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お茶の木を刈るひとになる

お茶の木を刈る

お茶の木を刈る手伝いをしてきました。

お茶の木は列が綺麗なイメージがありますが、それは機械が導入されたから。
昔はひとつひとつの茶の木が、独立していたそうです。

いま、耕作放棄された茶の木を見かけます。
耕作をやめたお茶畑は、枝が伸び放題です。
管理をしなくなったお茶畑は、管理されていない茶園はとても悲しい姿になります。
それは、耕作放棄された田圃、棚田と同じように。

今回体験したお茶の木を刈る作業には、目的に応じて、いろいろな機械が活躍していました。
発動機の振動が手に伝わり、作業後には手に力が入りにくい状況になりました。

茶の木の通路を刈る機械
茶の木の上側を刈る機械

慣れてないからかもしれませんが、こういうことは実際にやってみないとわからないことです。
それから、例えば真っすぐに刈る、高さを同じよう刈るなど、作業することの難しさも感じました。

わたしに出来ることはあるのか

綺麗に刈られた茶畑は整然として美しい。
でも高齢化や様々な理由で、耕作が放棄された茶畑をたくさん見ます。
この茶畑をどうにか出来ないのかな、なんて漠然と思っているところです。

それは、お茶やお茶畑と関わり合いを持つためのオーナー制度であったり、お茶の高付加価値化であったり。
新たにお茶を育てるわけではなく、今あるお茶畑に新たな命を吹き込む。
きっと全国で、いろいろなことを考えているひとがいるに違いないと検索したら、いっぱい出てきました。
以下、いくつかご紹介です。

〇茶葉をブランド化して、活性化を図る。

〇自然農法で育て、種、花も有効活用する。農福連携もしている。

〇茶畑の1坪からのオーナー制度で茶畑を再生する。

〇お茶の実の油に着目する。

わたしと同じような発想のひとが多くいるなという感想。
そして、お茶、お茶の木の持つポテンシャルを再認識したところです。

お茶について、いろいろ考えていきたいですね。
そして親しんでいきたいですね。

最後に、お茶に含まれる成分で、期待できることを紹介したのサイトをご紹介です。

体験を通して興味を持つ。
他人事から自分事へ。
まずは体験してもらうこともひとつの方法なのかもしれません。
いろいろ考えていきたいですね。
美しい風景を未来に残すためにも。

残すためにはお金もかかるし、刈るためにはひとが動かなくてはならないです。

お茶の取り引き価格は下がる一方だそうです。
その中で何が出来るのか。
お茶の持つポテンシャルを信じて。

では。

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