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今月のオススメ新入荷的なリスト。
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coldmountainstudy 4月の本箱。

coldmountainstudy 4月の本箱。

油断してたら5月になってしまいました。4月の本箱がまだですね。

予想以上?に冊数買ってしまった4月のピックアップです。

教授が本好きであったことは知っていたのですが、代表曲くらいしか知らない教授のいろいろな面を知れるかな・・・と手に取ってみました。
本好きの皆さんは、その人の読書歴が脳内を語ることをもうよくご存じですよね。
いつかお邪魔したmountain bookcaseさんでの1冊です。

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coldmountainstudy 3月の本箱。

coldmountainstudy 3月の本箱。

最近、興味の幅の広がり・・・とはいえ本を入れすぎ。

いや入れすぎはないのですが、あまりに吟味する姿勢に欠けていたかな・・・と。

実物を見る確認作業の重要性を改めて感じつつ、今月の9冊です。

まさに書店で実物をパラパラできたから選べた一冊です。

”ソクラテス的”ではワケがわかりませんがその考え方が自分にとって興味深いことはわかりました。読むのが愉しみ・・・機を熟させて読みたい一冊。

最近多

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coldmountainstudy 2月の本箱。

coldmountainstudy 2月の本箱。

去年の2月のピックアップも見比べたりしながらこれを書いているのですが・・・もう厳冬期は本を買いすぎるものだ、と開きなおりつつコトを進めていこうと思います。

イベントとかにも出かけましたしね。そこでの仕入れ、インスパイアも多いです。

さっそく2月の諏訪でのイベントの際の収穫品です。取扱店舗は能登に集中していて縁がなければ手にすることはできなかったであろう本。ジツは相棒といつかは行ってみたい宿とし

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coldmountainstudy 1月の本箱。

coldmountainstudy 1月の本箱。

今年も毎月のピックアップを書いていこうと思います。

何故か毎年1月は”いつにない”感じの本が多い。年が変わって今年こそ苦手分野を・・・の思いが強いのかビジネスやら民主主義、資本主義なんて普段あまり自分にはない言葉が並びます。

これは本屋的には外せない一冊ですね。迷いなく。
順番飛ばして早く読むことになるでしょう。

久々のオースター。読みたかった2冊の合本、しかも文庫化。ありがたいありがたい。

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coldmountainstudy~ピックアップ2023.12.

coldmountainstudy~ピックアップ2023.12.

今月は1年のシメとして、前から気になっていた本を数冊。プラス新たに発見した本・・・で9冊ですね。

5年前のポルトガル行きをきっかけに知り合ったペソア。本人の作品ももちろん良いのですがこれは初めて読む”他の眼”から見た評伝。

これを今年最後の1冊にしようと。そうそう、昨年は沢木耕太郎の大作、一昨年は矢口高雄の評伝が”年最後の・・・”でした。

歩くことをテーマに編まれた1冊の詩集にもとれる美しい

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coldmountainstudy~ピックアップ2023.11.

coldmountainstudy~ピックアップ2023.11.

久々に冊数落ち着きましたね。以前からの・・・を来月に回した影響もある。

でも内容はいいです。とても。

これはもうね、川釣りを愛するものとしては必読。特に地元漁協にモヤっとくるものを感じてる人は。
座談会ですからね。とっつきやすくもあります。

今日まさに、北海道の異常気象に因する玉ねぎの価格高騰・・・なんてニューズが流れていました。(ウチは豊作だったので大丈夫そう。)

普通こういう危機感いた

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coldmountainstudy~ピックアップ2023.10.

coldmountainstudy~ピックアップ2023.10.

冊数多め、と書いた先月よりも冊数増えてしまいました。

これは本に関するお出かけが多かったこと(イベント含む)、体調不良(自分・家族等含め)で本の回転が比較的早かったこと・・・などいくつか理由が考えられますが、一方で理由なんてないですね。面白い本に多く巡り合った。それだけ。

ではいきましょう。

全く買う気のなかった本。本屋で偶然目に入り、パラパラやってそのまま購入。明らかにいいニオイがしました

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coldmountainstudy~ピックアップ2023.9.

coldmountainstudy~ピックアップ2023.9.

