やすのなつみ

「大人になるの、楽しみだな」 子どもたちがそう思える世界を作りたい。 生まれ持った、…

やすのなつみ

「大人になるの、楽しみだな」 子どもたちがそう思える世界を作りたい。 生まれ持った、物の見方や考え方の違いを知り 一人ひとりの個性を活かした関わり方を工夫する【人材分析システム】を 家庭、学級、チームなど、組織のリーダーを担う方へご提案しています。/小学校教諭/沖縄/茨城

最近の記事

相手に合わせて、伝え方を工夫できる。そんな思いやりのある、リーダーになりたい。

「自分の伝え方が合ってる。他はわかりにくいからダメなんだ」 なんて偉そうなことを、私はずっと、思ってた人間でした。 前置きが長い人や、話が飛び飛びになる人を見て「もっとわかりやすい話し方をしたらいいのに」って、ジャッジしてました。 でもね、それが分かりやすいって人もいる。伝わったよ、と言ってくれる人もいる。 色んな人がいて、いろんなコミュニケーションの取り方があって。 リーダーはそれを知っているといい。 「相手の受け取りやすい伝え方って、どんなのかな?」って、工夫

    • 「かもしれない」が巡った、ヨシタケシンスケ展かもしれない。

      昨日は家族でお出かけ。 水戸から宇都宮へプチ遠出。 「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を観に行って来た。 絵本作家のヨシタケシンスケさん。 彼のヒット作「りんごかもしれない」をもじった、会のタイトル。 可愛い。 会場のあちこちに置かれたパネルも、さすが。 会場に入る前が いちばんたのしいのかもしれない つまんなそうにしてたら 係の人がコチョコチョしてくるかもしれない いつかあなたも ここで展覧会をするのかもしれない パネルのキャラクターが、立て看板みたいな

      • ギリギリまで準備しない。それもまた、計画の範囲内なのだ。

        「あーもうわかってるから」 迷惑そうに言い放って、彼はリュックをわしづかむ。 顔を作り直して、「とーしゃん、たっちー」とせがむ次男に向き合う。 ニコッと笑い、パチンと手を合わす。 「行ってきます」 その後、彼はこっちを見ずに出て行った。 ドアがバタンと閉まる。 ドアの向こうで、タッタッタッ…と走って行く音が聞こえる。 ワイシャツの裾が、少しズボンからはみ出ていた。 「シャツの裾がズボンから少し…」 って言いかけたところで 「あーもうわかってるから」 明

        • 呪いの月を、どう乗り越えるか。

          11月は私にとって、鬼門の月だ。 「何か災難が起こるかも知れない」と思って、毎年慎重に過ごしている。 小4の時。 忘れもしない、11月3日、文化の日。 公休日だったのだが、友達数名で学校に遊びに来ていた。 校舎の側にある、吊り輪の遊具。 器械体操の吊り輪のようなフォルムをしていて、鉄の素材でできていた。 握ると鉄棒を触ったような、錆びた臭いがする。 4メートルくらい上からぶら下がっている吊輪たちを、うんていのように渡って遊ぶ。 その頃は、吊り輪をわざと上の方

        相手に合わせて、伝え方を工夫できる。そんな思いやりのある、リーダーになりたい。

          【気持ちが塞いだら、温泉ですっぽんぽんになろう。】

          気持ちが塞いだら、温泉へ行くといい。 すっぽんぽんになろう。 悩んだり、行き詰まってることが、ちっぽけに見える。 私が子どもの頃、30年ほど前は、沖縄には大衆浴場がほとんどなかった。 そもそも湯船が家にないのが普通だった。 だから、みんなですっぽんぽんになってお風呂に入るなんて! やだ恥ずかしい! って感覚だった。 修学旅行の時なんて大変だ。 恥ずかしいから誰も服を脱ぎたがらない。 全然お風呂タイムが進まない。 「ほらー!そろそろお風呂の時間が終わっちゃ

