3割打者
理不尽なものと向き合いながら、ささやかな個人の幸せのために尽力する。
理不尽なものというのは例えば「地下の古代生物」であり「組織」であり「父親」であり「個人の抱える闇」である。
ささやかな個人の幸せというのは例えば「ビール」であり「料理」であり「音楽」「恋人」である。たったこれだけを守るためにどれだけ人は強くなければいけないのか、ということを村上春樹(さん)は教えてくれる。
14~5歳の頃からパラパラと読んでいた小説の何に心が動かされていたのか、いまさらながらに気づいた。
「幸せ」を分断する「理不尽」について今ほど考えさせられることはないから。
私は、私と私の周りにいる何人かの幸せを守るために、なんとなくではなく、全力で戦わなければいけないのだ。
今のところできることは、外出を控えることくらいだけど。
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本棚に並べられた本の8割がオブジェでした。
読んでるのは2割てことですね。
自粛期間中に3割打者目指して頑張ります。
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