感想 天路の旅人 沢木耕太郎 旅の話しだが、徒歩がほとんどです。深夜特急とは別の味わいがありました。
沢木さんの深夜特急のファンです。
本書は、戦前と戦後の時期
8年間にわたって密偵として活躍していた西川さんの手記を元に彼の半生というか
中国の奥からチベット、インドへの旅行の有様を描いた旅行記です。
密偵と言っても自分から政府になりたいという押しつけのようなものであり
西川さんの真意は、知らない場所を旅したいという思いにあったと思える
報告書の提出も数回らしく
帰還命令にも従わなかったのです。
内モンゴルからチベットに徒歩で旅行する最初の旅が面白い
砂漠を進むのです
そ