記事一覧
花粉症シーズン はず かむ
今年も花粉症シーズンがやってくる!サンタクロースと一緒です。毎年やってきます。(サンタクロースが来ない人はごめんなさい。)去年苦しんだ皆さん、思い出してください。今年こそ早めに準備しましょう。そして、告知した通り花粉症シーズンだからといって受付時間の延長はしません!
やることは毎年同じです。1)身体に入る花粉を減らす。
もう皆さんの友達でもあるマスク着用と、かっこわるさから敬遠されがちであるゴ
子どものカゼは耳鼻咽喉科?それとも小児科?
みなさん、お久しぶりです。
早いもので2023年も終わりが近づいてきました。
noteは基本的に「仕事が暇なときに書く」ものなので、なかなか更新できなくてすいません。(自宅では書かないってことです。( ー`дー´)キリッ)
さて、私が今治に帰ってきてすぐのこと、患児ご家族からこんな質問をいただきました。
「耳鼻科と小児科、どちらを受診すればいいのですか?」
その時は深く考えず、「通いやすい
土曜日午後も営業している今治市の調剤薬局-β版
新年明けましておめでとうございます。
北陸地方の震災など、暗いニュースで2024年を迎えることとなりました。ただ、一緒に暗くなる必要はありません。耐えられない方は目を背けていいのです。自分を大事にいきましょう。
さて、ムラシマ耳鼻咽喉科は3代目の私が就任してから最大のピンチを迎えています。
ご存じの通り、当院は院内処方を基本に診療を行っています。しかし、COVID-19の流行や、大手ジェネリッ
アレルギー性鼻炎の子どもをもつ親たちへ
スギ・ヒノキ科花粉症(以下、花粉症)シーズンも終わり、この記事を書き始めたころに梅雨入りしました。これから耳鼻咽喉科医院は閑散期に入ります。(暇なはずです。)
今年2023年のスギ・ヒノキ科花粉の飛散数は、例年の1.5倍となり、私が当院を継承してから最も忙しい花粉症シーズンとなりました。
さて、忙しさも一段落したところ(暇なはず)で、アレルギー性鼻炎の子どもをもつ親御さんたちへのメッセージとし
スギ舌下免疫アレルゲン療法の現状について
総括:2023年のスギ・ヒノキ科花粉症2023年のスギ・ヒノキ科花粉症(以下、花粉症)シーズンもそろそろ終わりを迎えようとしています。今年はしんどかった方も多かったのではないでしょうか。また、不幸にも今年発症してしまった方もいらっしゃるでしょう。
2023年のスギ・ヒノキ科花粉の飛散数はここ3年間で一番多く、例年の1.5倍~2倍の飛散数が観測されたようです。
https://tenki.jp/p
2023年になりました。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。皆さんも感じられていることと思いますが、この冬を通してコロナ患者が目に見えて増えました。
軽症の方もかなり多く、風邪症状=コロナなんじゃないかと疑心暗鬼になってしまいます。
この状況を踏まえ、当院ではコロナ診療に関する対応を以下のように変更しました。ご一読ください。
https://note.com/muracent/n/nc8ed02083
ほんとうは怖い耳鼻咽喉科の病気ーノド編ー
冗談抜きで、今は「かぜかな?」と思ったら「コロナ!」の状態です。
(当院では、様々な事情を考慮してコロナの対応は行っていないため、ご迷惑をおかけします。)
さて、最近のコロナは「発熱+ノドの痛み」がトレンドになっているようです。
コロナかどうかはさておき、「ノドの痛み」は注意が必要で、時には命にかかわる重大な病気が隠れていることが少なくありません。
「ノドの痛み」で耳鼻科を受診すべき理由の全
それでもあなたは耳そうじをしますか?
