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日本人が大切にしたい美徳 #4「勇気」

シリーズ最終回のテーマは、「勇気」です🔥

今回は、ある2人の日本人の勇気に溢れた行動を、事例として取り上げます。

1人目は、鍵山秀三郎氏。
2人目は、杉原千畝氏です。

この二人に共通して言えるのは、「自分の信念を貫く覚悟」があったことだと思います💥

何かを変えようと行動を起こすとき、その人がもつ覚悟の大きさが試されます。

「強い覚悟がある人ほど、勇気ある行動を起こすことができる」

読んでいるあなたに、こう感じていただければと思います。


杉原千畝氏 ~外交官の覚悟~

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実は2015年、大ヒット映画のモデルにもなりました。

彼の名前を聞いたことないという人は少ないのではないでしょうか。

彼の勇気は、何と言っても、外交官として、迫害された多くのユダヤ人に対して日本通過ビザを発行したことです。

外務省の命令に従って何もせず、外交官の輝かしい人生を歩むか、
命令に背いてビザを発行し、人生を棒に振ってでも多くの人の命を救うか🥺

彼の決断は後者でした。

自分の利益よりも、他者の利益を優先したのです。

彼らの命がかかっていたという点で、当たり前の行動だと考える人もいるかもしれませんが、戦禍で、自分にも危害が加わるかもしれないと思うと、そう簡単な決断ではなかったと容易に想像できます。


その決断を支えたのが、彼の外交官としての信念だったのだと思います。

岐阜県にある、杉原千畝記念館の公式HPに、こんな言葉が載っていました。

私も何をかくそう一晩中考えた。
苦慮、煩悶の挙句、私はついに、
人道、博愛精神第一という結論を得た。

そして私は何も恐れることなく、
ヴィザ発給を決意した。

彼にとっての譲れない信念はまさに、「人道」「博愛精神第一」だったのです👨

そしてそれを貫き通すことができたのは、それに対する彼の覚悟の強さに他ならないと思います。

覚悟が勇気を支えている、と推測することができますね。

では彼にとって、その覚悟の源泉は何なのか。
それを確かめに、時間があれば後でHPに立ち寄ってみて下さい。
(記事の最後にリンクが貼ってあります!)


鍵山秀三郎氏 ~一人で続けたトイレ掃除~

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鍵山氏は、このシリーズのアイデアの元になっている本、
「続・凡事徹底」の著者です。

ただ、知らない方も多いと思います。

彼はイエローハットの元社長で、「凡事徹底」という私の座右の銘の生みの親です。

私もこの言葉を通して鍵山氏のことを知りました。

そして彼の精神の神髄は、なんと言っても掃除です😉
たかが掃除、されど掃除ですよ笑
彼の覚悟には脱帽せざるを得ません。

彼は会社設立当時、日本人の美徳の荒廃に問題意識を持っていました。

そして、「日本人の心を綺麗にするには、掃除しかない。」

そう信じて、今もひたすら掃除を続けてこられています⇩


しかし始めてしばらくは、社員の誰からも受け入れられず、とても苦しい思いをしたそうです。

彼は自身のもつ強い「覚悟」でまさに凡事を徹底し、
人間として超一流に成り上がったのだと思います。

ではその「覚悟」はどのように作られたのか。何に支えられているのか。

私は、それは世の中に対する問題意識
そして世の中をよりよくしたいという想いなんだと思います🔥

さらに私なりの考察を加えると、

その「覚悟」の本質は、
彼の価値観、信条、感性、直感、アイデンティティ・・・などの、

長い人生の中で積み重ねてきた経験に深く支えられている、
ということができるのでないでしょうか。


まとめ ~自分の信念を貫く覚悟~

2人の話を私なりにまとめると、

勇気ある行動は強い覚悟によって生まれる。
強い覚悟は、自分の信念や価値観といったアイデンティティに支えられる。
そしてそのアイデンティティは、日常の経験が積み重なって形成されていく。

このようにまとめることができました。

先人たちが残した、日本人の誇る「勇気」のエッセンスを、
日常の小さな行いひとつひとつから育んでいくこと。

これがまさに「凡事徹底」の真髄の一つであり、
私たちの「勇気」を磨く最善の方法なのかもしれませんねo( ̄▽ ̄)d


凡事徹底についてはまた記事にしようと思います。


以上で、4回に渡りお届けした日本人が大切にしたい美徳シリーズは終了になります!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まだの方は下に#1~#3のリンクを載せておきますので、ぜひ見てって下さい(っ °Д °;)っ

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杉原千畝記念館HP⇩


ではまた!!\(@^0^@)/

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