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感想 兎の島 エルビラ・ナバロ不思議な幻想小説の数々、難点は読みにくいこと。


読みにくく、半数くらいの作品が、あまり楽しめなかった。
幻想小説の短編集です。

作者は、現代スペインホラー文芸の旗手と呼ばれてるらしい。

11篇の傑作怪奇幻想短篇集です。

カフカ風というが、ちょっと違うと思う。

それにしても読みにくい。

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無人島に兎を解き放ち新しい進化・・・

耳から生えてきた腕・・・

とにかく不思議でした。

占い師から、未来予告と電話番号が届く話しも不思議。

表題作の「兎の島」が好み
無人島に兎を解き放ったら
鳥を食べだした、つまり肉食に進化した

個体数が増加し増殖し、ついには共食いをし
滅亡したのかな・・・
彼は興味をなくし、もう無人島には行かなくなった

あたらしい進化
それは未知の創造
そこには神の要素があり
最初はワクワクしますが
冷めていく主人公

その後の変化については
滅亡したのだろうという感じで曖昧
もし、独自の変化というか進化とかしていたら
そういう想像をしてしまう不思議な作品でした。



2022 10 15





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