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授業をしない先生

私のこの考えや意思は一体どこから
来たのだろうかと考えたときに
ふと思い出したことがある。

私が小学4年生のときの
先生はほとんど授業をやらずに
テストも1回もやらなかった。

もちろん普通の市立の
地域の子どもが通う平凡な小学校。

今思うとあの時代でも
ギリギリアウトだったんじゃないかと思う。

嘘だと思われるかもしれないけど
その先生は授業をほとんどしていなかった。

何をしてたかというと
全て覚えてるわけじゃないけど
確か何か木で作ったりしていた。笑

だから、うちのクラスだけ
色んな道具だらけで教室が
いつも汚かった。笑

あとは、意見を出し合うみたいな
みんなで決めていくみたいな
本当に自由な毎日だった。

そして意見を言うと
肯定してくれる先生だった。

だから私はそれが楽しくて
どんどん意見を言っていた。

先生が笑い転げて驚くような
アイディアを出してやりたい、
と楽しんでいた小学4年生のわたし。

"答えが決められていない"
ということがどれほど
子どもの考える力や想像力を
引き出すか。

思考をパターン化せず
柔軟に考える力をそのとき養えたと
とても有り難く想う。

覚えさせるだけの授業。
答えが決められていることを
教えるだけの授業は一切やらなかった。

もちろんテストもやらない。
うちのクラスの分のテストも一応
用意されていだけど
教室の隅に放置されていた。笑

子どもながらに、
ラッキーと思う気持ちと共に
本当にやらなくて大丈夫なのかな?
という少しの不安はあった。

でも私は先生とよくコミュニケーション
をとっていたし楽しかったからこのクラスで
良かった〜と心から思っていた。

ただ、さすがに親から苦情とか来て
テストやれ!という感じになって
渋々少しやってた気がする。笑

でも本当に自由にさせてくれた。笑
親は色々言ってたみたいだけど
生徒はみんなイキイキしてたと思う。

休みの日に行きたい人だけ
恐竜展に連れてってくれたりした。

なんか先生って感じじゃなくて
小学生を同等に見てくれてる感じがした。

今考えると、
相当の覚悟でそれをやってくれていたんじゃないかと思う。

いや、よく行動できたな、、
と心の底から思う。

今なら、この日本で
こんな凝り固まった大人たちばかりの社会で
よくそんなことできたな、、
とその困難さを今なら少しは理解できる。

私はとても素敵な先生に
出会っていたんだ。

いつもジャージで
なんか汚かったけど。笑

先生のしてくれたことは
正しかったと心の底から言いたい。



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