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授業の導入(国語5年要旨を捉える)

こんばんは。
明善です。

今日は、5年生の国語の授業で要旨を捉えることを勉強する単元があるのですが、
そこをどのように指導したらいいかという質問を受けまして、
それに自分なりに答えたことをここにも書いておきたいと思います。

指導書というのがあり、教師はそれを見て行えばある程度の流れは間違いなくできるのですが、正直・・・・あまり面白くないんですよね。

そこでできる工夫としては、導入を面白くする!ということです。
導入というのは、その単元に入って一番最初の部分で、いわば、「つかみ」ですね。
つかみはオッケーなんて・・・・・知らないか。(笑)
調べたら1994年のテレビ番組でした。

脱線してしまいましたが、子どもたちの心をひきつけ、これから頑張りたい!って思わせるような最初の工夫を導入でやると良いという話です。

要旨を捉えることについて勉強していくということで、
私が提案したのは、
ちょっとナイツの漫才みたいな展開ですが、

教師(以下T)「最近子どもたちに大人気の漫画があるらしいんだけど、みんな知っているかな?」
児童(以下s)「鬼滅か?呪術開戦か?」ざわざわ・・・
T「ドラえもんって言うんだけど・・・・・。」
S「ギャー!先生知らないの~!?そんなわけないじゃん~!!」
T「みんな知っているの?」
S「当たり前だよ~!!!」
T「じゃあ、ドラえもんって大体で良いからどんな話だか教えて?」と言って手を挙げる。(手を挙げて言うことで勝手に子どもたちが手を挙げるはず。
S「はい!はい!はい!はい!」
T「じゃあ○○さん。」
S「ドラえもんというロボットがのび太を助ける話です。」
T「そうなんだね!何か付け加えある人?」
S「はい!はい!」
T「じゃあ○○さん。」
S「未来から来たロボットで、未来の道具で助けるというのを付け加えたいです!」
T「なるほど。そうするとどうなる?」
S「未来から来たドラえもんというロボットがのび太を未来の道具で助ける話です。」
T「そうなんだね!!!すごくよくわかったよ!!」

今みたいに内容をまとめてわかりやすくしたものを要旨と言います。
物事を説明するときに要旨をしっかり説明できると相手に自分の思っていることを伝えることができるね。
これから要旨について学習していきますよ。

こんな形で身近で誰でも知っているであろう物を話題にすると良いと思います。

どのぐらい時間を使えるかにもよりますが、要旨を正しく捉えることのメリットをたくさん伝えてあげるのも良いと思います。
いかに子ども自身が学びたいと思うかが大切ですね。


導入は子どもたちのやる気につながるとても大切な部分です。
指導書通りに最初から最後までやるのも絶対に悪いわけではありませんが、
導入だけでも工夫することで、子どもたちの目の輝きが変わってくると思うので、ぜひ工夫してみて下さいね~~~!!

サポートしていただけるならこれほど嬉しいことはありません。 子ども達、そしてもちろんその親御さんたちにとって役に立つことをこれからも発信していきたいです。