「唐揚げ店」の倒産が過去最多だそうです。去年予想した通り、唐揚げもタピオカや高級食パンと同じ末路を歩みそうです。流行りを追うのは、お金を追ってるだけだから成功しませんよ!
こんにちは、DJムッチーです。
去年の9月22日の記事で、唐揚げ専門店を取り上げました。
というのも、たまに食事に行く隣町に去年急に4軒の唐揚げ専門店が開店したからなんです。
調べてみると、唐揚げ専門店は、ほかの飲食店に比べて小規模な敷地面積で、低コストに出店できるという理由だったようですが、いくら低コストでも少しは考えて行動してほしいものだと思います。
案の定、去年開店した4軒の内3軒は閉店してしまいました。
流行りを追ってというか、お金を追いかけて売れる事なら何でもするという精神だったのでしょうが、そういうお店は必ずその精神が商品に現れます。そんな店の客になるのは誰でも嫌ですから、アラが見えたらお客さんはすぐ引いてしまいます。
なにより、拝金精神の割には行動が遅いですよね・・
おそらく残った1軒は、「おいしい唐揚げをお客様にお届けしたい」とだけお考えなのでしょう。。。
残った1軒にも、おそらく円安による材料の値上げが迫っていて、大変だと思います。
(以前の記事も是非読んでください・・鶏肉の知識がつきますよ😊)
過去最多27件の「唐揚げ店」が倒産
帝国データバンクの調査によると、2022年には前年比で40%も増えた唐揚げ店が、2023年は倒産がかつてないペースで急増したそうです。
持ち帰りを中心とした「唐揚げ店」経営業者の倒産は、2023年に27件発生し、前年の9倍に達しました。これまで最多だった2021年の6件を大幅に上回って過去最多を更新です。
倒産した唐揚げ店は、オリジナルブランドの唐揚げ店のほか、大手唐揚げチェーンのFC店、本業以外のサブビジネスとして唐揚げ事業に参入した事業者など様々でした。ただ、倒産した事業者の多くが1~2店舗を展開する小規模な経営業者で、水面下の閉店や廃業などを含めれば、もっと多くの唐揚げ店が市場から退出したと見て良いと思います。
倒産急増の原因は「飽き」と過当競争
去年の9月の記事でも触れましたが、2023年4月の段階で東京・神奈川・埼玉、のいわゆる都市圏で店舗の減少が見られていて、東京だけで86店舗減少していました。
わざわざ買いに行くだけの特徴や価値もなく、横並びに近い店舗が粗製乱造したのでは、生活者は飽きてしまうのは当然のことです。
タピオカと同様に、地域の人が客として一巡すると売り上げは下降線をたどるのは当然のことなんですが、なんで気が付かないのでしょうね?
(普通の人は気づかないのでしょうか?・・・(笑))
もちろん、コロナ禍の巣ごもり需要も下火になったことや、昨今の物価高で生活者の節約志向が強まり、専門店より割安な競合製品に顧客が流れたことも追い打ちをかけたのでしょうが、大きな要因ではないと思います。
生活者に対してどんな立場で何を担うかを明確にせずにいかなる商売も成功しません。マーケティングの基礎の基礎、ブランドの構築です。
他人のブランドはどこまで行っても他人のものですからね・・・・
ブランディングを仕事にしてると言う人がたまにいますが、そんなこと事業を行う本人にしかできないことなんですけどね・・・??
もしできるとしたら事業の責任をとる必要がありますからね・・・
流行りを追って人を追ってるだけに見えてしまいます。気が合うでしょうね
「流行りを追うな」とは、経営の神様達が等しく口にする言葉です。
フランチャイズ募集の時点で、かなり手あかのついたビジネスモデルであることを、知っておく必要がありますね。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
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じゃあまたこの次
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