感想 横浜駅SF 柞刈湯葉 横浜駅が増殖し侵食していく、駅の破壊を誓う主人公が18切符で乗り込む。
この作品が生まれた経緯が楽しい。
ずっと工事を続けている横浜駅を見てて、作者がツィッターにアイデアを投稿した。
それが、そもそものはじまりだ。
それを小説にして、第1回カクヨムWeb小説コンテストSF部門大賞を受賞した。
それが本作である。
発想は面白い。横浜駅が増殖を続け日本を全部手に入れようとするのだから。こんなの誰も考えなかった。
戦争があり、そこで開発された人工知能がベースらしいが、とにかく説明がアバウトでわかりにくかった。その戦争から200年後ということらしい。