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ミカン


特徴

現代においてミカンは通常ウンシュウミカンを指す。中国の温州から入った種子を日本で蒔いてできた品種であるといわれることに由来。常緑小高木で、高さは3 - 4メートルほど、花期は5月頃で、花径3センチメートルほどの白い5花弁の花を咲かせ、秋になると果実ができる

歴史

最初に日本に広まったのはキシュウミカン。中国浙江省から小ミカンが伝り、高田みかんとして栽培された。15〜16世紀ごろ紀州有田(現和歌山県有田郡)に移植され一大産業に発展したことから「紀州」の名が付けられた。明治時代に入ると、以前よりミカン栽培に力を注いできた紀州有田はもとより、静岡県や愛媛県等でもウンシュウミカンの栽培が本格化した

生産地

和歌山県、愛媛県、静岡県、熊本県、長崎県、佐賀県、広島県、愛知県、福岡県、神奈川県、三重県、大分県、宮崎県、鹿児島県、香川県、徳島県、大阪府、山口県、高知県、兵庫県、千葉県
中国、スペイン、トルコ、モロッコ、エジプト、ブラジル、アメリカ

旬は10~12月頃

栄養素

ビタミンB1、C、βクリプトキサンチン、クエン酸、食物繊維、ヘスペリジン、カリウム

効果

発ガン抑制、コレステロール予防、むくみ予防、疲労回復、血流を良くする、便秘予防、風邪予防

保存

涼しくて通気性のある場所で。箱で購入した場合は腐ったみかんがあれば取り除き、ふたを開けたまま保存。2週間ぐらいが目安

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