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本の感想

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2023年6月の記事一覧

感想 ゴーストハント3 乙女ノ祈リ 小野 不由美 今回は、ユリゲラーのスプーン曲げと…

シリーズ三作目。 今回も学校の怪談だ。 一作目と同じパターンだが、アプローチが、かなり違う…

武藤吐夢
10か月前
17

感想 ゴーストハント2 人形の檻  小野 不由美  “奇怪な人形”と“幽霊屋敷”とい…

今回は少しホラー色が強かった。 “奇怪な人形と人形としゃべる少女”と“幽霊屋敷”というホ…

武藤吐夢
10か月前
22

感想 墨のゆらめき 三浦しをん ホテルマンと書道家の友情を描いた物語。いい雰囲気…

久しぶりの三浦さんでしたが、少し僕には合わなかった。 ホテルマンと書道家の友情を描いた物…

武藤吐夢
11か月前
30

感想 ゴーストハント1 旧校舎怪談  小野 不由美 旧校舎というと幽霊。定番の除霊も…

十二国記の著者小野不由美さんの作品です。 シリーズものの第一巻です。 全部で七冊出ていま…

武藤吐夢
11か月前
32

感想 爆弾 呉 勝浩 誰しも人間は心の中に爆弾を内包しているのかもしれません。

【2023年本屋大賞ノミネート作】 【第167回直木賞候補作】 爆弾事件が起こります。 それを酔…

武藤吐夢
11か月前
23

感想 じんかん  今村 翔吾 この男、人がなせぬ大悪を一生の内に三つもやってのけた…

松永久秀というと、信長の大軍に包囲され 国ひとつの価値のあるという茶器「平蜘蛛」とともに…

武藤吐夢
11か月前
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感想 寝煙草の危険 マリアーナ・エンリケス 外国のホラー作品は、湿度がかなり違う。発想が面白い。

と絶賛の海外ホラー短編集だが・・・ 当たりと外れの落差が大きかった。 気持ち悪い描写が多い。 自殺した歌手の土葬の墓を掘り返し、その肉を骨になるまでむしゃぶり尽くすファンとか 赤ちゃんの時に死んだ大叔母の骨の一部を見つけた女が、家を引っ越した先で、その腐敗した大叔母と思える赤ちゃんの霊を見るとか 二作品で野糞をするシーンが出てくる。 そういうのありの国みたいです。 ショッピングカートという作品に、道でウンコするおっさんが出てくる。 住民たちにボコボコにされ その後、

感想 マイクロスパイ・アンサンブル 伊坂 幸太郎 ラストで伏線回収。猪鹿蝶で異世界…

今いちかな。 新入社員のいる現代社会と、エージェントが暗躍する別の世界 同時進行する2つの…

武藤吐夢
11か月前
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感想 変な家 雨穴 家の間取りが変という話しが、気がつくと横溝正史のホラーミステ…

確かに、この家の間取りは変だ 図をチラチラ見ながら、なるほどと納得し 途中で読むのをやめて…

武藤吐夢
11か月前
29

感想 エタンプの預言者  アベル・カンタン 古い価値観に固着する年寄りの文化人を…

かなり読み応えのある作品でした。 注目度の高い外国小説です。 あらすじを説明すると、 世…

武藤吐夢
11か月前
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感想 変な絵 雨穴 ユーチューバ―とか、くだらん無能と思っていたのですが、このミ…

絵にまつわるミステリー作品です。 かなりいい感じでした。 作者の雨穴さんは、性別も年齢ね…

武藤吐夢
11か月前
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感想 いつかみんなGを殺す 成田名璃子イベントの当日に大量のゴキブリが放たれる。こ…

この小説、かなり楽しい。 期待値を超えた面白さだった。 読み終えたら、たぶん、誰かに感想を…

武藤吐夢
11か月前
22

感想 ムゲンのi 上下 知念 実希人 オチが気にいらない。しかし、世界感とか、話しの…

面白いのですが、オチが気にいらない。 井上陽水かよと思ってしまいました。 詳しくは語りま…

武藤吐夢
11か月前
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2023年の5月の読書日記

読んだ本の数:14 読んだページ数:4228 おすすめ本5冊 今月は旧刊に収穫が多かった。 司馬遼太郎さんの幕末 (文春文庫)は歴史の教科書の100倍は意味のある幕末を扱った小説です。 維新とは何だったのかが、司馬さんの視線で見えてきます。 とても魅力的な作品でした。 住野よるさんの作品の中で一番かもしれない力作が、また、同じ夢を見ていた (双葉文庫) です。 この作品、僕は大好きです。 ビューティフルからビューティフルへ この小説は、文藝賞を取った作品です。文章は