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メルボルンのカフェで働きたい?について

メルボルンは、世界中からバリスタ志望やカフェ経営者の卵が訪れる街。

バーの言語交換イベントに参加したときに出会った38歳の台湾人男性(自由人)も数年前にオーストラリアに移住してバリスタの道を歩み始めたと言っていたし、最近知り合ったMちゃんもコーヒーが好きでもっと知りたいから渡豪したらしい。



「なぜメルボルンがいいと思ったの?」

先週ハイキングに行ったとき、新しく友達になったマットに尋ねられた。

私は一言カフェと答えた。

行動の理由はとことんシンプルに。笑)

他の人にも同じように質問され

同じように「カフェ」と答えると

よく「なら君もバリスタ志望?」「カフェで働きたいんだ?」と言われる。

でもそれは違う。


私は大勢の人が喉から手が出るくらい欲しているメルボルンでのカフェのお仕事に一度も応募したことがない。

なぜなら

私がカフェで働くとヤバいことになるからだ。

これまでバラエティ豊富な仕事にチャレンジしてきたが、カフェで働くことがダントツで向いていなかったし、むずかしかった。

作業との相性が合わなさすぎて、カフェで働いていた頃が人生で一番ダメ出しされた時期と言っても過言ではない。

こんなにも(カフェを)愛しているのになぜ…と、報われない恋をしたような思いだった。

注文は3秒後に忘れ、忙しくなると即フリーズ、レジの打ち間違いは日常茶飯事、皿を持つのが苦手すぎて客の目でパフェを落としたという漫画のような黒歴史もある。

今思い返せばよくクビにならなかったと思う。笑

私の場合、初仕事がカフェだったもので

もしや自分ってポンコツなのかもしれない⤵︎

と 当時はたいそう落ち込んだ。

でも後々

いやそんなはずはない!ファストでマルチタスクな環境で働くとポンコツ化して要領が悪くなってしまうだけだ。超苦手の反対は超得意だから、真逆の環境に行けば輝けるのではないか?

と推理し

1つのことにじっくり集中できる環境に移動。

そしたら水を得た魚のようにイキイキと働くことができた。

自分の素材が輝く場所に自分を置くことは大事だと学んだ瞬間だった。


私はファストでマルチタスクな環境に行けばかなり悲惨なことになるという貴重なデータを23歳の時に得た。

何事にも相性というものがあって、私はカフェとの作業の相性が抜群に悪かったのだと思う。

私がカフェで働くこと…つまり苦手な作業を仕事にすることは、自己肯定感を削りながら人様に迷惑をかけることとイコールなのだ。


そんなこんなで、私はカフェでは働けない。

(中にはゆったりとしたカフェもあるが、マルチタスクな時点で私にはお手上げ)


でも、私はカフェを心の底から愛している。

特にカフェ文化が盛んなメルボルンは私にとってもはや聖地で、カフェ巡りというよりかは”聖地巡礼”と呼ぶ方が正しいかもしれない。



グーグルマップ上にあるメルボルンは行きたいカフェに旗を立てすぎてもはや地形の原型を留めていないし、1か月で人気処は網羅できた。

渡豪して1か月半で3店舗の常連になり、そのうちの1つは家の近所で「君かなり来るから」と常連専用のポイントカードを授けられた。


嬉しい



23歳の頃

カフェが好きでたまらなくて、好きを仕事にしよう!!!とカフェで働いたが、散々だった。 

スタッフとしては貢献できなかったけど、私はこれからも客という形でカフェに貢献したい(^-^)





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