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放置竹林問題は、食べて解決です!日本の孟宗竹で美味しいメンマを作ってしまった人々がいます。この記事を見たラーメン店さんは、ぜひ採用してください!

こんにちは、応急処置でWi-Fiが使えるようになった、DJムッチーです。
放置竹林は、日本各地で問題になっているようですね。竹は根を地面に沿って横に延ばすので、森林の様に根を深く伸ばすことで杭の役割を果たすことができずに、大雨が降ると竹林ごと斜面から崩れてしまう可能性が高いそうです。さらにその繫殖力の高さから広範囲に竹林広がることで、さらに土砂災害が起こる可能性は高まってしまっています。

そもそもなんで放置竹林が増えているのでしょう? 理由は、戦後高収益性の高いタケノコの栽培が盛んになったことや日用品に利用される素材として竹が非常に役立っていたことを理由に1950年代以降、戦後復興で多くの人工竹林が作られ、管理され始めたのです。しかし、高度経済成長期に入ると安い輸入タケノコが増え、日用品としてはプラスチックがメインで使われるようになりました。これにより竹の需要が一気に少なくなり、後継者不足も相まって、間伐などの管理をされず放置されてしまう竹林が増えてしまったのです。竹は繁殖力の旺盛な植物で、1990年代から各地で放置竹林の問題が一気に深刻になってメディアでも取り上げられるようになりました。
農作物を荒らすイノシシなどの害獣の住処にもなってしまっていて、対策が急がれています。

害獣の住処になっている放置竹林

同じ竹ならメンマに出来るかも

そもそもメンマとは、亜熱帯のアジアで育つ「麻竹(マチク)」で作る食品で、ネーミングは、ラーメンの(メン)と麻竹の(マ)を掛け合わせて「麺にのせる麻竹」で「メンマ」と呼ばれるようになったそうです。
麻竹は、99%が輸入品で原産地は、台湾、中国南地方、タイ、ベトナム等の亜熱帯地方です。原産地でも麺のトッピングや炒め物、鍋の具材等に用いられているようです。
最近は日本食ブームで世界中でメンマ食べられる様になり、原料不足から貴重な食材となってきています。

メンマがのってるラーメンは高級感ありますよね

日本の放置竹林に生えているのが、麻竹ならば日本はメンマの大生産国に慣れたのですが、残念ながら日本の放置竹林の竹は孟宗竹(もうそうたけ)でした。
しかし、福岡市糸島の本気でメンマを作っている、メンマしか売っていない会社「タケマン」さんが、全国的に社会問題化している荒廃した放置竹林再生の為にSDGsなメンマ作りに本気で挑戦し、とうとう孟宗竹のメンマを完成させてしまいました。
関西の朝のニュースワイド番組「ZIP すまたん」で紹介され、番組内で試食されたいましたが、食感は強いが、たやすくかみ切れて、おいしいとの高評価がでていました!

孟宗竹のメンマ 「糸島メンマ」

実は、孟宗竹からメンマを作る取り組みは、全国で行われているのですが、ラーメン店と取引されているメンマ専門会社が商品化したのは、初めての事で、これからの世界のラーメン市場で孟宗竹のメンマが活躍する日は遠くないと思われます。
ご興味があれば、お取り寄せができるので、お試しください!

武田恒泰さんが経営する黒帯ラーメンで孟宗竹のメンマが使われたら、全国に浸透するかもしれません・・・武田さんに近い方がいらっしゃましたら、ぜひお勧めくださいね!

それでは、今日はこの辺で失礼します。
話のネタに困ったら使ってくださいね。

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第三回トークイベントは、土曜のお昼に開催しようかと
考えています・・・詳しい日程が決まりましたら発表しますね  

じゃあまたこの次
DJムッチーでした。

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