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長距離ランナーのウエイトトレーニング
ランニングに筋トレは必要か?
近年は高負荷低回数が主流になってきています。
筋トレは負荷により効果は変わってきます。
負荷とは「重さ」「回数」「頻度」があります。
筋肉を大きくすると毛細血管の密度は低下し、筋肉の細胞に酸素を届ける供給率が下がってしまいます。しかし、骨や腱を支えているのは筋肉であり、走ると衝撃は体重の約3倍の負荷がかかります。
ですので、筋肉量を多くすることなくある程度保ちながら
ランニンングにおけるPDCA
練習会に参加して追い込んだ練習ができた!
こんなことが続いていませんか?
練習会に参加することが悪いことではなく、
追い込むことが悪いことではありません。
それらが、大きな目標から逆算したトレーニングになっているかどうかです。
アスリートの練習というのは、一番大きな目標から逆算しています。
例えば、3月に名古屋ウィメンズマラソンに出場します。
前日の練習は〇〇して備えよう。
そのためには、4日
ランニングシューズを履き分ける
練習内容によってシューズを履き分けていらっしゃいますか?
私が現役時代は、jogやロード走でのアップシューズ(ターサー)とペース走やインターバル走のスピード練習でのマラソンシューズ(マラソンソーティー)を使っていました。
一般ランナーでマラソンシューズの薄底の選択はほぼないでしょう。
考えられうる練習の種類として
jog
距離走
スピード練習
大まかにいうとこの3種類だと思います。
厚底シューズ
続・jog(E)のペースを考える
以前の記事ではjogの位置づけが大事ですよ〜と書きました。
ジャック・ダニエル氏はEペースランは65〜78%と言っておりますが、結構幅が広く、jogの目的においても疲労回復のjog、体調やリズムを整えるjog、ポイント練習につなぐ目的のjog、フォームを安定させるjogなど、どのあたりがどう有効なのかもう少し深く掘り下げたいと思います。
ダニエル氏はランニング・フォーミュラーにおいてこう書いて
感覚を大切にするランニング
皆さんはランニングの練習する際は何を基準にして練習メニューを組んでいますか?
走り始めた当初は、
「〇〇分走ろう」
と時間を基準にして体力の感覚を感じ取りながら、ゆっくり走ったと思います。
いつからか体力がつき、記録を狙う目的になった状態では、
「○時間のタイムを狙うなら〇〇mを○本こなさないとダメ」
などと、数字が先行していませんか?
数字に縛られた練習をしていませんか?
ダニエル氏のラン
マラソンのランニングフォーム
短距離の走り方とマラソンのランニングフォーム。
短距離は前傾から大きく腿を上げてダイナミックに走り、マラソンは背筋を真っ直ぐ伸ばしてブレが少なく走るといった、印象で大きく違うように見えますが、メカニズム的には大きな違いはありません。
私が高校生を指導していた時期に、短距離も見るようになり、そのように感じました。
それ以降、長距離選手にもドリルを色々と取り入れるようになりました。
ここ2・3年ほど
最大心拍数の公式を考えてみる
運動強度を考える上で、重要になるのが心拍数と酸素摂取量及び乳酸値が主になります。
今回は心拍数についてお話ししたいと思います。
心拍数ですが、最大と最小の心拍数がわかれば、今の運動が何%の運動強度かが分かります。
最小心拍数とはすなわち安静時の心拍数なので、比較的知りやすいです。
問題は最大心拍数です。
一般的には、
①(220ー年齢)
が、有名な算出方法ですが、これは年齢が同じであればアスリー
速く走るための3つの要素
前回は、速く走るためには生理学的要素と運動強度や種目を理解し、考えてプログラムを組む事が必要です。ということでまとめました。
マラソンを速く走るための生理学的要素として
最大酸素摂取量(VO2max)
乳酸性作業閾値(LT)
ランニングエコノミー(RE)
これらの3つで70%以上を占めると言われています。
それぞれを簡単に説明すると。。。
最大酸素摂取量とは体の中にどれだけ酸素を取り込め