーん、全員が希望通りの配属には、なかなかならないんだよぁ。

私の会社だと、クライアントの課題発見から、その解決方法の提案、要件定義まで含めて営業。会社によって職種の定義は違うし、定義によっては希望する職種の業務範囲でもある。営業やりたいなら今やってる要件定義もかなり重要な営業要素になるのになぁ…モチベーションがわかないなんてもったいないと思ったのでした。結局その後輩がどんな道を選んだかはまだわかりませんが、なんだか歯がゆかったので今回のテーマにしてみました。

今行っている業務に違和感を持ったら、まずは中途社員や他の会社に属している友人にやりたいと思っている職種の業務範囲、役割の情報収集をしてみましょう。案外ストンっと今やっていることが無駄ではないと自分の中でつながるかもしれません。

現状とやりたいことの交点を見つける

やりたいことはあるけど、やりたくないことばかりしている…と思う時は、下記の項目を整理することをおすすめします。私がやりたくないなーと思っている業務でうまくいかない時や、落ち込んだ時に考えるようにしているやり方ですが、考えているうちになんだか前向きになっていきます笑

■考えること第一弾
・その職種で実現したいことは何か(目的)
・なぜその職種につく必要があるのか(必然性)
・その職種で行う内容とは(実施内容)
・いつまでに実現したいのか(スケジュール)

第一弾が終わったら、現状とのギャップを整理します。

■考えること第二弾
・やりたいことの業務範囲を書き出す
・やりたくないことの業務範囲を書き出す
・今できていることを印つける
・今の業務とやりたいことの交点はないか?
・実現したいスケジュールに合わせ、いつまでにどうなっていたいか再考

第二弾まで終えたら、あとは自分がどうしたいかを決めるときです。

今任されている業務は本当に自分のやりたいことに繋がらないのか考えてみてください。繋がって今の業務を続けることを選択したら。
「いつまでにこういう状態になる!」という目標ができ、おしりが見えると前より自然とやる気が出てきます。

交点が見つからないときは、違う道を選べばいい。

全く繋がらないのであれば転職や異動で、希望の職種や業務ができる場所を選択するのがいい。

繋がるけど納得がいかない場合は、やりたくないと思う別の理由があるはず。なのでその理由を探す。

繋がるけどもう完全にやり切ってやる気が出ないのであれば、次の階段をのぼる時。

副業ができる会社も徐々に増えてきたので、副業でやりたいことをやってみるという手もあります。

本当につながらないのであればやめればいい。
そう考えると、なんだか楽になりませんか?

自分の中でこの仕事は何に繋がるのか、どんな影響を自分に与えてくれるのかを考えてみると、今まで無駄だ、やりたくない!と思っていたことも、無駄ではなくなる可能性が高いです。

もしどう考えてもつながらず、違う道を選んだとしたら。
自分でよく考えて選択した道だったら、「自分が決断した責任」と認識し、「あの時、自分はこういう目的があって別の道を選んだ」と自分がその道を進んだ意味ができます。

ちゃんと自分の中で納得できるまで考えたか が重要なことだと、私は思います。

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