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テラサカトモヒロについて

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2002年から2007年頃まで活動していた シンガーソングライター「テラサカトモヒロ」について語るマガジン 【テラサカトモヒロ】とは 作詞作曲はもちろん、アレンジ、プログラミン…
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#テラサカトモヒロ

魚のあたまで/テラサカトモヒロ

魚のあたまで/テラサカトモヒロ

2003年 CD化された曲の一つでもある「魚のあたまで」
タイトル表記は気まぐれで「あたま」の部分は漢字になったりひらがなだったり。

当時この曲はテラサカトモヒロの代表曲でもありライブでも多く演奏され、ラジオ出演時などでも演奏されていた。

ファンの間でも人気が高く、ギターのカッコ良さなんかからも評価の高い1曲だったように思う。

けれど、25歳当時の僕はこの歌を「ヘビロテリスト」から外していた

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テラサカトモヒロの表現力について

テラサカトモヒロの表現力について

歌詞に出てくる主人公の年齢層。これって広くないですか?

「魚のあたまで」幼年期「醜く輝いて」思春期「五本の指」青年期「針のない時計」中年期「最期の手紙」壮年期

幼年期・思春期・青年期に関してはある程度の経験などからありだと思うんです。
中年期・壮年期に関してはそれはもう想像力で書くしかないわけですよネ。

例えばいろんな人から聞いた話しから膨らんだものかもしれないんだけど、そこをここまで書きき

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テラサカトモヒロのライブ その壱

テラサカトモヒロのライブ その壱

2004.9.17(金)
 四谷フォウバレイ
《曲目》
魚のアタマで
B列車寝台
サクラサカズ
マダムでございます
電脳の意志
檸檬の木の眺め 

約5ヶ月ぶりのライブ。肩ぐらいまで伸びた茶色い髪のテラサカトモヒロがステージに現れ、座った。
早く歌いたくてうずうずしている様子が見えた。ライブハウス全体が、彼一人の存在に圧倒されている。
演奏前からそんな独特な空気を作り出していた。

照明が暗くな

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テラサカトモヒロという男

テラサカトモヒロという男

24歳ぐらいの頃だったと思う。
当時、交際していた幼馴染が

「すごいやつがいるから見てよ」

と言うので、慣れない東京の街のライブハウスを訪れた。
爆音と好みにならない音楽に疲れたころ、その「すごいやつ」が舞台に立った。

無言のままに演奏に入る。
そのライブパフォーマンスに僕は息をのんだ。

爆音で聞き取りづらいはずの歌詞が、気持ちいいほど僕には届いたのだ。
耳障りの良い高音が、ロック

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闇に浮かぶメロディー/テラサカトモヒロ

2006年か2007年ごろの曲になるのだろうか

世に出回ることはなかったけれど、今ようやく聴くことができた

とあるライブで弾き語る歌

キレイなメロディーに世紀末のような情景

少し前に甲本ヒロトが近頃の音楽を

「歌詞をね、文字を追いすぎてるような気が、ちょっとだけするよね。ちょっとだけね」

と、言って話題になったりしていた

文字を追いかけてその裏っ側を知りたがる僕は、音楽脳ってかっこい

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