          【気持ちが塞いだら、温泉ですっぽんぽんになろう。】

          書くことがが怖くなったら。思い出したい、たった一つの大切な事

          人は、自分の見たいように物を見る。 他人がコントロールできるものではない。 朝活を始めてから幾度か思ったこと。 自分の書いたものが、知らずに人を傷つけているんじゃないか。 子連れで外出は大変だ!みたいなことを書いた。 同じく大変だった経験のある友人に記事が刺さった。 そう。届いたというより、刺さった。 大変だった時の記憶や感情がうわーっと沸いてきて、一瞬気持ちが熱くなってしまって。そんな状態にさせてしまった。 傷つけたわけではなかったけど、自分の書いたことが思

          書くことがが怖くなったら。思い出したい、たった一つの大切な事

          書きたいけど書けない。なら、人の手も脳みそも借りるんだ!

          小学校の国語の授業には、年に一回ほど「物語を書こう」という単元がある。 起承転結とか山場をつくるとか、学年や教科書によってテーマは様々。  子どもたちがわりと、楽しく活動できる単元でもある。 自由に想像して書けるし、ゾロリやおしりたんていの著者さんになったつもりで、物語をつくるのはワクワクするんだそう。 出来上がった後にみんなで読み合うのも楽しい。 それぞれの個性が作品の中で爆発していて、すっごく面白い。 なかでも忘れられないのが、あれこれ手立てを工夫して書き切っ

          書きたいけど書けない。なら、人の手も脳みそも借りるんだ!

          屋台骨はぶれないこと、バランス感を持つ存在であれ

          バンドの屋台骨はドラム。 エイサーの屋台骨は地謡。 クラスの屋台骨は、やっぱり先生。 自分の軸をぶらさないことと、バランス感が大事。 そんな話が面白すぎて、飲みすぎた。 数年ぶりの重い二日酔い。自分のことながら呆れつつ、水をがぶ飲みしている。 ママ友が所属している、ブラスバンドサークル。 そこの指導者さんがサックス奏者で、時折ジャズライブを開いている。 昨日はそのライブを観にいっていた。 終了後、サックス奏者の指導者さんと演奏者さんが、私たちのテーブルに来て

          屋台骨はぶれないこと、バランス感を持つ存在であれ

          話の聴き方が、気になって仕方ないの。 

          11月13日は、茨城県民の日で公休日。 日・月と休みになったので、群馬県の草津温泉へ家族旅行に出かけた。 …とブログを書く側で、いつもは付いてないリビングのテレビがついている。 長男のインタビュー、映るかしら。 昨日の夕方から気になって仕方ないのだ。 あんな聞かれ方をしてたけど、彼の表情は変わらなかった。と思う。 どんな風に編集されて、ニュースになるのかなあ。 今年は例年より寒くなるのが遅かったらしい。 確かに息子たちは11月に入っても半袖を着たりしていた。

          話の聴き方が、気になって仕方ないの。 

          音楽を、学びのスパイスに。vol.2

          音楽はいい。 一瞬でその場の空気を変えてくれる。 例えばどうだろう。 運動会のリレーのBGMで有名な「天国と地獄」。 チャンチャーン チャラララ チャンチャンチャラララ チャンチャンチャララララ チャラララララ あれが流れたら早歩きしたくなる。 ホントに不思議なのだけど、耳馴染みがまだない子どもでもそうなってしまう。 それだけ、音楽には力がある。 場の雰囲気や思考を変える、スパイスになってくれる。 国語の授業で書いた、作文や詩、パンフレット。 それを読み

