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ヘンテコフーフの旦那のはなし

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henteco.coi旦那の生活のあれこれ。 ◆移住編◆ 東京から北海道へ、いざ移住!!を決意するところからひとまず定住するところまでをテキトーな文章で綴ります。 それではど…
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#旦那

天井から、、、札幌のTEAM Lab

天井から、、、札幌のTEAM Lab

今でも忘れられないあの光景。

移り住んだ家の風呂はなかなかにボロボロのため、たびたび義理のおかぁさん通称ママの家でお風呂をよく借りていた。

その日も嫁とママの家にお邪魔して、夕飯をみんなで食べお風呂をいただき、明日も仕事があるのでと家路を急ぐ2人。

ここ北海道に引っ越してからはいろんな事件が濃厚に短期間に起きていて、正直もう家のことに関してはクタクタだった。

旦那が、玄関を開けてすぐのリビ

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引越しえぐいなぁ 準備編

引越しえぐいなぁ 準備編

「いやぁ まじで服多すぎ」

2人はため息をつく。

2人の共通の趣味は古着。

他にも沢山共通する価値観は多いが、目に見えて二人を繋げたのは服というものだったし、中でも古いデザインが好きで古着にめっぽう弱い体質な二人だった。

「服売るしかないな! よし!フリーマーケットを家でやろう!」

これがその後その名を轟かせることになったか、ならなかったかは知らないが、志賀家蚤の市の始まりである。

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引っ越しえぐいなぁ 〜資金繰り編〜

引っ越しえぐいなぁ 〜資金繰り編〜

「東京から北海道って引っ越し費用えぐいと思うよ」

旦那が元同居人であるマイメンa.k.a 山賊に移住の話をしたところ、開口一番彼はこう言った。

結婚前に同居していたマイメンa.k.a 山賊と嫁と旦那の奇妙な3人暮らしの時代にも、はなし出したら止まらないストーリーがたくさんあるが、これは別の機会にしておきたい。

「ただでさえ君たち荷物が多いんだから、この家のもの全部持ってくってなったら、5,6

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家どうしようか??

家どうしようか??

東京から北海道に30歳で移住したヘンテコフーフの旦那日記

北海道移住を決めたその頃、嫁は3年間の地獄の営業職を全国1位という輝かしい実績とともに卒業。
退社後は、貯金でやりくりな休業中だった。

旦那は都内のゲストハウスで、それなりにゆっくりと仕事をしている状況。
しかし北海道までいけるほどの休みは取れず、物件探しは盆などに帰省した嫁が担当してくれた。

義理の母(以下、ママ)と一緒に何件か物件

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移住するかぁ

移住するかぁ

東京から北海道に30歳で移住したヘンテコフーフの旦那日記

「どうする?」

嫁の一言。

僕らの住んでいたのは荒川は熊野前。

東京生まれ東京育ちの僕にとってもその土地は未開のものだったし、人生で一回もその地名を聞いたことがなかった。

元々下町が好きだったので選んだその町は、どこか情緒があって都内で唯一のおでんの具屋さんが商店街にあったりと、とにかく東京のビルヂング山脈から離れた住み良い場所だ

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