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昭和の秋の暮し 「十五夜」

 「僕の昭和スケッチ」94枚目

94十五夜
<「十五夜」画/© 2021 もりおゆう 水彩/ガッシュ>

「十五夜」 

十五夜は遠い夜の思ひ出

すすきを立てて

おだんご供え、

まぁるいお月さまを見ましたね

またたく星を見ましたね


文も もりおゆう


*今年の十五夜は九月二十一日の火曜日です. 月を愛でる週間は日本では縄文時代からあったと言われます。一方で、「竹取物語」には月を眺めるかぐや姫が嫗(おうな_おばあさん)に注意される場面がありますね。このことは、同時に月を見る事を忌む習わしもあったことを今に伝えています。貴族の風習だった月見は次第に庶民の間にも広まり、江戸時代になると十五夜の日に芋煮を食べて夜遊びをする風習となったそうです。何でも取り入れて暮しを楽しくする庶民のたくましさが感じられますね。 
(参考文献Wikipedia)

今年の十五夜は、晴れるでしょうか。
たまには、すすきを立てて名月を愛でて見たいものです。

<© 2021 もりおゆうのnoteの記事は全て著作権によって守られています>
(© 2021 All articles in Morio Yu's note are protected by copyright.)

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