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ミライの村のカタチを創りませんか?

こんにちは。濱崎仁詩です。
今日は少し熱くて、長い文章になります。
よければ読んでください。
 
 
若い人で農業に興味を持っている人がいると思います。
小さな場所を借りて週末に農作物を育てているのではないかと思います。
 
私も最初同じようなところからスタートしました。
もしかすると土地を見つけるのに苦労する人が多いのかもしれない。
私の場合は比較的スムーズに始めることができました。
 
それでも、突然「◯◯したいから返して」ということがありました。
いろいろな事情で続けたくてもできなくなってしまった
という人は少なくないんじゃないかなと思います。
 
 
少し私の話になります。
米や野菜を作ってきたけども
「農家になりたい」
「農業をしたい」
と思ったことはありませんでした。
むしろ「それは何か少し違うなぁ」と思っていました。
 
もちろん今でも作物を育てているし、草刈りをして、畝を作って
竹林を整備したり、いろいろなことに取り組んでいます。
 
山の中に分け入って自生の木の実やベリー、キノコを取ったり
街中でも意外と果物が成る木があって子供達と取りに行ったり
海に入れる季節には漁師でなくても穫っていいエリアを探して
ワカメを集めたりしていました。
 
職業としての農業ではなくて
もっと自然と接する、自然な生き方がしたいのだと
あるとき気がつきました。
 
たとえば、驚かれることのひとつに
草刈りや土地慣らしをするとき電動機はほとんど使わないということがあります。
妻と鎌を手にしてひたすら草刈りをします。
草刈り機を使えば早いし楽だけども
それだと、そこに生きている虫や生き物とその子たちの生活を
簡単に壊してしまうことになるからです。
 
近所の農家さんからは「?」という目で見られることもあるけど
そんなことをただ自然にやりたくてやってきました。
 
 
ある意味、好きなことを好きなだけしてきたと思います。
ただ普通に過ごしているだけなんですけどね。
 
だけどいろいろなきっかけが重なって、あるとき
「これからは自分個人がやりたいことをするだけではないな」と考えました。
 
どこの村も同じだと思うけど
過疎化や若者がいなくなるということが起こっていて
田畑は腰を痛めたおじいちゃんやおばあちゃんが
なんとかやりくりをしています。
放置するとどうやら罰金がかかるようです。
 
おそらく日本のどこでもそうだと思うけども
おじいちゃんおばあちゃんはみんな気持ちの優しい人ばかりで
なんとかしたいな、やりたい人がいたらやってほしいなと
思っているんじゃないでしょうか。
 
21世紀がどんどん進んでいっても、村も田んぼも残ります。
とても当たり前のことを言っているかもしれないけれど
過疎化が進んでも、世代が変わっても
日本から村が消えることはないわけです。
 
このことに心を痛めている人は
この問題をどう解決したらいいだろう?と
考えて、何か手を打とうとしてくれているんだと思います。
それはとてもありがたいことです。
 
ただ、私は少し別のアプローチで
「ミライの村の形」というものがあっていいと思っていますし
そのためにできることがあるんじゃないかな?と感じています。
問題を解決する方向ではなく
ミライを作るという考え方ができないだろうか?
 
土地にゆとりがあり、山と川と海があって里があることを武器にして
ただゆとりがあるライフスタイルを求めるだけではなくて
パン屋をしながら畑をしたり
山に入って収穫しながら子供達を連れて面倒をみたり
日本ならではの景色に留学生を受け入れてみんなで交流したり
誰も使っていない池でカヌーやSUPをできるようにしたり
そういうことを可能にできる住まいと地域、
つまり「ミライの村の形」を作ることができないだろうか?
そんな村がロールモデルにならないかな?
 
そう、思い、考えて、少しずつ形にし始めています。
 
このままやりたいことや理想のことを書くと
いつまでも書き終わらないのでこのぐらいにしておきます(笑)
 
 
 
これまで自然に接する生き方をしようと
やりたいことをやりたいように、それなりに上手くやってきました。
 
でもこれからは
自分だけがそうであるのではなく
集まる人がそうであるだけでもなく
ただただ心のつながりがあり
仕事の仕方や生活のあり方に多様性がある
ミライの日本の村の形を作っていきます。
 
 
このミライの村づくりを一緒にしたいという方・・・
・農業をしたい、半農や週末農業をしたい
・里山に移住したい
・自然な生き方をしたい
・いくつかの仕事を掛け持ちする生活をしたい
・村を作ることそのものに関心がある
そういう方はぜひ声をかけてください。
 
 
また、私は現場にとても強いと思うのですが
私も妻も情報を発信することは得意ではありません。
一方で「多くの人に知ってもらうこと」も大事だよねと話しています。
 
村に来てもらうばかりが村づくりだとは思っていません。
日本中どこでも、このプロジェクトに参加したい、できる
という方がいましたらぜひお声がけください。
 
 
かなり長く書きましたが、あとひとつだけ。
私も妻も、個々人が持つ可能性や個性が生かされること
それが一番大事だと思います。
そういう話をよくします。
 
村のルールありき、農法ありき、というのは「違う」と思っています。
ルールを守ることができるのは日本人の良いところです。
ただ、それが人の個性を奪ったり、窮屈な生き方を強いるなら
個々人が上手に振る舞えるような決まりごとに変えた方がいいと考えます。
 
これは好き勝手や自己中心的なこととは違います。
どこまでも自然と一緒にあり、自分ではない隣の誰かのことを尊重して
「可能性に向かった協力」ができるミライの村づくりをしたいと思っています。
 
 
 
お読みいただきましてありがとうございました。
 


濵﨑仁詩 プロフィール 「村づくり」「移住者募集!」

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