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変えたら一部の人は不幸になりそうだけど多くの人は幸せになりそうなこと【就職活動編】

こんにちは、murakenです。


8月からTwitterでキャリコン勉強アカウントを始めてみたのですが、先輩キャリアコンサルタントの方々が大人すぎて驚きました。人間性がマジで素敵…!

ドラマ「あなたの番です」の実況アカウントやミスチルアカウントなど、いくつかアカウントを持っているのですが、おそらく一番受容性のある方々で成り立っているのではないかと思います。(他がどうという意味ではなくて)

…と、思っていたら、昔【カール・ロジャーズ】という、カウンセリング界のゴールド・ロジャーみたいな人がいたらしく(たぶん)、どうやらカウンセラーは3つの態度を持つべきやで、と言ったらしいのです。

その3つというのが、

①無条件の肯定的関心

②共感的理解

③自己一致

というものらしく、キャリアコンサルタントの資格を持っている方であれば、「受容・共感・自己一致」という3つの基本的態度を持っていて当然なのだとか。

なるほど、だからみなさん大人なのですね…自分ももうすぐ30代に突入するので、そろそろ「どこかに5000億円落ちていないかなぁ…」みたいなゴミツイートは控えるべきでしょうかね。まぁいいか。



さて、ということで今日のテーマはこちらです。

変えたら一部の人は不幸になりそうだけど多くの人は幸せになりそうなこと【就職活動編】~~~~

はい。ということで、就職活動にまつわる謎の慣習的なものを斬っていきたいと思います。



変えたら一部の人は不幸になりそうだけど多くの人は幸せになりそうなこと【就職活動編】

①リクルートスーツの廃止

→これね、1万年と2000年前から言われていることですが、スーツ業界以外の一体誰が得するのでしょうか。

僕は(太ったことをある程度隠せるので)スーツ大好きなのですが、正直着ても着なくても良い派なので、いまだに34℃くらいの東京でリクルートスーツを着て汗だくになっている就活生を見ると心が痛みます。それを強要する企業…は今はだいぶ減ったのかな?

いっそ「服装自由(マジで何でもOKですし服装自由と書きつつスーツを着ないといけない空気感0です選考にも全く関係しません過去にはアロハシャツと短パンで参加して入社した社員もいます)」くらいは書いてもいいかもしれないですね。


②革靴、パンプスの廃止

→最近、単発仕事で久しぶりにガチスニーカーを履いたんですけど、まぁ履き心地の良いこと!

※ガチスニーカー…主に小学生が履く、踵の部分にがっつりエアーの入った靴。横から押すとプニプニして気持ちいい。大人が履くと異常にダサく見えるがもう気にしない。だって足が快適なんだもの。

で、何で革靴を履かないといけない空気になっているんだろう?と考えてみたのですが、これって何となくスーツに合うからですよね?いわゆる「正装」と言われる一団のメンバーっていうだけですよね?じゃあ、革靴を履くこと自体に特段意味はないわけですよね…

ということで、もうやめたら良いのではないでしょうか。あと宣伝するわけじゃないけど、無印良品のなんちゃらスニーカー、異常に快適だから。現場作業系の派遣仕事にはマストだから。


③黒髪神話の積極的崩壊

→結論、企業側も髪色自由の方向性を打ち出して行くべきじゃないでしょうか。

話は僕が高校生の頃に遡ります。僕が通っていた高校は私立だったのですが、毎年500回くらい頭髪検査というものがありました。

で、地毛が茶色がかっているせいか、体育の先生に染めているのではないかと疑われることもあったのです。そして疑いがかかった者は、地毛であることを証明するために幼少期の写真を持参するというルールでした。

ええ、持っていきましたよ。4歳くらいの頃の、近所の川で親父と一緒にカジカを釣った写真を…

無事に証明ができたのでそれ以降は髪の長さのみチェックされることになったのですが、なぜ黒髪である必要があったのか、今でもわかりません。

そして大体の就職活動でも、なぜ黒髪以外がNGとされているのかがわかりません。正確に言うと、企業によっては全く気にしないというところも一定数あると思うんですよ。

ただ、「カラートーン7番」とか言われても、太陽の光が当たったら誰でもある程度茶色くなったりするわけで。あと、日常業務に差し支えるかって言うと、別にそんなことはないと思うんですよ。

例えば、交通誘導の人がどピンクの閣下ヘアーとかだったら運転手の注意がそっちに向いて事故を引き起こす可能性があるかもしれません。だから派手な色はNG。というような理屈であればわかるんです。