          音楽を、学びのスパイスに。vol.2

          魅力上等、いばらき県

          知人が写真を送ってくれた。 「魅力上等、いばらき」 つくばのサイクリングロードをバックに ヤンキーの格好をした男女が自転車片手にポーズを決めている。 おしゃれ 写真と共にメッセージが送られてきた。 え、恥ずかしいっす。 咄嗟につぶやいた。  いや、これ誰に来て欲しいんだい? 隣の埼玉県からヤンキー呼ぶんですか?(埼玉県民に怒られそう) センスが無さすぎて脱帽だ。 沖縄生まれ沖縄育ちの人間が、ここ茨城に越して来て一年が経った。 魅力度ランキングはいつも、

          魅力上等、いばらき県

          読み聞かせで大切にしたい事も、それぞれ違っていいじゃない。

          「もう終わってきたんですか?」 彼女は読んでいた本を脇に置き、私にそう言った。 怒ってるのか、朝だしテンションが低いのか。 少なくとも好意で話していないのは明らかだった。 息子の小学校に読み聞かせボランティアへ行っている。 朝の会までの時間をいただいて、担当のクラスで、絵本の読み聞かせをさせてもらう。 1時間目の授業に影響が出ないように。長引かないように。 私はいつもそれを気にしている。 息子のクラスへお邪魔しているのだが、1時間目の授業が体育。 準備に時間

          読み聞かせで大切にしたい事も、それぞれ違っていいじゃない。

          【窮地に駆けつけて、美味しいごはんをつくってくれる友だち】

          そしてもし、あなたの窮地に駆けつけて美味しいごはんをつくってくれる友だちができたなら、あなたの人生は、たぶん、けっこう、どうにかなります。 上間陽子さんの著書「海をあげる」のエピローグの一文だ。 あなたにはそんな人がいるだろうか。 知り合いも、親戚もいない土地に、幼子を抱えて四十路手前で引っ越して来た。 私には、この言葉がかなり沁みた。 ぐしゅぐしゅ泣いた。 たくさんのご縁が、そんな出会いを運んできてくれたのだ。 その日は朝から雨が降っていた。 だんだん小降り

          【窮地に駆けつけて、美味しいごはんをつくってくれる友だち】

          光に還った彼女への「ありがとう」

          先にこの世を旅立った人たちが、私に問いかける。 生きてますか? やりたい事を、悔いなくやれてますか? 親しくしていた方が、昨年亡くなっていた事を知った。 彼女は、友達の友達。 一緒に飛行機の深夜便に乗って、セントレアへ行って、カプセルホテルに泊まった間柄。 そして友達と言うけれど、歳はかなり上。 私のお母さんより少し下かな?くらいの女性だった。 小柄で、ショートカットの、イキイキとした雰囲気。 看護師という職業がそうさせるのか。 午前0時近くに飛行機から降

          光に還った彼女への「ありがとう」

          生きてさえすれば、人生何とでも楽しめる。

          前回記事に上げた支援センターの先生。 先生のいる支援センターへ、昨日も遊びに行って来た。 「あ!沖縄から来たお母さんだねー!」 2度目の来所なのに、先生は私たちのことを覚えてくれていた。 雨模様で出かけにくいせいか、屋外で遊べないからか。 今日は私たち一組だけの利用だった。 ちょっぴり余談だが、水戸市の子育て支援センターは行く前に電話をしないといけない場所がほとんど。 朝、子どもと自分の出かける支度をしながら、電話をかける。 ワタシには結構なストレスだ。 そ

          生きてさえすれば、人生何とでも楽しめる。

          日記の書きぶりから分かる、その子の素質

          ブログ読むのもコメント書くのも早いっすね! 朝活仲間が褒めてくれた。嬉しいな。 長年のトレーニングの成果でもある。 何年も何年も、子どもたちの日記を読み、コメントを書くというのを繰り返して来たから、身に付いているのだ。 サッと読んで、パッとコメントを書く。 この事については自信アリ。 子どもたちの日記を読むのが好きだった。 特に休みの日の事を聞く(読む?)のが楽しかった。 子どもたちの知らない顔を覗いてるような感覚。 なんにもありませんでした。おうちにずっと

          日記の書きぶりから分かる、その子の素質