見出し画像

感想 ゴーストハント2 人形の檻  小野 不由美  “奇怪な人形”と“幽霊屋敷”というホラー映画にありがちなテーマを豪華に組み合わせたている。面白かった。



今回は少しホラー色が強かった。
“奇怪な人形と人形としゃべる少女”と“幽霊屋敷”というホラー映画にありがちなテーマを組み合わせた作品。
屋敷で起こるポルターガイスト現象の理由と解決が目的で、いつものメンバーが集結する。

それぞれのキャラの役割分担もはっきりしてきたように感じます。
主人公のナル、傍観者で語りの麻衣。いがいと優しいぼーさん、巫女の綾子の存在も見逃せない、和ませ役のジョンのお惚けキャラもいい、麻衣のライバル的な存在の真砂子など個性的です。


人形と屋敷の少女がしゃべったり
無数の子供の霊が出現したり
明らかに、これまでとは違う雰囲気



聞いていた話しとはスケールが違いすぎる。普通は、反応が弱くなるものだよな。すごいラップ音があると聞いていても軋み程度。それさえ初日は確認できないことが多い。第三者が入ると一時的に反応が消える。あるいは弱くなる。


なのに、最初から奇怪現象はMAXだった。
導入部からホラー色全開

この家は子供を食うんだ。子供なら誰でもというわけではない。八歳前後だ。


という庭師の爺さんの言葉も意味深だ。


推理よりも、悪霊退治を目的としたストーリーになっています。
最後の除霊の場面など、かなり面白く
次回も楽しみです。

2023 6 28



この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?