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「ぼーっとする大会 予選」が今年も大阪・天満場橋で開催されました。10月13日には東京アーク・ヒルズで本戦が開催されます!でも、ぼーっとより、ぼんやりの方が大切ですよ!

こんにちは、AIのセミナー受けて、げんなりしているDJムッチーです。

今年も大阪・天満場橋で「ぼーっとする大会 予選」が開催されました!
この大会、90分間「ぼーっと」できるかを競う大会で、観客の投票による芸術点と脈拍の安定度を競う技術点の合計で優勝者が選ばれるというもの。
面白メイクセンスのない人が、一生懸命にふざけている感を求めている所が気に入ってます。
この大会は2014年に韓国で第1回が開かれ、その後オランダや香港など6の国と地域に広がり、これまで のべ2000人近い人が参加されています。日本では今回が第二回開催で、10月13日には本戦が東京都港区アークヒルズ「アーク・カラヤン広場」で開催されます。
大阪予選通過者は、東京までの交通費をもらって本戦に出場する予定です。

「ぼーっと」してたらダメですよ、「ぼーっと」してる場合やない、なんて言う風に言われてきました。そこで「ぼーっと」はやってはいけないことに、目を付けたところは、面白そうなんですけど、芸術点やら技術点という発想が面白味を消してると思いませんか? 参加して良かったみたいな競技に近づいてて、「おもろない」ことになってしまってるような気がします。
頑張って「ぼーっと」して勝ってどうするの?・・・ってね(笑)

「ぼーっと」としないで「ぼんやり」しましょう

頭が「ぼーっと」するというのは、あんまり健康的なことではないのです。
「ぼーっと」は英語では、Brain Fogと言って頭に霧がかかった状態で、ストレスや睡眠不足、うつ病、不適切な食生活、運動不足、更年期などが原因で引き起こされる、一種の健康障害なんです。
もちろん、この大会がこの意味の「ぼーっと」ではないことはわかっていますが、無理やり「ぼーっと」を継続すると、As Ifの法則のように病態が現れてしまうので注意が必要です。
頭を空にするというのは、ストレスフルな現代には大切ですが、脱力を伴うのが危険なのです。
「ぼーっと」ではなくて、カフェなどで「ぼんやり」過ごすことの方が大切ではないでしょうか? とらわれてしまっている観念を逃れて、いつもよりゆっくり時間が流れる感じの場所で過すのが良いと思います。
僕は、瞑想が一番リラックスします・・・

メンタルストレスの対処法

脳科学者の池谷裕二さんのお話では、メンタルストレスと言うと、数値的に計測不能みたいに思われがちですけれど、実はメンタルヘルスを発生させる化学物質があるのだそうです。実際に嫌なことがあると脳内でこの化学物質が合成されて心身の調子が悪くなるのです。
この化学物質は、人工的に合成することができます。

このことを踏まえて次のような実験をしたそうです。
被験者全員に点滴で、脳内で合成されるメンタルストレスを引き起こす科学物質を体内に送り込みます。それが体内に入ると気鬱になって絶望的な気分になってくる。実験の前に験者にはこういう風に伝えます。「今から全員に気分が悪くなる薬を点滴で打ちます。だんだん気分が悪くなりますが、それについてレポートをしていただきますと、お礼金をお支払いします。」

この被験者集団は2つグループに分けられていて、一方は最後まで点滴を打たれ続けるグループ。もう一方は、点滴装置にオンオフスイッチがついていて、「どうしても嫌になったら自分で止めてもいいですよ」と伝えられるグループ。

実験では、オンオフ装置を誰も使わないという結果がでました。気持ちが悪くなる科学物質をどんどん送り込まれているはずなのに「この不愉快は、自分で止めようと思ったら、止められる。」と思っている人たちには、不愉快が発生しなかった。

つまりこの化学物質が機能しなかったのです。このことから、メンタルヘルスと言うのは、自存的な不快のことではなくて「自分はこの不快な状況をどうすることもできない」と言う無力感・無能感とセットになっているときに、はじめて機能するものだと解明されたのです。

ですからどんな嫌なことがあっても、自分がスイッチをオフにした瞬間にこの嫌な気分がたちまち消えると知っている。つまり自分は自分の状況をきちんとハンドリングできていて、心身の状態をコントロールできているという確信があればメンタルヘルスは発生しないのだそうです。実際にストレスを解決する手段を行使しなくても、そういう手段を持っていると思うだけで、ストレスはネガティブな効果を及ぼすことができなくなるのです。

 何かストレスを感じているようなら、あなただけのオンオフスイッチを作ってみてはいかがでしょう。それが近年流行りの、自分へのご褒美でもいいでしょうし、子供の顔でも、好きな人からの「ハグ」でも、気に入らない奴は「殴る」でも良いのではないでしょうか。(もちろん本当に殴るのではないですよ)

これさえあれば、いつもの自分でいられるようなものです。
ぼーっとしてないで、オンオフスイッチをみつけてくださいね!

 それでは、今日はこの辺で失礼します。

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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。

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