でも、大体の仕事に髪色って関係なくないですか?極端な話、営業なら「黒髪で1000万円売る人」よりも「ピンクの髪で5000万円売る人」の方が良くないですか?(黒髪批判ではなく単純な例です)

はい、次。


④手書きの履歴書の持参

→iPhoneで自撮りした顔写真をWordに貼り付けて作った履歴書(をコピーしたもの、というかもはやPDFデータかWebページ)で良いのではないでしょうか。

どうしても手書きを推奨したいなら、せめてコピーをさせてくださいお願いします。エコだし。

というか、実は自筆の履歴書って求人広告を出す上ではほぼ強制NGなんですよ。確か機能上の理由で手書きができない人もいるという理由だったかな。

まぁ、厳密に言うと実際は企業側も手書きを強制しておらず、求職者側が構えて手書きにするケースが多いのかもしれないけど。

あと、「手書きの履歴書を見ればどんな人かわかる」という主張もね、僕の中の小池徹平が「わか~るわかるよ君の気持ち~♪」なんて歌い出すレベルでわかるんですけど、どうかなぁと。適性検査の類のものもだいぶ発達してきていますしね。

▼わか~るわかるよ君の気持ち♪のやつ

今の時代、さまざまなツールも充実していると思うので、ぜひ手書きの履歴書以外で見極めをしていただければ幸いです。


⑤学校を卒業したらすぐに就職という流れ

→「とりあえず就職する」人がいるのだから、「とりあえず就職しない」人がいても良いと思います。後者の場合は、本人が何かしらの方法で生計を立てられる場合ですが。通年の流れは良いですよね。

※7月末に仕事を辞めてからPCで文字を入力する機会が5000分の1くらいになったので、そろそろ疲れてきました。もうそろそろまとめますかね。


され、つらつらと書いてきましたが、実は僕が本当に言いたかったことは上に羅列したことではありません。

上に書いたことは、よくよく考えれば全て「慣習」や「空気感」的なもので、法律で決まっているわけでも、全ての企業から指定されているわけでもないですよね。

じゃあ一体誰がそのような慣習や空気感を作ったのか?業界なのか、企業なのか、個人なのか、それとも…

その正体はわかりませんが、僕が言いたいことは【自分の頭で考えて、時には周りの協力も得て、でも最後はやっぱり自分が信じた道を突き進むことが大切なのではないか】ということです。

各国の国民性を表すエスニックジョークで有名なものとして、「タイタニックジョーク」というものがあります。


【Q】沈没しかけた船に乗り合わせる様々な国の人たちに、海に飛び込むよう船長が説得を行う場合、どう伝えれば飛び込むのか?

【A】

アメリカ人→「飛び込めばあなたはヒーローになれます」
イギリス人→「飛び込めばあなたはジェントルマン(紳士)になれます」
ドイツ人→「飛び込むのはルールです」
イタリア人→「飛び込めばあなたは女性に愛されます」
日本人→「みんな飛び込んでますよ」
韓国人→「日本人はもう飛び込んでいますよ」

▼参考


上記はあくまでジョークですが、日本人のところを見ると、「みんな飛び込んでますよ」と書かれていますね。僕はショックでした。言い換えれば、「自分の意志・意思がない民族」と言われているようなものですもんね。

じゃあ、そのような状態で「自分らしく生きる」ことはできるのでしょうか。

僕の中で自分らしく生きることの定義(簡易版)は、「利他の観点を持ちつつも、自分が思う幸せ(の形)を追求すること」なのですが、もし自分らしく生きる人が増えれば、少なくとも今よりももう少し、それはほんの僅かな変化かもしれませんが、今の空気が変わるような気がしています。

だから、そのような閉塞感を抱えながら日々葛藤している人たちのお手伝いができればと思い、キャリアコンサルタントのスキルを身につけようと決めたのです。(あれ、なんか自分の話になったぞ)

もちろん、誰かの考えや、誰かが作った流れに乗るのが自分らしさであれば、それも一つの答えなのだと思います。

ちなみに答えはいつでも書き換えられるので、その都度自分の心と向き合って、自分が信じるものに身を寄せていけば良いのではないでしょうか。


最後に改めて結論を述べます。

「ミスチルの応援ソングの定番は"終わりなき旅"と言われているけど、"足音~Be Strong"もなかなか良い。というかめっちゃ良い。」


以上、ご覧いただきありがとうございました!

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