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#インディーズアイドル
ブランチとコヒーレント (11)
2022年3月のコヒーレント (2)2022年3月1日、この前のプレライブで発表された果南さんとねこさんのユニットのTwitterが動き始める。まずはユニット名の発表。名は「燎」。
いきなりつまづいた。読めない。
漢字自体の読みは、かがりび、ユニット名はこれで「かがり」と読むらしい。横文字かカタカナかと思っていた。二人から想像するとキラキラブリブリしないだろうなと思ってはいたけど、漢字できたか。
ブランチとコヒーレント (12)
2022年4月のコヒーレント3月17日の燎デビュー後、ライブのラッシュが始まる。
デビューの翌週月曜と土曜両日ダブルヘッダー。オタク初心者の自分にとってなかなかのハードスケジュール。時間的にも、お金的にも。ダブルヘッダーの間は6時間空いていてどうしたものかと思案し、結局秋葉原〜上野を歩きつつ、趣味の物眺めたり普段行かなそうなお店に行ったり。しかし1日でいくら使ってるんだ。
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そして4月。2週
ブランチとコヒーレント (13)
2022年5月のブランチ
5月、去年よりもゆるく外出できるゴールデンウィーク。ねこさんと出会って丁度1年が経った。
振り返ってみると、以前はひと月に1回姿を見れれば上出来だったのに、今は週に1回は多少の会話を交わすほどになり、より身近な存在に変化している。
互いにそれぞれの趣味趣向はなんとなくわかってきているものの、相通じるものは無い。それゆえねこさんが興味を持つものは自分にとっては新鮮で、話
ブランチとコヒーレント (14)
2022年6月のブランチ
6月2日、またもやライブ見逃す。RanaBというK-POP系を得意とするアイドルグループ主催のライブ。おじさんにはちょっと刺激が強すぎもシャープな振りはかっこよき。
配信でライブを観る。現場だと撮影したくなってしまい、どうしても曲への注意が弱くなる。配信で観ると臨場感は失われるけど、視覚と聴覚が両方が客観的になって観察の視点が変わる。繰り返し観れる事もメリットで、音源
ブランチとコヒーレント (15)
2022年9月のブランチ
残暑ってなんだっけ、ってくらい真夏日が続く9月。
ねこさんの生誕ライブに向けて、オタク側も準備を進めていた。大多数はねこさんが初めての推しで、この手のイベントは全く要領を得ない。しかしこれまでに培ってきたオタク間の関係性もあり、いい歳のオヤジでもあり、互いに様子を見ながらも連携を探り始める。
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オタクはLINEグループを組んで情報交換。ある時は先輩オタクに、またあ
ブランチとコヒーレント (16)
2022年10月のブランチ (1)
9月のねこさん生誕ライブがあった週末はMusic Bar Cordaでねこさん生誕イベント。土日の2日間にはねこさんとキャストさんコラボで弾き語りの時間があったり、誕生日当日へのカウントダウンなどで盛り上がった。けど、その2日間でねこさんと自分の間の会話は本当の皆無。その間何回か来店したものの、ねこさんからはいらっしゃいませの一言も無いあり様だった。どこで尻尾
ブランチとコヒーレント (17)
失う記憶と残る記憶
仕事の帰りがけにバー寄ってウイスキーを飲む時は、晩御飯は抜いて行く。その方が香りを拾いやすいし、すぐに酔っ払うので飲み過ぎない。
何かとお高い嗜好品なので、惰性で飲まないように、行きつけのバーで半年に一度、アイラ島スコッチウイスキーの蒸留所5種を、黒いテイスティンググラスに入れて香りと味だけで当てるゲームをしている。
昔から変わらぬ蒸留所の特徴があるのは確か。しかしさまざ
ブランチとコヒーレント (18)
2022年12月のブランチ (1)
ひたすらお店に通おうとする日々も、ちょっと仕事が詰まっていて、ラストオーダーに間に合わなかったり、間際に駆け込むもご飯にありつけない日もあったり。みっきゅんと菜月さんファイナルご飯は幻となってしまった。
Music Bar Corda閉店前最後のねこさんご飯当番、今日はいつにも増して外せない。ねこさんも最後は絶対に売り切れ御免しないと昼から仕込みに余念がない
ブランチとコヒーレント (19)
2022年12月のコヒーレント (2)
2022年のクリスマスは週末となり、特定条件を満たした人々には幸せな週末になりそう。日本の人口減少防止に寄与することを祈りつつ、該当しない自分はMusic Bar Cordaへ。
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いつも満席の店内、ねこさんは上下セパレートのサンタコス。確かに可愛いのだけど、それよりも見ててこちらが寒くなってくるのは歳のせいか。体調崩したりしなければ良いのだけど。
ブランチとコヒーレント (20)
2023年1月のコヒーレント (1)
アイドルユニット燎2023年最初のイベントは撮影会。
連休の浅草で和装の撮影、ベタが故に押さえておきたいという事でまたもロケハンから。ロケハン大事。
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浅草。家からだと2時間かかり、なかなか足が向かない場所。昔、海外から来た仕事関係の人と商店街を歩いたり、子供を連れて行ったりはしたものの土地勘は無い。
地図と検索でめぼしい撮影場所を選ぶも、和装で歩く
ブランチとコヒーレント (21)
2023年1月のブランチ (1)
仕事始めからありがたい事に忙しい日々が続く。
短い1週間を仕事漬けで終えた週末、果南さんが秋葉原のあのメイド喫茶で限定的に勤務復帰するという告知が。
あのメイド喫茶はねこさんを知るきっかけになった場所であり、果南さん、ここではかなこさんがかつて勤めていた場所でもある。
シックなメイド服に身を包む果南さんについては、あのコンカフェで自分より古い常連さんから当時
ブランチとコヒーレント (22)
2023年2月のコヒーレント (1)怒涛の1月はあっという間に終わり、アイドルユニット燎の再始動を無事見届ける事ができた。
燎は着実にライブのブッキングを進めていて、正に再始動。平均すると週1回を超えるペースは小休止前と同ペースになってきた。
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自分はできる限りライブに顔を出そうと画策するのだけど、既に行けないライブがいくつか見えてきた。残念だけど、まあ仕方ない。
そんな話をオタク連中と
ブランチとコヒーレント (26)
2023年3月のコヒーレント (1)2023年、3月に入る。刻の流れは本当に早い。
燎のライブに行かなくなって20日が経つ。これまでに20日以上燎のメンバーと顔を合わさなかった日は、多分年始の撮影会から再始動ライブまでの間だけかもしれない。
その間に気持ちが何巡かした。何かするときに、時間を空けても良い効果が得られる事は無いと思うことが多いのだけど、気持ちの場合はなんかあるなぁ、と改めて思う。
ブランチとコヒーレント (27)
2023年3月のコヒーレント (1)翌週、またアイドルユニット燎のライブ。
燎は去年2022年3月にデビューして、一年が過ぎる。デビューライブは新宿ReNYという大きなステージだった。あの時はとにかく広いステージと煌びやかな照明に圧倒された。自分はただの観客なのに緊張した。
そして燎は再び新宿ReNYへ。
今日はイベントのトリを務める。一年という時間を経て、主催ではないライブでトリを飾るまでにな