みゅぜぶらん八女

福岡県八女市福島地区の町並み保存と町家の活用に携わっています。みゅぜぶらん八女では、約…

みゅぜぶらん八女

福岡県八女市福島地区の町並み保存と町家の活用に携わっています。みゅぜぶらん八女では、約3000冊の蔵書を閲覧、活用していただくことができます。また、イベント(個展、勉強会etc)を企画していただくことも可能です。 館長:早稲田大学名誉教授 久塚純一/代表:久塚佳代子

最近の記事

九州のバイオマス活用と持続可能なまちづくり ― 福岡県みやま市の事例からー

一般社団法人日本有機資源協会 十川 有子  東日本大震災以降のパラダイムシフト  バイオマスという言葉が一般に普及し始めたのは、東日本大震災以降ではないかと思う。私の住む東京の街は帰宅難民であふれ、震災後も少ない日数ではあったが計画停電が実施された。福島の事故から、エネルギーを生み出すものはなにか、エネルギーを消費することとは一体どのような意味があるのか、初めて考えた人々も多いはずだ。近年のパラダイムシフトは、東日本大震災とコロナ禍で起きたと思うが、震災前には、エネルギーや

    • みゅぜぶらん八女の蔵書⑪

      蔵書No.91 (著者)三浦つとむ (書名)日本語はどういう言語か (総ページ数)278頁 (書籍の大きさ)15cm(縦)×10.6cm(横)(文庫版) (発行所)講談社 (発行年)1976年 (解説) 『この本』には、色とりどりの付箋が付けられている。そして、これでもかというくらいの傍線が引かれている。27頁以下の「作者の体験と鑑賞者の追体験」の箇所は、何度読んでも面白い。という訳で、何を考えようとしているのかが、自分自身でも、訳が分からなくなっている時、いまでも、書棚

      • みゅぜぶらん八女の蔵書⑩

        蔵書No.81 (編著者)Ministère du Travail et des Affaires Sociales/ Ministère de L’Aménagement du Territoire ,de la ville et de L’Intégration (書名)Bulletin Officiel・・・Affaires Sociales,Ville et Intégration・・・22 mars 1997 TomeⅡ No.97/6(写真左側) (総ページ数)6

        • 10月30日(土)~11月1日(月)社会保障講座受講者募集

          ◆◆◆みゅぜぶらん八女社会保障講座(第四期)・・・受講者募集◆◆◆ ◆そうだったのか・・・「社会保障の歴史」・・・④(公的扶助の歴史)・・・ (対象)「社会保障の歴史」について関心のある方(高校生以上)。 (日時)2021年10月30日(土)17時~19時 (場所)みゅぜぶらん八女(八女市本町263丸林本家南棟) (講師)早稲田大学名誉教授 久塚純一先生 (受講料)1000円/1名(高校生以上)・・・当日お支払いください。 (定員)5人 (受講申し込みの方法)参加する方の氏

        九州のバイオマス活用と持続可能なまちづくり ― 福岡県みやま市の事例からー

          10月15日(金)~17日(日)社会保障講座受講者募集

          ◆そうだったのか・・・「社会保障の歴史」・・・③(年金の歴史)・・・ (対象)「社会保障の歴史」について関心のある方(高校生以上)。 (日時)2021年10月15日(金)17時~19時 (場所)みゅぜぶらん八女(八女市本町263丸林本家南棟) (講師)早稲田大学名誉教授 久塚純一先生 (受講料)1000円/1名(高校生以上)・・・当日お支払いください。 (定員)5人 (受講申し込みの方法)参加する方の氏名、参加希望日程を明記の上、みゅぜぶらん八女のフェイスブックページあるいは

          10月15日(金)~17日(日)社会保障講座受講者募集

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑨

          蔵書No.71 (編著者)吉見俊哉 編著 (書名)1930年代のメディアと身体(青弓社ライブラリー23) (総ページ数)255頁 (書籍の大きさ)18.9cm(縦)×12.9cm(横) (発行所)青弓社 (発行年)2002年 (解説) 『1930年代のメディアと身体』という『この本』のタイトルに惹かれる方も多いだろう。私もそのひとりである。最初に手に取った時、そのタイトルと中身のギャップが気にかかった。そうなると、私の場合、「ギャップと感じた」自分の心の中が気にかかり、「読

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑨

          9月17日(金)~19日(日)社会保障講座受講者募集

          ◆そうだったのか・・・「社会保障の歴史」・・・②(医療保険の歴史)・・・ (対象)「社会保障の歴史」について関心のある方(高校生以上)。 (日時)2021年9月17日(金)17時~19時 (場所)みゅぜぶらん八女(八女市本町263丸林本家南棟) (講師)早稲田大学名誉教授 久塚純一先生 (受講料)1000円/1名(高校生以上)・・・当日お支払いください。 (定員)5人 (受講申し込みの方法)参加される方の氏名、受講希望日を明記の上、みゅぜぶらん八女のフェイスブックページあるい

