ミニマリストになって2年|よかったこと5選
わたしは、面倒くさがり屋だ。それなのに、整ったお家に憧れる。だから、モノを手放してミニマリストになった。
修行を始めて2年。
洋服は100着、本は300冊手放した。そして、テレビも車も手放した。
以前のわたしは、大好きなモノを収集するマキシマリストだった。
でも、今は少ないモノと暮らす方がしっくりくる。
今回は、そんなわたしがミニマリストになってよかったことをまとめてみた。
1) 在庫管理がラクになる
これまでは、「あれがない」「これが少ない」と日用品の在庫管理に追われていた。週末に買い出しへ行ったはずなのに、別の日用品が切れて、また買い出しへ行く。
ミニマリストになってからは厳選に厳選を重ね、本当に必要な日用品だけになった。
代用できるモノをなるべく使う。頻度が低いモノは、使うのをやめる。
面倒くさがり屋のわたしにとって、在庫管理はプチストレスだった。限られた日用品の中で工夫しながら生活する方が、向いているようだ。
2) 出費が減る
マキシマリストの時は、浪費することでストレスを発散していた。
買い物をすると脳から「ドーパミン」という快楽物質が分泌され、いっときの満足感を得られる。
でも、買ったモノはすぐに飽きてしまい、別のモノがほしくなる。その繰り返しだった。
部屋の壁には、埃まみれの絵やポストカードがびっしりと並んでいた。クローゼットには、系統が変わって着なくなった服が眠っていた。
ミニマリストになってから、買い物が慎重になった。それを買ったら何が得られるのか。後のことを考えるようになった。
それでも時々、一目惚れで買うことはある。けれども、責任を持って使う。
買って後悔したモノは、二度と同じ失敗を繰り返さないように反省してから手放している。
3) 掃除がラクになる
例えば、、
テレビ掃除は、画面の埃を払い、テレビ台を拭いて、コードの汚れを取って…と厄介(やっかい)だ。
水切りカゴ、三角コーナー、カーペット、お風呂の棚など。
家には、細々したモノが多い。多過ぎて、週末の掃除では手が行き届かない。
結果、水切りカゴと三角コーナーは錆び、カーペットは髪の毛がからみ、お風呂の棚は水アカまみれになった。
ミニマリストになり、それらは全て手放した。
掃除がシンプルになった。シンプルだからこそ、毎週掃除ができる。
しかも、床掃除はロボット掃除機がやってくれる。
面倒くさがり屋でも、キレイなお家が保てるようになった。
4) 時間に余裕ができる
マキシマリストの時は、時間が足りなかった。
会社員と学生、両方をやっていたこともあり、とにかく時間に追われていた。仕事がひと段落したら、課題をやって、画材の買い出しに行き、家事もこなして、学校に通う。
集中力が続かず、単純なミスを繰り返して悩む日々だった。
ミニマリストになってからは、時間に余裕が生まれた。
片付ける時間、探し物をする時間、買い物をする時間が減った。
おまけに、掃除と洗濯の時間も減った。先ほども述べたように掃除はロボット掃除機、洗濯は乾燥機つき洗濯機がやってくれる。
時間の使い方が、よりシンプルになった。
自分の時間が生まれたので、毎朝ヨガと筋トレをしている。
5) 悩みが減る
ミニマリストになってから、不思議なことに悩みが減った。どうやら、思考がシンプルになったらしい。
マキシマリストの時は、自己肯定感が低かった。できないことばかりに目が行き、「ダメな人間だ」と責め続けて鬱になった。
ミニマリストになってから、時間に余裕ができた。時間に余裕ができると、心にも余裕が生まれる。そして、心に余裕が生まれてはじめて、客観的に自分と対峙(たいじ)できるようになった。
できること、できないこと、得意なこと、不得意なことが分かってきた。
今は1年間の目標を立てて、ノートに日々を記録している。物事をシンプルに判断し、日々目標に近づいているか振り返る。少しずつではあるが、着実に成長している。
そんな生活を送れるようになり、人生が楽しくなってきたところだ…!
まとめ
ミニマリストなってからの生活や心の変化を、素直につづってみた。
「モノを減らしただけでしょ?」と思われるかもしれないが、逆にモノを減らすだけで変われる。
だから、ミニマリストが気になるのなら、騙されたと思って試してみてほしい。
ミニマリストという考え方に出会ってから、心も豊かになった思う。疲れ切っていた当時のわたしに、ピッタリな考え方だった。
人間には、キャパシティがあると思っている。モノや情報に溢れかえっている現代では、すぐにキャパオーバーしてしまう。
だからこそ、目の前のことを少しだけシンプルにする。その繰り返しで、人生は楽しくなると信じている。
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