9月はブックイベント出店も多めだったので、”一期一会”しまくった結果冊数やや多めです。

同じ飲食のアンソロジーでもちくま文庫のそれとは大分感じが違うのがわかりますね。
これを書いている今もジツは、昼酒中です。

県内の優秀な書店店主さんが推していて、気になったので購入。
パラパラやりましたがああ、そういうことか!と。
本屋的に読み込みたい一冊ですね。

自分が生まれた年・・・と言ってしまえばそれ

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coldmountainstudy~ピックアップ2023.8.

coldmountainstudy~ピックアップ2023.8.

新刊少なめ・・・イコール気になってた過去作多めの8月です。

本好きの人の読書日記、それだけで面白いですよね。

これまた大定番、内田洋子さんのイタリア・エッセイ。
どうでもいいけどヨーロッパへの航空券、高いですね。いろいろ要因はあるようですが。
今はその時でないのかなぁ。またポルトガル~スペイン、行きたいのだけれど。

ミシマ社代表・三島邦弘さんの運営日記ですね。これも本屋として面白くないわけが

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旅本!

旅本!

いや、夏ですね。

夏の解放感、しかも例の疫病から解放された初の夏。

noteなんて眺めてても海外への旅行記とか、また増えてきましたね。

羨ましい。ウズウズしますね。

しかし。

よく見ると。考えると。

燃料代が高い。

航空券なんかも「多少高くても行きたいんだろ?ん?」みたいな強気の価格設定が見られる。これはダマされてはいけない。

冷静に考えてまだ旅に出るタイミングではないのかも。(特

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coldmountainstudy~ピックアップ2023.6&7.

coldmountainstudy~ピックアップ2023.6&7.

最初からめぼしい新刊が少ないな・・・というのと、別の方面に経費が必要だったのと、で控えめな2か月になる予定だったのですが。

結局リアクションで手にした本が中心になりました。

では文庫から。

村瀬さんは元々野球を書く人って印象。

個人的に特別チェーン店が好きってわけではないのですが(長野で暮らすようになってから更にいかなくなったり)なんとなく「わかるわかる」で読んじゃうんですよね。このシリー

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coldmountainstudy~ピックアップ2023.5.

coldmountainstudy~ピックアップ2023.5.

今月はいろんなリアル書店に行く機会が数回ありましたので、ほぼ全て実際本を手にして中身を確認しての補強になります。

正直知らない書き手さんでしたし、版元と解説が好きでないので普通なら選ばないかも。しかし書店での待ち時間でパラパラやっているとどことなく気になる。特に文庫版の増補部分。それで普段読まない感じの本もたまには・・・と手に取ってみました。

前から気になっていた食エッセイ。大好物のジャンルで

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coldmountainstudy~ピックアップ2023.4.

coldmountainstudy~ピックアップ2023.4.

今月は気になった新刊は少なめ。

偶然出逢った過去作ほかを交えてピックアップです。

岸見一郎先生の人生相談形式の一冊。こういう形だと読みやすいし、すんなり入ってくることがある。読んでいて疲れませんね。

執筆陣から「kotoba」あたりの特集をまとめたものでしょうか?未読なことは確か、好きな書き手ばかりなので迷わず選びました。

食文化を書くのがとても上手な阿古真理さん。今回は少し軽めの県民性エ

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coldmountainstudy~ピックアップ2023.3.

coldmountainstudy~ピックアップ2023.3.

今月は他の出費もあり、文庫・新書中心に買い控える予定でしたが・・・旅先での出逢いなどもあり結局いろいろと。

旅先。ああ旅先での出逢い。

こればかりはやめられないでしょうね。反省しません。

ということで早速。

個人的に肉が好き・・・というだけなんですけど、日本で食肉を書くって本当に難しいんですよ。
店頭に並べていても圧倒的人気の平松作品、どのように書くか?

あ、写真に写っていなかった。

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