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あぜぬり完了しました!

昨日に引き続き、あぜ塗りをしました。
昨日は大人6名、子ども10名参加。
今日が大人5名、子ども6名参加。
みんなで力を合わせてあぜ塗りをすることができました。

このあぜ塗で勉強になったのは、ため池の仕組みです。
ため池からひく水が上の1枚の田んぼと
下の2枚の田んぼでは通り道が違っていて、
上の1枚の田んぼの方の水はあるため池から引いてるんだけど、
そのため池の水を毎日出しに行ってくれている地域の人がいて、
一定額をそのため池の利用者から徴収する仕組みになっている。

一方下のため池では軒数が少ないため、決まった人がいないので、
自分で水を出しに行かないといけないんだけど、
地元に住んでいるわけではないので、
村の方立ち合いのもと水を出しに行かないといけない。

他にも
・ため池の水は東播用水といって、上の方からひかれていて、
その水を購入しているらしい。
・下水が流れ込むこともあって、水質はみんなで守らないといけない
・開けたり閉めたりするハンドル操作はなかなか難しく、
慣れていない人が閉めすぎて壊れるようなこともある。
・外来の亀が繁殖している
などため池にまつわる色々なことも教えていただきました。

神戸にももちろんため池はあるけど、
今の田んぼではこの水入れ係が存在しなくて、
というのも田んぼにもよるんだけど、
今使わせていただいている田んぼは池か川からの水が
蛇口をひねると出る仕組みになっていてとても気軽に水が使える。
外部から参加する人にとってはこれはとてもラッキー。

ただ、それも圃場(ほじょう)整備が行われた区画は蛇口があるけれど、
圃場整備が行われていない区画は蛇口がない。
圃場整備が行われない区画は近隣の人が反対したからと聞くが、
私は圃場整備をしていない、昔ながら曲線が美しい田んぼは結構好み。
畑やるなら全く蛇口はいらないかな。
でも、田んぼとなると蛇口がある方が便利だな。
とか、いろいろ考える。

兵庫県は全国で有数のため池のある県。
43245のため池があって、全国1位。
2位が19609の広島県。
3位が14619の香川県。
降水量の少ない瀬戸内海に多いのと、田んぼのある標高や
川から水がとりやすいかどうかなどが
ため池の多い少ないにかかわっているらしい。

こういったため池利用にまつわるいろいろを知ることも
これからの村づくりをする上で考えることの1つです。

あぜ塗にご参加いただいた皆様ありがとうございました。

来週は上の写真の代掻き、実験します。
今日はそのお試しをしましたが、
とりあえず、楽しい♪


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