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【子育て】『ぼくはいったい どこにいるんだ』【図書室】

約1か月ぶりにヨシタケ本。
ヨシタケシンスケさんの『ぼくはいったい どこにいるんだ』を読みました。

「どこ?」という問いは、多くの場合は「場所」に関する答えを導きますが、ヨシタケさんの発想のように必ずしも場所だけではありません。

縮尺の違いで地図の表し方は大きく異なりますし、自己の内と外、過去・現在・未来といった時間軸で捉えると存在のありかを問うことにもなります。

こういう豊かな発想が魅力の作家さんなので、子どもだけでなく大人にも親しまれる絵本になるのでしょう。

カーナビもスマホもなかった学生時代はマップルを頼りに知らない場所へドライブするのが好きでしたし、出張があればGoogleマップなどで旅行先の地図を眺める習慣が私にはあります。

40を越えても、ああしたい、こうしたいという欲望もまだまだ枯れてはいないようですし、手帳を眺めながら未来図を描くのも割と好きかも。

☆こんな子にオススメ

・地図が好きな子

・おつかいに行けるようになった子

・考えることが好きな子、想像することが好きな子

・ヨシタケシンスケさんの本が好きな親子

☆対象年齢

・6歳くらいから

子どもに読み聞かせをしたヨシタケさんの作品たち


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