2XUについて

私が愛用しているのはもちろん、当ランニング クラブにも愛用者が多いのが
 オークリーアイウェア
 ガーミン GPSウォッチ
 2XUタイツ
いわゆるランニングの3種の神器として重宝されています。

今回は2XUについて書きたいと思います。

今やタイツを履いて長距離レースを走るのがスタンダードになりつつあるランニング業界ですが、2020年のニューイヤー駅伝で2XUを履いていた選手は全体の25%強にまで挙がります。
ナイキの厚底シューズが80%を超えるニュースが話題に上がりましたが、ユニフォームとは、いわば、定められた正装であるにもかかわらず、2XUタイツを履いていたことは、私的にはナイキ以上の数値だと解釈しています。

2XUとは、two times youと読み、2005年にオーストラリアで設立され、すべてのアスリートにパフォーマンスが向上するサポートウェアを供給するというビジョンを掲げています。
2017年3月には日本法人が立ち上がっています。

その特殊製法により作られた素材は軽量で伸縮のある機能を持ち、その主なテクノロジーとは、

① 特殊製法により全方向に均等に伸縮し、柔軟性に優れており動きを妨げない
② 他社製品平均の2倍以上の着圧で筋肉を安定させる
③ 最も適切かつ強度な段階的着圧で効果的な血液循環を促す


といった内容で、その効果は、

10kランのタイムが10.6秒短縮
15分間のエクササイズで2.5%の心拍数減少
18%の大腿四頭筋への血流増加により5%のパワー上昇
60分間のリカバリー時に、血中乳酸値の排除量が4.8%増加
60分間のリカバリーで33%早期回復
60分間のリカバリーで大腿1.1cm、ふくらはぎ0.6cmのむくみを抑える

こうした研究結果がオーストラリア国立スポーツ研究所及びロイヤルメルボルン国立工科大学でその優位性が証明されており、トライアスロン・ラグビー・F1など世界中のトップアスリートが愛用し、バスケットボールのNBLでは9割の選手が着用しています。

主な特徴ですが、以下の通りまとめました。
① パフォーマンスの向上
皮膚の感覚器に最適な圧力を加えることで神経から筋肉への連携が向上し、俊敏で高いパフォーマンスを発揮することができる
② 疲労とケガのリスクの軽減
筋肉疲労の主な原因となる“無駄な振動”を抑え、ダメージのリスク軽減し、力強いパフォーマンスの持続を可能にする
③ リカバリーの促進
段階的着圧により血流やリンパ筋の循環を促進し、早期にむくみや乳酸を除去することで疲労や痛みを和らげる

私の感想としましては、薄くて伸縮性のある生地のため動きやすく、競技パフォーマンスが持続できるのが実感し、適切な着圧だからか履いていて気持ちよく、リカバリータイツを履くと、24時間くらい早く回復できる感覚がありました。

ランナーさんはケガが多いので、コンディショニングやリカバリーにもぜひ関心を持っていただいて、2XUを活用していただければと思います。

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