          9月17日(金)~19日(日)社会保障講座受講者募集

          9月10日(金)~12日(日)社会保障講座受講者募集

          ◆そうだったのか・・・「社会保障の歴史」・・・①(一般的な歴史)・・・ (対象)「社会保障の歴史」について関心のある方(高校生以上)。 (日時)2021年9月10日(金)17時~19時 (場所)みゅぜぶらん八女(八女市本町263丸林本家南棟) (講師)早稲田大学名誉教授 久塚純一先生 (受講料)1000円/1名(高校生以上)・・・当日お支払いください。 (定員)5人 (受講申し込みの方法)参加する方の氏名、参加希望日程を明記の上、みゅぜぶらん八女のフェイスブックページあるいは

          9月10日(金)~12日(日)社会保障講座受講者募集

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑧

          蔵書No.61 (著者)Pierre Guillaume (書名)Le Rôle Social de Médecin depuis deux siècles (1800-1945) (総ページ数)319頁 (書籍の大きさ)23.5cm(縦)×15.5cm(横) (発行所)Comité d’histoire de la Sécurité Sociale(Paris) ;Association pour l’étude de l’histoire de la sécurité s

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑧

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑦

          蔵書No.51 (編著者)Fondation Nationale de Gérontologie (書名)Gérontologie et Société No.26(La vie associative des plus de 50 ans) (総ページ数)160頁 (書籍の大きさ)24cm(縦)×15.7cm(横) (発行所)Fondation Nationale de Gérontologie(Paris) (発行年)1983年 (解説) “Gérontologie e

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑦

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑥・・・蔵書のある空間

                      蔵書のある空間 No.1 (解説)“みゅぜぶらん八女”の正面入り口の右側の7段の本棚には、新旧の専門書や教科書が配架されている。 (場所)一階入り口の右側(土間) (配架してある蔵書のジャンル)①社会保障法関係書籍(日本語)、②社会保障関係書籍(日本語)、③社会保障関係論文集(日本語)           蔵書のある空間 No.2 (解説)“みゅぜぶらん八女”に入って左側の土間には、本棚とキャスターが並んでいる。ひときわ目を引くのは、ずらりと並ん

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑥・・・蔵書のある空間

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑤

          蔵書No.41 (編著者)久塚純一/岡沢憲芙(共編) (書名)世界のNPO・・・人と人との新しいつながり・・・ (総ページ数)292頁 (書籍の大きさ)21cm(縦)×15cm(横) (発行所)早稲田大学出版部 (発行年)2006年 (解説) 『この本』で扱われたのは、1.イギリス(早田宰先生執筆)、2.ドイツ(坪郷實先生執筆)、3.スウェーデン(岡沢憲芙先生執筆)、4.メキシコ(畑惠子先生執筆)、5.フランス(久塚純一執筆)、6.アメリカ(篠田徹先生執筆)、7.日本(久塚

          みゅぜぶらん八女の蔵書⑤

          みゅぜぶらん八女の蔵書④

          蔵書No.31 (著者)南光進一郎 (書名)超男性XYYの話・・・行動遺伝学研究のモデル (総ページ数)84頁 (書籍の大きさ)18.8cm(縦)×12.8cm(横) (発行所)海鳴社 (発行年)1985年 (解説) 『この本』は、約35年前に出版された小さな本である。その1985年には「男女雇用機会均等法」が制定された。「男」・「女」という「ことば」を使っての「均等(≑平等)」促進であった。とはいっても、既にあるモノとしての「男」・「女」(というモノ 自体)を、さらには、

          みゅぜぶらん八女の蔵書④

          みゅぜぶらん八女の蔵書③

          蔵書No.21 (著者)久塚純一 (書名)フランス社会保障医療形成史—伝統的自由医療から社会保障医療へ—(北九州大学法政叢書-10) (総ページ数)336頁 (書籍の大きさ)21.7cm(縦)×15.6cm(横) (発行所)九州大学出版会 (発行年)1991年 (解説) 『この本』は、久塚の初めての単著である。今考えると、もう少し時間をかけて丁寧に書けばよかったと思う反面、急いだだけに、想いは強く表現できたとも思う。出だしの部分にあるように、気にかけていたのは、フランスにお

          みゅぜぶらん八女の蔵書③

          みゅぜぶらん八女の蔵書②

          蔵書No.11 (著者)Henry C.Galant (書名)Histoire Politique de la Sécurité Sociale Française 1945-1952 (総ページ数)208頁 (書籍の大きさ)23.5cm(縦)×16cm(横) (発行所)Comité d’histoire de la Sécurité Sociale(Paris) (発行年)2004年 (解説) 1945年から1952年という限定的な時期を対象とした価値の高い学術書である

          みゅぜぶらん八女の蔵書②

          みゅぜぶらん八女の蔵書①

          みゅぜぶらん八女 館長 久塚純一 第1回目 蔵書No.1 (著者)Janet R.Horne (書名)A social Laboratory for Modern France---The Musée Sociale & The Rise of The Welfare State--- (総ページ数)352頁 (書籍の大きさ)23.5cm(縦)×16cm(横) (発行所)Duke University Press(Durham and London) (発行年)2002年

          みゅぜぶらん八女の蔵書①