２分で読める子育てエッセイ№276　『手作りはちょっとしたドラマがつきもの！』

子供達が幼稚園時代に使っていた袋類。
体操服用、お弁当用、コップ用、数珠用（⁉）を下手ながらも縫った。ミシンがね。

ところが、参観日等で市販の袋を使っている人が意外と多い事を知る。
『あっちの方が綺麗でいいじゃーん。』
ちょっと後悔。

でも、手作りで良い事もある。
絶対お友達とかぶらないので、確実に自分の物と分かる事。
『ひもは赤がいい！』
色にこだわっていた頃の事を懐かしく思い出した。

ある時期
『ミシンで何か作ろうかな・・・』
と不器用なワタクシに無謀なマイブームがやってきた。その時、余った布を使って25㎝×21㎝の小さめの手提げバックを作って息子に渡した。

『ありがとう』
とは言ってくれたものの、思った通り、しばらくは放置されていた。

でも、そのチャンスはやってきた。

現在小１の息子、寝る前に持ち運びする３種の神器がある。
スマホ
ゲーム
ゲームのソフト入れ

両手で上手く持てず、よく落としていたので
『これ使ったら？』
と、長い間出番の無かったこのバックに三種の神器を入れて見せた。

すると息子の目が輝いた！
『おおっ！これいいね！一度に全部持てる！』
それ以来、毎日丁寧に一つ一つ詰めて、愛用してくれている。
これくらい喜んで使ってもらえると、作った甲斐がある。満足満足。

今のワタクシのお気に入りは、捨てようと思っていた布で作った
自分のパジャマのズボン。

念を押すようだけど「誰かに見せる訳ではないから」と開き直りが必要な、手芸苦手レベル。

『あれ？どっちが前？後ろ？』
型紙を使わず、適当に作ったのが仇になる。

さらにキレイに縫えていなかったのか、すぐにお尻が破れ一度縫い直す。
こんどは大丈夫！悪くない。

こっそりおまけ
（追加　2021・8.17・12：30～）