なんと四国が史上最短で梅雨明けしました!(2022年6月28日現在)ロードバイクに乗る私にはgood newsですが、渇水も心配になるところです。
さて、今回は「耳そうじ」のお話です。私は、「自宅で耳そうじをしないで!」と度々口をすっぱくして言っています。それはなぜでしょうか?そんなおはなしです。
「耳そうじしないと耳アカがたまるでしょ?」や「お風呂上がりに綿棒で…」そんな声をよく聞きます。
マクロライド系抗菌薬(クラリシッド)について
梅雨入りの気配が漂ってきました。(この記事を書いている間に梅雨入りをしてしまいました。)いかがお過ごしでしょうか。
さて、以前の記事で抗菌薬の適正使用のお話をしました。
抗菌薬を最初から必要とされるケースは限られますが、状況によっては使用せざるを得ません。一方で、抗菌薬を使用することに不安を感じる親御さんも少なくないと思います。
そこで、今回は耳鼻咽喉科で長期にわたって使用されることが少なく
抗菌薬の適正使用について
みなさん、こんにちは。2022年4月より、耳鼻科領域における抗菌薬(=抗生物質)の適正使用への指針が強化されることになりました。
そこで、今回は薬剤耐性菌や、抗菌薬以外のクスリについて説明したいと思います。
抗菌薬とは?抗菌薬とは、抗生物質という言葉をより正しく表記した言葉です。菌、すなわち「細菌」に有効な薬剤です。
かのコロナウイルスをはじめとしたウイルス、カビ、寄生虫などには効きません!
花粉症はイス取りゲームー花粉症のおはなしPart.4ー
さあ、いよいよ2022年も花粉症シーズンを本格的に迎えようとしています。これまで、noteでは花粉症対策としての記事を執筆してきました。ここで、改めて花粉症に対する考え方と対策を簡潔にまとめたいと思います。
花粉症について知っておくべきこと1)2歳以上を目途に、何歳でも発症する。
花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の発症年齢は年々低下してきています。
2)自然に治ることは(ほぼ)ない。
新型コロナウイルス流行における当院の診療体制、お願い
新型コロナウイルスが今治市でも多数確認されています。当院では、耳鼻咽喉科の診療の性質上、これまでコロナに関する対応を控えていました。しかし、コロナ患者の増加やインフルエンザ流行の兆しを見せる今冬の状況を踏まえ、今後はコロナウイルスへの対応を行うこととしました。
当院では、待合室や診察室でのコロナウイルス感染拡大を防ぐことを第一に、以下のような対応をさせていただきます。
ご一読ください。
ご理
メニエール病について
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、今日はメニエール病のおはなしです。
大学病院を離れもう4年近く経過しようとしていますが、難聴を患った方を診察する頻度は変わらず「少なくない」ことを実感しています。
また、難聴の原因の1つであるメニエール病を診療する機会は予想よりも多い、という印象です。
そこで今回はメニエール病についてまとめてみました
抗ヒスタミン薬とは?ーアレルギー性鼻炎にまつわるエトセトラ Part.3ー
抗ヒスタミン薬は花粉症などのアレルギー性鼻炎の治療において主役級のクスリです。
「抗」ヒスタミン、という名前の通り「ヒスタミン」という物質に抵抗します。
ヒスタミンとは?ヒスタミンとは、身体がアレルゲンを排除しようとする際に発生してしまう物質です。このヒスタミンが鼻や目の神経に働きかけることで鼻水、くしゃみ、かゆみ…などの様々な症状が出現します。
抗ヒスタミン薬の作用では、抗ヒスタミン薬がどの
鼻が悪いと中耳炎になる?ー親が気になる子どもの病気 Part.2ー
「耳を痛がる」「耳を気にしてよく触っている」…そんな時は中耳炎かもしれません。中耳炎ってなあに?どうして中耳炎になるの?今回はそんなおはなしです。
中耳(ちゅうじ)ってどこ?下の図をご覧ください。耳の穴の奥にある鼓膜(こまく)、さらにその奥を中耳と言います。(図の赤線で区切られた範囲です。)そして、図の中の耳管(じかん)、これが中耳炎にとってのキーになります。
耳管(じかん)ってなあに?耳管は